ウクライナ危機|女性難民へ、健康と権利が守られる支援を届けたい

ウクライナ危機|女性難民へ、健康と権利が守られる支援を届けたい

支援総額

470,000

目標金額 1,000,000円

支援者
41人
募集終了日
2022年8月31日

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プロジェクト本文

今、ウクライナ女性に起こっていること

 

国外に逃れたウクライナ人女性は、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の危機に立たされています。

 

18~60歳のウクライナ人男性は国内にとどまり、国境を越えて隣国のルーマニアやポーランド、ハンガリー、スロバキア、モルドバに避難した人の大半は女性または子どもたちです。

 

 

国外で惨事が発生したときに効率的に対応するため、イギリスの15の慈善団体が組織する「Disasters Emergency Committee」は、「住む場所を失った女性や少女たちは、虐待や性的・身体的な暴力を受けるより大きな危険にさらされることになる*1」と警告しています。

 

また、国境を越えてきたこれらの女性たちは、凍えるような寒さのなかで何時間も待たされ、避難所に入ることや、トイレを使うことができないケースも発生しています。

 

避難した女性の中には、当然妊娠中の方もいます。UNFPA(国連人口基金)では、今後3カ月の間に出産予定の女性は、およそ8万人*2。そして、これらの女性たちの多くは、必要な医療が受けられない可能性が高いと懸念しています。

 

 

*1:https://www.dec.org.uk/press-release/international-womens-day-dec-aid-agencies-warn-of-crucial-need-to-protect-women-and

*2:https://www.unfpa.org/ukraine-war



いただいたご支援はUNFPAへ寄付をし、女性への支援に活用させていただきます

 

集まった支援金を当団体の国際本部である非営利公益法人国際キフ機構(KIF Global)を通じて、UNFPA本部(国連人口基金)のリプロダクティブ・ヘルス支援に寄付をします。 

 

UNFPAは、ウクライナの現地パートナー団体と協力し、避難先の国にいるウクライナ女性難民のリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)を改善できるように支援し、また女性の権利の保護に関する支援を届けています。

 

●目標金額:100万円

●資金使途:

本プロジェクトにご支援頂いた支援金に関しては、当団体の国際本部である非営利公益法人国際キフ機構(KIF Global)を通じて、UNFPA本部(国連人口基金)へ寄付をし、リプロダクティブ・ヘルス支援をおこなう資金として活用させていただきます。

 

●UNFPAが行っている具体的な活動内容例

・約30箇所の避難所、危機管理室、日常のケアへのサポート
・訓練を受けた心理学者とソーシャルワーカーから構成されるモバイル心理社会的健康チームの配備
・女性の衛生をサポートするために、生理用ナプキンやその他の必須アイテムを備えたキットの提供

 

●今回のクラウドファンディングで集まった支援金の流れ

 

※返礼品の物品はご用意せず、皆様のお気持ちをできる限り支援活動に活用していきたいと考えております。

※支援活動内容については、現地の状況を調査・把握し、集まった資金に応じた具体的な使用項目については、責任を持ってこのページまたは新着情報を通じて報告いたします。

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。

※国際キフ機構、UNFPAからは寄贈を行うことおよび名称、ロゴ掲載の許諾を取得しております。



UNFPAの支援活動内容

 

ロシアがウクライナに侵攻してから約2か月後、戦争は恐ろしい苦しみ、破壊、国外への避難を引き起こし続け、女性と少女に不釣り合いな犠牲を強いています。1,200万人を超える避難民の大多数を女性と子どもが占めています。

 

UNFPAの事務局長であるナタリア・カネム氏は以下のように述べています。

ウクライナでの戦争の影響を受けた女性と少女は、健康と安全に対して継続的な脅威に直面しており、彼女らを優先的に支援する必要があります。

 

紛争中だからといって、妊娠や出産を止めることはできません。ウクライナでは、救命医療サービスへのアクセスが文字通り攻撃されています。保健および社会福祉施設が爆撃され砲撃され、レイプやその他の形態のジェンダーに基づく暴力の報告が増加しているため、UNFPAは女性と少女の明確なニーズを満たすことに焦点を当てています。

ウクライナで急増する人道的支援への必要性に対応するために、国連の性的および生殖的健康機関であるUNFPAは、命を救う性的および生殖的健康サービス、ならびに身体的および性的暴力の生存者のための保護と支援の調整・強化を行っています。

 

 

4月19日時点のUNFPAからの報告によると、約13,000kgを超える生殖医療用品が、ドニプロ、ハリコフ、キーウ、ザポリージャの7つの病院に届けられました。さらに27トンの重要な生殖医療用品、医薬品、機器がウクライナに到着し、150万人のニーズを満たすために、戦争で荒廃したチェルニーヒウ、スミー、ヘルソン、ムィコラーイウ、その他4つの都市の産科病院に配布されます。

 

 

さらに41メートルトンの生殖医療用品が4月と5月の後半に到着する予定です。 UNFPAはまた、女性の衛生をサポートするために、生理用ナプキンやその他の必須アイテムを備えたキットを配布しています。

 

 

しかし、それでも人道的支援の必要性は収まることはなく、高まっています。

 

女性が暴力の脅威の対象となり、レイプや人権侵害の報告が増える中、UNFPAは、避難民の女性と暴力の被害者のために30の避難所、危機管理室、日常のケアセンターを支援しています。心理社会的モバイルチームは、今後2週間でウクライナ全土の12の地域に派遣されます。

 

心理学者とソーシャルワーカーが配置されたUNFPAが支援するチームは、トラウマや暴力を経験している女性に心理社会的支援を提供します。

 

UNFPAウクライナ代表のハイメ・ナダル・ロイグ氏は、下記のように述べています。

ここウクライナでは、支援の必要性が更に高まっています。私たちは政府や他のパートナーと緊密に協力して、女性と女児に救命サービスを提供していますが、さらに多くのことを行う必要があります。ジェンダーに基づく暴力の生存者を含む、より多くの人々に手を差し伸べる必要があります。

UNFPAは、ウクライナと近隣諸国の女性や少女、高齢者、障害者などの脆弱な人々への支援を満たすために6,560万ドルが必要と述べています。

 

※本段落の出典元:

https://www.unfpa.org/press/women-and-girls-ukraine-and-neighboring-countries-require-urgent-support



キフジャパン、国際キフ機構、UNFPA(国連人口基金)について


●特定非営利活動法人キフジャパン

特定非営利活動法人キフジャパンは国際キフ機構とグローバルパートナーを提携した、豊かで持続可能な地球社会を実現するために、国際社会の課題に対して主に民間レベルで解決に向け貢献する団体です。

 

2011年に発足し、過去10年以上にわたり、さまざまな国のさまざまな災害に対する緊急救援支援を行い、支援活動を通じて集まった何百もの救援物資を災害や紛争の影響を受けた多くの方々に支援してきました。2022年に特定非営利活動法人として認定されました。

 

●非営利公益法人国際キフ機構(KIF Global)

国際キフ機構(KIF Global)2008年に、ロサンゼルスで設立されました。現在8カ国の加盟組織の拠点を中心に各国で活動する国際NGO組織です。

 

 

●UNFPA(国連人口基金) 

UNFPA(国連人口基金)は、それぞれの国がリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)や女性の権利の保護を改善できるように支援しています。国連総会の補助機関で、執行理事会は国連開発計画と同等となります。本部はニューヨークにあり、世界の132カ所に事務所を持ち、155の国や地域の開発優先事業を支援しています。

 


UNFPAからの公式ステートメント

 

UNFPAより今回の活動に賛同をいただきました。パートナーとして掲載許可をいただきましたので、ここに掲載いたします。

 

ウクライナの女性と女児に関するUNFPA事務局長ナタリア・カネム博士の声明

 

性と生殖に関する保健機関であるUNFPAは、ウクライナにおける紛争の激化を深く憂慮しています。UNFPAは数十年にわたりウクライナのパートナーと協力し、最も支援が届きにくい人々のためにリプロダクティブ・ヘルスと保護サービスへのアクセスを拡大してきました。私たちは、ウクライナ全土で支援を必要としている人々に、命を救うプログラムの提供を継続し、その規模を拡大していきます。

 

私たちの優先事項は、紛争の影響を受けた女性と女児の健康、権利、尊厳が、安全に出産し、暴力から解放されて生きる権利を含めて、確実に守られるようにすることです。私たちのスタッフは、ジェンダーに基づく暴力の生存者に対する包括的支援を含め、性と生殖に関する保健医療が確実に持続するよう、不可欠な医薬品、物資、サービスを届ける準備を整えています。この8年間、数百万人の女性と少女が東ウクライナ紛争の陰で暮らし、彼らの福祉に破壊的な損害を与え、暴力や虐待にさらにさらされてきました。

 

UNFPAは、事務総長の即時停戦の訴えを支持し、すべての当事者に対し、女性と女児を含むすべての人々の人権と尊厳を守る国際的義務を尊重するよう呼びかけます。また、すべての当事者に対し、保健施設を含む必要不可欠なインフラへの攻撃を控え、すべての人道支援者がサービスを必要とする人々に支援と援助を届けるために妨げられることなくアクセスできるようにすることを呼びかけます。

 

https://www.unfpa.org/press/statement-unfpa-executive-director-dr-natalia-kanem-women-and-girls-ukraine

 

ウクライナの医療への攻撃を停止せよ

 

「本日、私たちはウクライナの医療に対するすべての攻撃を直ちに停止するよう求めます。これらの恐ろしい攻撃は、患者や医療従事者を殺害し、重傷を負わせ、重要な医療インフラを破壊し、壊滅的なニーズにもかかわらず、数千人が医療サービスの利用を見送らざるを得なくなっています。

 

「赤ちゃん、子ども、妊婦、すでに病気や疾病に苦しんでいる人々、命を救うために自らの命を危険にさらしている医療従事者など、最も弱い立場の人々を攻撃することは、非良心的な残酷行為です」ウクライナでは、戦争開始以来、31件の医療への攻撃がWHOの医療への攻撃に関する監視システム(SSA)経由で記録されています。

 

この報告書によると、24の事件で医療施設が損傷または破壊され、5つの事件で救急車が損傷または破壊された。これらの攻撃により、少なくとも12人が死亡、34人が負傷し、必要不可欠な保健サービスへのアクセスと利用可能性に影響が出ました。WHOは、ヘルスケアの保護を求める声にもかかわらず攻撃が続いているため、さらなる報告を確認しています。 「医療機関や医療従事者に対する攻撃は、人々が必要不可欠な保健サービスを利用する能力に直接影響を及ぼします - 特に女性、子ども、その他の脆弱なグループに。例えば、戦争が始まって以来、ウクライナでは4,300人以上の出産があり、今後3ヶ月で8万人のウクライナ人女性が出産すると予想されています。ウクライナの医療システムは明らかに大きな負担を受けており、その崩壊は大惨事となるでしょう。人道的パートナーと医療従事者は、COVID-19やポリオの予防接種、ウクライナの一般市民や近隣諸国へ渡る難民への救命薬の供給など、必要不可欠な医療サービスの提供を安全に維持・強化できなければなりません。国境を越える際に、子どもや妊婦のための迅速なケアや紹介プロセスなど、保健サービスを体系的に利用できるようにする必要があります。

 

「人道支援団体が安全かつ障害なくアクセスし、困っているすべての市民に手を差し伸べることが重要です。ユニセフ、UNFPA、WHOはパートナーと協力し、救命サービスや緊急の健康ニーズに対応するための支援の規模を拡大しています。産科や新生児ケアに必要なものを含む緊急医療物資を、保健所や仮設施設、地下シェルターなどに安全に届けられるようにしなければなりません。 また、ヘルスケアとサービスは、あらゆる暴力や妨害行為から守られなければなりません。現在進行中のCOVID-19の大流行が、すでに保健システムや医療従事者に多大な負担をかけている中、こうした攻撃は民間人にさらに大きな被害を与える可能性を持っています。医療従事者のためにも、彼らが提供する救命サービスへのアクセスを必要とするウクライナのすべての人々のためにも、すべての医療機関やその他の民間インフラへの攻撃を停止すべきです。」

 

最後に、我々は、必要な人々が人道支援を受けられるよう、アクセスを妨げないことを含む即時停戦を要求する。ウクライナの戦争を終わらせる平和的解決は可能です。

 

署名

ユニセフ キャサリン・ラッセル

エグゼクティブ・ディレクター ナタリア・カネム博士

事務局長 テドロス・アダノム・ゲブレイエスス博士 

https://www.unfpa.org/press/stop-attacks-health-care-ukraine



プロジェクトに関するご留意事項

 

●ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

●銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

 

●ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
キフジャパン(浅井翔)
プロジェクト実施完了日:
2022年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まった支援金を当団体の国際本部である非営利公益法人国際キフ機構(KIF Global)を通じて、UNFPA本部(国連人口基金)のリプロダクティブ・ヘルス支援に寄付をします。

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リターン

1,000+システム利用料


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【学生限定】1,000円コース

・御礼のメール
・HPへのお名前掲載(希望制)
※本コースへのご支援は学生の皆様のみとさせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

5,000+システム利用料


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5,000円コース

・御礼のメール
・HPへのお名前掲載(希望制)

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

10,000+システム利用料


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10,000円コース

・御礼のメール
・HPへのお名前掲載(希望制)

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

30,000+システム利用料


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30,000円コース

・御礼のメール
・HPへのお名前掲載(希望制)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

50,000+システム利用料


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50,000円コース

・御礼メール
・HPへのお名前掲載(希望制)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

100,000+システム利用料


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100,000円コース

・御礼のメール
・HPへのお名前掲載(希望制)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

プロフィール

特定非営利活動法人キフジャパンは国際キフ機構とグローバルパートナーを提携した、豊かで持続可能な地球社会を実現するために、国際社会の課題に対して主に民間レベルで解決に向け貢献する団体です。 2011年に発足し、過去10年以上にわたり、さまざまな国のさまざまな災害に対する緊急救援支援を行い、支援活動を通じて集まった何百もの救援物資を災害や紛争の影響を受けた多くの方々に支援してきました。

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