旧別府鉄道「キハ2」第2弾クラウドファンディング・7月末まで

2018年7月31日まで、「キハ２」窓枠修復のクラウドファンディング実施中のお知らせです。

 

１週間を残して、現在達成率が50%を越えたところです。

 

キハ183-0系のクラウドファンディングと同じく、「All or nothing形式」ですので、100％に到達しない場合はこのプロジェクトが中止になってしまうものです。

 

さて、この「別府鉄道」は「べっぷ」ではなく「べふ」と読みます。

兵庫県の国鉄高砂線へ接続をしていた鉄道です。

 

今回の「キハ２号」という1931年(昭和6年)製造の機械式気動車は、1984年(昭和59年)2月に全線廃止されるまで活躍しており、残り少ないバケットカーとして注目されていました。（鉄道ホビダス「消えた車輌写真館・別府鉄道 キハ２（二代目）」）

 

廃止後は、円長寺駅跡付近の公園に保存されていましたが、長年の風雨によって荒廃が著しく、昨年6月までの前回クラウドファンディング「日本最古級の機械式気動車 旧別府鉄道車両キハ２号を永久保存へ!」によって、屋根や車体の防水・防錆など、一定の修復活動はなされたものの、窓枠・木造部分は着手するまでは資金が不足していました。

 

先日この地域を襲った集中豪雨では、「キハ２号」が保存されている兵庫県加古川市も、増水した加古川が一時、氾濫危険水位に達し、一部地域では床下浸水などがありましたが、保存場所は幸いも大きな被害を免れました。

 

今後の対策として、朽ち果てた木造の窓枠を全て、防蝕性の高い素材で新しいものに作り直すための、第２弾クラウドファンディングが行われています。

 

プロジェクトページ「【第二弾】旧別府鉄道車両キハ２号。雨漏りを防ぐため窓枠修復へ」は、<https://readyfor.jp/projects/befu-kiha2madowaku>となります。

 

 

こちらの取り組みにもご関心を持っていただきたく、お知らせ申し上げます。