ミャンマーに渡ったキハ183-1 をご存知ですか?

 「保存予定がないスラントノーズ型のキハ183を国鉄特急色で残したい」というプロジェクトに、1月1日からスタートして、1月20日時点で318人・417万円もの応援をいただいています。

 「どうして、こんなに短い期間にこれほどの支援を集めているんでしょうか?」という質問をいただきます。理由にはいろいろ考えられますが、そのひとつとして、2010年の冬にミャンマーに渡った量産型のトップナンバー「キハ183-1」の存在があるのではないかと思っています。

ミャンマー回送キハ183
海外譲渡のため回送されるキハ183

 

 実はこの車両、4両編成で国鉄特急色のリバイバルカラーに塗り戻されて臨時列車などで活躍し、人気の車両でした。引退後はきっとどこかに保存されるのではないかという期待もむなしく、他の車両とともに函館から船積みされて海外譲渡されてしまいました。実にあっけなく歴史的な北海道の車両が消えてしまった衝撃が走りました。

 渡った先はミャンマー。しかし、現地では橋が低くてくぐれないなどの理由から、ほとんど活躍の機会がないまま野ざらしになって、多くの失望の声を耳にしました。

 やはり、北海道の鉄道の誇りであるこの特急車両は、自分たちの力で守ろうとしなければ、本当に失われてします。このことを多くの鉄道愛好家に気付かせてくれたのが、この「キハ183-1」だったのではないかと思います。

 今回、クラウドファンディングで保存を予定している車両は、キハ183-213、214、220のうち、最大2両です。エンジンを載せ替えるなど改造を施されてはいますが、車体はほぼ登場当時のものです。苦い思いを繰り返さないためにも、この姿を自分たちの力を合わせて保存しよう。そういう声を少しずつ拡げて、着実に実現が近づいています。

 スラントノーズ型キハ183の引退興行は、3月25日の特急「旭山動物園号」のラストランの予定。そして、最後のキハ183保存プロジェクトのラストチャンスは3月30日まで。少しでも良い状態で保存するために、そして、「キハ183-1」が纏っていた「国鉄特急色」を復元するために、ひとりでも多くの方からの応援をよろしくお願いします。

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