麻痺のある子のトリミング

【プードルのコアちゃん】

コアちゃんは、不慮の事故で身体に麻痺が残ってしまいました。KIKIがオープンしたときから

トリミングに来てくれています。

⇧介護クッションで身体をおこしてます。

 

お顔はなんとか自力で持ち上げることができるのと、前肢は少しだけパタパタと動かすことができますが可動域はとても狭いです。

 

後肢は動かないので、自力で歩いたりすることはできません。

 

けど他のわんちゃんと同じように

嬉しいときはおめめをキラキラさせ、

ご飯もしっかり食べます。

 

トリミングのお迎えの時間

病院に飼い主さんの車が駐車場に入ると

エンジン音で「ママの車だ！！！✨」と

気付いて「わんわん！！」と元気に知らせてくれます🤭

 

ご飯は飼い主さんの介助がないと食べれないですが、ウンチおしっこは自力排泄できます。

 

オムツの中にウンチおしっこをするので

飼い主さんがケアをしやすいように

下半身と後ろ脚の半分はツルツルに

毛を刈っています。

 

 

コアちゃんのような子は、寝たきりの状態でのシャンプーとカットになるので、通常のトリミングサロンにはなかなか通えません。

 

ですが、他の子たちと同じ様に毛は伸びますし、寝たきりのため他の子よりケアの頻度は高くなります。

 

高齢の子もそうですが、

事故で身体に麻痺が残ってしまった子にも

トリミングは必要不可欠。

 

行けるサロンがなく悩まれてる飼い主さんも

多くいます。

 

KIKIは動物病院の中にあること

そして愛玩動物看護師である私が施術するので、そういう子たちが安心して通って頂けるかと思います。

⇧シャンプー中のコアちゃん

 

初回は不安や悩みを抱えてくる飼い主さん。

飼い主さんのお話をたくさん聞かせて頂いて、この子にはどんな注意が必要かなど

私の施術プランを考える参考にさせて頂いてます。

 

動物の介護施設や介護サービスなどは、少しずつ増えてはきましたが、まだまだ少ない。

 

そして知らない飼い主さんもたくさんいます。

 

『こういうトリミングサロンがあるんだよ！』

ということをKIKIがこれからも発信していこうと思います。

トリミングが終わってにこにこ笑顔のコアちゃん。

 

KIKIのクラウドファンディングに

ご協力いただければ嬉しいです☺️