仮想通貨奉納祭、無事に盛況で終了しました!
この度は、「キャッシュレス時代の新しい奇祭、『仮想通貨奉納祭』爆誕₿」にご支援&応援をいただき、誠にありがとうございました。
2019年11月9日、11月10日に中野区・川島商店街で開催した「仮想通貨奉納祭」は両日とも無事に事故なく、大盛況で終えることができました。
白昼夢のような風景が広がり、商店街全体が謎のエネルギーに包まれる光景を目の当たりにできたことは、一生の宝物です。
今回、多くの分野のクリエイターの皆様や企業の皆様、商店街の方々、スタッフの皆様、お客様と協業しつつ大きなうねりをつくりあげることができたことは、ひとりのアーティストとして本当に得難い体験となりました。
ご支援、ご協力いただいた皆様に、本当に感謝いたしております。

奇祭のメインとなる、仮想通貨の着金に反応するサーバー神輿も、テクニカルディレクターの渡井大己さん、稲垣淳さん、川島拓郎さんたちの渾身の実装により完成。
実は奇祭の直前まで完成形が見えずハラハラしていましたが、無事に当日は立派なお姿が会場に登場しました。

予想以上の重量物になり、成人男性8名でようやく持ち上げられるという代物に。
ご支援者チャットグループにて、「株式会社わたしは」社長・竹之内大輔さんの発案によりかけ声「ぺいや」が爆誕し、「ペイや!ペイや!」というかけ声でサーバー神輿が商店街を行脚しました。

1日目は「ニコス・オーケストラボ」の皆様による祭り囃子や「通電の儀」が商店街のど真ん中で決行。通りゃんせという日本的な音楽を奏でているにも関わらず、バリ島の儀式のような、不思議な熱狂が渦巻いていました。
なおクラウドファンディング・神輿を担ぐ「制作フルコミット」リターンを選択ただいた皆様とは色々とディープにコラボレーションが発生しまして、
当日は発酵デザイナー・小倉ヒラクさんによる「奇酒の奉納」コーナーが会場に彩りと麹菌を添え……(2日目、ヒラクさん自らの解説により直会としてお客様や関係者に振る舞われたのですが、衝撃的な日本酒体験だった……)

アニマトロニクス研究者の中臺久和巨さんによる、まるで生きているかのような「天狗ロボット」「アニマトロニクス天狗様」が異様なオーラを醸し出し……(最終的に、天狗様のまぶたが動くようになってました&Twitterで超バズってました。すげえ……)

またご出展者のみなさまによる展示も充実。現役早大生の、吉満駿太郎さんと、藤原奏人さんによる令和時代のネオ射的「射-sha-的」は大人にも子供にも大人気。
くさむらひつじさんによる、路端にひっそりと咲く電子いけばなが出現し……

ころとろさんによる、「貨幣通貨神フォトブース」も……首には札束マフラー、手にはブロックチェーン杖。

このような個々の激ヤバなコミットメントのおかげで、当日は謎のエネルギーが会場にうずまいておりました……。
動員は野鳥の会のように正確にはカウントできていないのですが、商店街の方調べではおよそ2日間で15000人〜20000人規模のお客様がいらっしゃったそうです。最初の目標設定として動員3000人としていたので、これは嬉しい誤算でした。
終了後、さっそくローカルのニュース番組で取り上げていただき、虚構新聞みにニヤリとしました。
リターンについて
当日は、Readyforキュレーターの廣安さん、小谷さんが二日間にわたり「クラウドファンディングお渡しコーナー」をご用意いただきました(寒い中、ありがとうございます……!!!)
大好きなデザイナー、畑ユリエさんにご依頼したロゴのおかげで、マフラータオルも、VIPはっぴなどのリターンも良い感じに仕上がりました。

応援奉納コースの皆様のご芳名は、お祭りのメインホールである広場ゲートに設置させていただきました。
当日お渡し窓口を設けておりましたマフラータオルや法被のリターンにつきまして、当日お受け取りのできなかった方につきましては、後日郵送(12月中見込み)とさせていただきます。
お受け取りまで、今しばらくお待ちくださいませ。
また、記録リターン(1月)、人生相談リターン(1月)、バイオ奉納分け御霊リターン(2月)につきましては、他のリターンとお送り期限が違いますので、ご確認いただければ幸いです。
またご支援者数の多い、「闇の情報商材リターン」ですが、2回目となる「海外展開編:前編」の配信が奇祭準備佳境により当初見込みより遅延しており、誠に申し訳ございません。
おかげさまで今年の海外出張&海外展開が予想以上に多くなりましたので、その分内容を充実させてお送りしたい所存です。
ウェブサイトへのご支援者さまのお名前のアーカイブも順次すすめております。
今後について
仮想通貨奉納祭ですが、おかげさまでありがたいことに早速巡回が次々と決まっております。
開催直後の11/16&11/17にはさっそく千葉県松戸市の重要文化財で開催された国際フェスティバル「科学と芸術の丘」にアルス・エレクトロニカの推薦にて展示&神輿パフォーマンスを決行。こちらも大盛りあがりとなりました。
松戸市の副市長、徳川の重要文化財である「戸定邸」の名誉館長が積極的に神輿を担いで下さるというナイスサプライズも。NYから来たアーティストグループ「Space Art Project」の皆さんも大喜びいただき、海外巡回への展望も高まりました。
その次は、国際交流基金アジアセンター+NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]共同企画の国際展覧会「Open Possibilities」に出展決定しています。
来年1月11日より、日本有数のメディアアートギャラリーであるNTTインターコミュニケーションセンター[ICC]にて「サーバー神輿」など、仮想通貨奉納祭から生まれたプロジェクトや作品が展示される予定です(なお来月12月からはシンガポール展があり、そちらにも別作品を出展しています)。
開催後すぐにアーティストトークの日もございますので、その際にはぜひいらして頂ければと思います!
また、3月にまた仮想通貨奉納祭プロジェクトをさらに発展させる形で、関西にて巡回展示を行う予定ですので、当日お越しになれなかった関西地区のご支援者の皆様、ぜひこちらにて体験いただければと思います。またプレスリリースが出ましたら、お知らせいたします。
制作渦中&完成したてのプロジェクトがこんなに早いうちから多くのオファーをいただくのは、個人的にも異例のことで驚きです。
これもまた、クラウドファンディングを通して応援いただいた皆様の盛り上げによるものなので、改めて感謝いたしております!
今回、クラウドファンディングを通して出会った方々と、最終的には作品でコラボレーションしたり、神輿を担いでいただいたり、作品出展いただいたり、スタッフになっていただいたり、お客様としてご来場いただいたり……と多様な形で協業をすることができ、本当に楽しかったです。
また今回、個人のアーティストとして単体の作品をつくるのとは違った、多くの方と協力しながらつくりあげていく祭りの面白さに改めて開眼しまして、今後もこういったお祭り型(奇祭型)プロジェクトはまた行っていきたいと考えております。仮想通貨奉納祭も、第2回めの機会を虎視眈々と狙っています。
また妙な試みをやっているのをどこかで見かけましたら、懲りずにまたご一緒いただければ嬉しいです!
今回は改めまして、新たな挑戦を応援いただきありがとうございました!
今後とも何卒、よろしくお願いいたします。