在住外国人の妊産婦さんに関する悲しいニュース

こんにちは、大島です。

今日は少し重たい話です。11月に、技能実習生の乳児死体遺棄が連続しました。

「妊娠ばれたら帰国…」双子の乳児死体遺棄 実習生起訴

乳児遺体遺棄疑いで母親を逮捕 東広島市志和、死因は低体温症か

記事にもありますが、妊娠出産しても在留資格は失わず、不当処遇も違法です。また日本の母子保健法は、対象者を日本人に限定していません。日本に住むすべての妊産婦さんを支援するよう定められています。

起こったことに「たられば」は禁物ですが、「正しい知識／情報」が伝わっていれば、避けられたかもしれないと僕は考えています。「きずなメール やさしい日本語版」は、このような状況の改善に、少しでも貢献できるのではないかとも思っています。

例えば、地方自治体や入国管理局、外国人技能実習機構、大使館、在留外国人支援をされている団体等に下記のような協力依頼をする。

・入国時等に「もし日本で妊娠したら」という説明資料を配布してもらい、
そこにきずな「メール やさしい日本語版」の説明と二次元コードを入れる。
・各機関のWebサイトに「きずなメール やさしい日本語版」のバナーを設置してもらう。
・支援している在住外国人の方に必要なタイミングで「やさしい日本語版きずなメール」を紹介して頂く。

もちろん僕たち団体も、Twitter等のSNSを活用し、できる限りの情報発信を行っていきます。この「少し」の積み重ねを、皆さんと実現したいと思っています。