外国にルーツを持つ子どもに専門的日本語教育を無償で提供したい

みなさま

こんにちは。青少年自立援助センターの田中です。

お待たせしておりました、子どもたちからのサンクスメッセージを、本日ご決済が完了されました皆様へ、ご登録メールアドレスに送付いたしました！

(写真：サポーターの方へ送った子どもたちからの手書きメッセージ）

今、現場では今週の日曜日に、当法人全体で実施される文化祭に向けて準備の真っ最中。勉強の合間を縫って、歌ったり、ダンスをしたり、ステージで披露するパフォーマンスの練習に励んでいます。

外国にルーツを持つ子どもたちのほとんどが、言葉や情報の壁、金銭的負担が難しいと言った理由から、いわゆる「習い事」をする機会がありません。一方、日本での生活にストレスを感じたり、勉強は苦手と言った子どもたちにとって、「学習支援以外の何か」がとても重要となる場合があります。

私たちのスクールでは、生徒のニーズに応じてヒップホップダンスやフットサル、演劇ワークショップなど、いくつかの「学習以外のカリキュラム」に参加する機会を提供しています。

外国にルーツを持つ子どもたちにとって、それが学習であろうと、習い事であろうと、彼らが利用できる社会的資源は本当に少なく、いろいろな側面から大小さまざまな機会が開かれる必要があると感じています。

それらのすべてが「外国にルーツを持つ子ども専用」である必要はありません。

今、すでにあるものが少しだけ、彼らに対してオープンになること・・・たとえば、ピアノ教室やスイミングスクールのパンフレットの漢字にルビをふったり、やさしい日本語版があったり、そんなことでも参加のハードルを下げることが可能です。

今、私たちの身近にあるものに、プラスアルファの配慮を加えることで、

外国にルーツを持つ子どもたちが抱える困難の一部を解消し、

「あなたも参加できますよ」

というメッセージを送ることが可能です。

ぜひ一緒に、外国にルーツを持つ子どもたちに対し、日本社会の扉を開いていきましょう！