外国にルーツを持つ子どもに専門的日本語教育を無償で提供したい

こんにちは。ご無沙汰しております。

昨年は外国にルーツを持つ子どもたちへの専門家による日本語教育プログラム、無償枠の創出をご支援いただき、ありがとうございました。

 

昨日、2月24日に当スクールに通いながら高校進学を目指してきた生徒たちの、都立高校入試、1次試験が終了しました。

 

中には、皆様からご支援いただきました無償枠を利用して、当スクールに毎日通いながら準備を続けた受験生たちも含まれています。あらためまして、皆さまが彼らに与えてくださったチャンスに感謝申し上げます。

 

 

当スクールの受験生たちは、今月はじめより週6日間、スクールに通って勉強に励みました。直前の週末は日曜日も返上し、不安や緊張を追い払うかのように机に向かい続けてきました。

中には長く続いた緊張のため、身体に発疹ができた生徒も・・・

 

十分には理解できない日本語で試験を受けることのハードルの高さ。精神的なプレッシャーは相当なものであったと思います・・・生徒たちのがんばりに、まずは心からの拍手を送りたい気持ちにかられました。

 

試験翌日の今日、彼らはスクールをお休みし、受験生仲間同士で連れ立ってどこかへ遊びにでかけました。言葉がわからない環境の中で、「自分たちだけで」遠くへ外出できることはひとつの大きな冒険でもあり、ここまで成長することができたのかと、また別の感動を覚えました。

 

合格発表は来月。

各地で、新たな門出のためにがんばってきた外国にルーツを持つ受験生たちすべてにサクラが咲きますように！