支援総額
目標金額 888,000円
- 支援者
- 171人
- 募集終了日
- 2015年9月26日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 23,553,000円
- 寄付者
- 1,069人
- 残り
- 5日
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
#国際協力
- 現在
- 2,720,000円
- 支援者
- 109人
- 残り
- 47日
アフリカの留学生を東京外大へ!日本とアフリカの交換留学を続けたい。
#子ども・教育
- 現在
- 1,420,000円
- 寄付者
- 149人
- 残り
- 26日
【施設大改修】小さな図書館を救え!子どもと本の幸せな出会いのために
#子ども・教育
- 現在
- 15,000,000円
- 寄付者
- 425人
- 残り
- 47日
若者たちの働く場「つなぎ工房」をつくりたい!
#子ども・教育
- 現在
- 605,000円
- 支援者
- 43人
- 残り
- 10日
社会の不合理を司法の力で変える|公共訴訟の専門家集団が本格始動!
#人権
- 現在
- 2,379,000円
- 支援者
- 155人
- 残り
- 5日
食を通して人が繋がる居場所「えんくる」を応援してください
#まちづくり
- 総計
- 11人
プロジェクト本文
東京の日本語を母語としない子どもたち10名に、
専門家による日本語教育を無償で提供したい!
はじめまして!NPO法人青少年自立援助センターの田中宝紀(たなか・いき)と申します。私たちは、2010年より東京都福生市やその周辺に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちに、専門家による日本語教育や学校の勉強を理解するための教科学習支援を行っています。
昨年度までは、文部科学省からの委託事業として行っていたため、十分な予算の下で運営することができていましたが、この事業が打ち切られることになり、支援プログラムの全面有料化に踏み切らざるを得ませんでした。これによって、30%以上含まれていた外国人ひとり親家庭や困窮世帯の子どもたちの多くに影響が出てしまうこととなりました。しかし今回、皆様の想いとお志で、開始からわずか1ヶ月間で目標金額に到達しました!
もし目標金額の150%、約133万円に到達すれば、
15名の困窮・ひとり親家庭に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちに、
専門家による無償支援を提供できます。
東京の西多摩というごく狭い地域に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちの数は、外国籍の子どもだけでも約1,000人。日本国籍を持つ外国につながる子どもや西多摩地域隣接エリアに住む子どもたちを含めると、まだまだ支援を必要としている子どもたちはたくさんいます。さらなる課題は、次年度以降にこの無償枠をいかに継続させていくことができるか、です。現在、支援に係るコストの見直しや、ファンドレイジング専門チームの立ち上げなどを検討しています。
無償枠の拡大と存続に、みなさまのお力が必要です。
引き続きのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
(個別指導で真剣に勉強中)
■ 私がプロジェクトに関わったきかけ
私は、16歳でフィリピンのハイスクールに単身留学しました。英語も話せない、現地語もわからない、文化も何もかもが異なる土地でも充実した1年間の学校生活を送ることができたのは、フィリピンの方々の笑顔と優しさに助けられたおかげでした。その恩返しの意味も含めて、現在、専門家による日本語教育や学校の勉強を理解するための教科学習支援を行っています。
(海外の人たちに親切にしてもらったときの恩返しがしたい)
■ 今回実施したいプロジェクトの内容
日本語の力が十分でない外国にルーツを持つ子どもたちの内、外国人ひとり親家庭の子どもや、困窮世帯の子ども10名に対し、当法人で実施している子どもの日本語教育専門家による適切な日本語教育プログラム最大192時間と、学校の勉強が理解できるようになるための教科学習プログラム128時間の有料プログラムの無料枠を提供します。
(日本語教師、学習指導スタッフ、コーディネーターと、
ボランティアスタッフが連携し支援しています)
■ 現在、公立学校の37,000人が日本語指導を必要としています
平成26年度の文科省の調査によれば、現在、全国の公立学校には外国籍児童生徒が約73,000人在籍しています。また、日本国籍の児童生徒を含む37,000人が、ほとんど日本語がわからない状態で、学校へ通わなくてはなりません。
一方で、こうした日本語の力が不十分な子どもたちが適切な日本語教育を受けられる機会は地域格差が大きく、学校内で何らかの支援を受けている場合でも、担当者が子どもの日本語教育に関する知識をまったく持っていなかったり、ごく限られた時間数しか支援を受けられない場合が少なくありません。
■ 外国につながる子どもの教育に関する重要な地域拠点に
私たちが活動する東京都の西側でも、十分かつ専門的な支援を提供できる自治体や民間団体はごくわずかで、日本語の力が十分に身に付かないまま、教室の中で「お客さん」としてただただ机に座るだけの日々を送っている子どもたちが多数存在しています。
そこで、私たちの団体では、2010年度から文部科学省の委託事業として、子どもの日本語教育専門家や経験豊富な教科学習指導スタッフを配置し、6才から高校進学を希望する子どもたち、約400名に無償で支援プログラムを提供してきました。支援してきた子ども達のルーツは18カ国にも上ります。
支援を受けてきた400名のうち、100名は高校進学を希望する10代の若者で、途中帰国をした3名を除いた全員が高校進学を果たすことができた他、不登校や不就学に陥った子どもたちの復学・就学支援としても成果を挙げ、外国につながる子どもの教育に関する重要な地域拠点としての役割を担ってきました。
(日本で暮らす多様なルーツの子ども達が集まる学び場です)
■ 国からの委託事業が2014年度で打ち切られることに
国からの委託事業が打ち切られることになったため、今年度より支援プログラムの全面有料化に踏み切らざるを得ませんでした。30%以上含まれていた困窮世帯の子どもたちの多くが、学習機会を失うことになってしまいました。しかし、現在でも毎日のように、学校の先生方や外国人保護者から、なんとかならないかという声が届いており、経済的にも困難を有する子どもたちのために、無償で専門的な教育機会を提供したいと思い、本プロジェクトを実施することにいたしました。
(これまで支援してきた子ども達の内、32%が経済的に苦しい状況。
ひとり親家庭率は約30%にのぼります:教室内独自調査2010-2014, n=294)
■ 授業をうける子どもたち
「お金のことはなんとかするから、あなたは勉強をがんばりなさい」
2015年5月末、震災の影響が残るネパールから1人の女の子が来日しました。彼女のお父さんは数年前に単身で来日し、ネパール料理レストランで働いていましたがママタさんの来日直前に、そのレストランが近く廃業することが決まり、失業間際の状態でした。
来日したママタさんはお父さんの状況を始めて知り、私も働いて家計を支える、とお父さんに伝えました。しかしお父さんは、勉強することが大好きなママタさんのことを想って「お金のことはなんとかするから、お前は勉強をがんばりなさい」と言ってくれたのです。
一般の方々から寄せられた寄付を受けて私達の教室に通える事になったママタさんは、休み時間も机に向かうほど熱心に勉強を続け、たった2カ月で簡単な会話ができるようになり、漢字の読み書きにも取り組んでいます。日本語のクラスが終われば、都立高校進学を目指して英語や数学の勉強が待っています。来年の春には晴れて高校の門をくぐることができるよう、スタッフも指導に熱が入っています。
「はじめて勉強がわかったのがうれしい!」
はじめてマリアさん(仮名、当時小学4年生)と出会ったとき、彼女は日本でも出身国でもほとんど学校に通ったことがない長期不就学の状態で、兄弟と共に何年もの間、自宅にひきこもって暮らしているだけの生活を送っていました。
日本語の力も、母語の力も不十分で算数は1ケタの足し算からのスタートでした。それでも教室で粘り強く指導を続けて行くうちに前向きな気持ちが生まれ、少しずつ勉強に取り組むことができるようになりました。
その彼女がようやく通えるようになった小学校で、学校の先生に「日本語教室ではじめて勉強がわかったのがうれしい!」と言っていたと担任の先生が知らせてくれました。厳しい環境の中で、時には沈み込んでしまう事もあった彼女ですが、現在は毎日を小学校で過ごすことができるようになり、ダンスクラブに入りたい!と笑顔を見せてくれました。
■ ご支援金の使途について
本プロジェクトで必要としている資金は、当法人ですでに有料で提供している以下のプログラムを、外国人ひとり親家庭や困窮世帯の子どもたちのために無償で提供するための資金に充てさせていただきます。
・初級日本語教育プログラム 128時間×3名分 192,000円
子どもの日本語教育の専門家が、基礎的な日本語文法や会話などを指導するフルタイムのプログラムです。
・初中級日本語教育プログラム 64時間×3名分 96,000円
初級プログラム修了あるいは同程度の日本語力を有する子どものためのフルタイムプログラです。
・15才以上高校進学準備プログラム 64時間×6カ月×2名 360,000円
15才以上で新たに来日し、都立高校進学を希望する生徒が日本語で高校入試を受けるためのフルタイムプログラムです。
・放課後高校進学準備プログラム 32時間×6カ月×2名 240,000円
中学校に在籍し、主に都立高校の全日制進学を希望する生徒が放課後に学習支援を受けるプログラムです。
(学習支援に加え、ITスキル講習やキャリア講座、文化祭、運動会、
卒業式など、多彩なプログラムで日本での子ども達の生活をバックアップ)
■ ご協力をお願いいたします
外国にルーツを持つ子どもたちが適切な日本語教育・学習支援機会を得ることで、高校や大学への進学機会が開かれるだけでなく、日本語と母語の両方を使いこなし、2つ以上の文化を理解するグローバルな人材へと成長する可能性が高まります。こうした人材の育成は、地域だけでなく日本社会全体に活力を与えることができます。どうかみなさまのお力をお借りできないでしょうか。
■ 引換券について
¥3,000 の支援で受取る引換券
■ 子どもからのサンクスメッセージをメールにてお送りします。
¥10,000 の支援で受取る引換券
■ 3,000円の引換券に加えて、
■ スイーツの名店”カフェ・ドゥ・ジャルダン”オリジナル「アメリカンカステラ5個入り」をお送りします。米軍基地のある福生で生まれた絶品カステラです。(http://cafe-du-jardin.com/)
■ 12月に行われる子どもたちとのイヤー・エンドパーティにご招待します(都内。交通費はご負担ください)
¥30,000 の支援で受取る引換券
在庫制限無し
3,000円の引換券に加えて、
■ スイーツの名店”カフェ・ドゥ・ジャルダン”オリジナル「アメリカンカステラ10個入り」をお送りします。米軍基地のある福生で生まれた絶品カステラです。(http://cafe-du-jardin.com/)
■ 12月に行われる子どもたちとのイヤー・エンドパーティにご招待します(都内。交通費はご負担ください)
■ イヤー・エンドパーティ終了後、支援スタッフと共に外国にルーツを持つ子どもたちの現状と課題について語り合う座談会へご招待します。(都内。交通費はご負担ください)
¥50,000 の支援で受取る引換券
■ 30,000円の引換券に加えて、
ご希望の日時に、責任者田中が無償で外国にルーツを持つ子どもの現状と課題についてお話しさせていただきます。(形式不問。往復交通費はご負担ください)
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
16歳でフィリピンへ留学。フィリピン子ども支援NGO代表を経て、2010年より青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者。2児の母。
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リターン
3,000円
子どもからのサンクスメッセージをメールにてお送りします。
- 申込数
- 118
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3,000円の引換券に加えて、
①スイーツの名店”カフェ・ドゥ・ジャルダン”オリジナル「アメリカンカステラ5個入り」をお送りします。米軍基地のある福生で生まれた絶品カステラです。
②12月に行われる子どもたちとのイヤー・エンドパーティにご招待します(都内。交通費はご負担ください)
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
子どもからのサンクスメッセージをメールにてお送りします。
- 申込数
- 118
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3,000円の引換券に加えて、
①スイーツの名店”カフェ・ドゥ・ジャルダン”オリジナル「アメリカンカステラ5個入り」をお送りします。米軍基地のある福生で生まれた絶品カステラです。
②12月に行われる子どもたちとのイヤー・エンドパーティにご招待します(都内。交通費はご負担ください)
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
16歳でフィリピンへ留学。フィリピン子ども支援NGO代表を経て、2010年より青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者。2児の母。