2018年11月のロシア公演レポート、パート2。
今回は、最初のステージとなった『白痴』公演についてのレポートをお届けします。

由紀子ロシア画像 (3)



11月11日
~『白痴』公演~


いよいよ今日は、『白痴』公演です。
今日はドストエフスキーの誕生日で、しかもフェスティバルの最終日にあたります。

会場は、ノヴゴロド市内にある、
ドストエフスキー記念アカデミードラマ劇場。
800人ほどが収容できる、古く、大きな劇場です。
時広さん写真 (13)


ところで、朝、ホテルのロビーで、昨日会ったベラルーシの俳優とまた会うことが出来ました。
うちのメンバーの天満谷が、昨日、今回のフェスティバルで友だちになったのです。

そして彼は、さっそくベラルーシ風の別れの挨拶のやり方を教えてくれました。

彼は、ベラルーシの5ルーブリ紙幣を1枚取り出して渡すと、
こう説明しました。

「この5ルーブリ紙幣で、ビールが2杯飲める。
だから次の出会いのときに、もう一度一緒にビールを飲もうぜ!という
約束の印なんだよ」
これが、男同士が再会を約束して別れる時のやり方なんだそうです。

すかさず天満谷が、「じゃあこれで、日本でのビール2本分ですから。」
と言って、日本の500円硬貨を渡すと、

彼は、「これで俺たちは日本でも会えるんだね!!」 と、ニコニコしながら帰って行きました。

天満谷さん写真 IMG_0789


とはいえ、この日のスケジュールは本当に大変でした!
今回、一緒に同行していただいている、衣装デザイナーの時広真吾さんが、公演後に、フェイスブックでこんな風に紹介しています。

「『レンブラントのようなライティング』と評価される芸術監督レオニード アニシモフの妥協のないライティング作りは時間を要し、結局、通し稽古が出来ないまま、皆、緊張して本番に臨みました。」

大半の出演者は一度もリハーサルができないまま、本番の舞台に立たなければならなくなりました。
おそらく最初は、不安や緊張があったと思います。


けれどもやがて、一つ一つの場面が終わるごとに、拍手が起こようになりました。
そして最後のカーテンコールでは、スタンディングオベーション。

私たちの舞台のカーテンコールが、
そのままフェスティバルのクロージングになり、すべて終了しました。

お客が帰った後、
私たちは舞台セットを撤収し、ホテルに戻りました。
明日は、フィルハーモニー会館で『古事記』の公演です。

由紀子ロシア画像 (1)

時広さん写真 (10)


時広さん写真 (11)



時広さん写真 (12)



時広さん写真 (9)


続きは、また改めて。

どうぞ、お楽しみに!
 

新着情報一覧へ