プロジェクト概要

「古事記」の祈りをつなぐ旅へ

はじめまして。今回初めて、Readyforに参加させていただきます! 
私たちは、ロシア功労芸術家レオニード・アニシモフ氏を芸術監督とする「東京ノーヴイ・レパートリーシアター」という劇団です。
2004年より活動を開始。2015年には、それまでの活動実績を評価され「認定NPO法人」となりました。
 
私たちは一貫して、国内や海外の古典を題材に作品を発表してきました。そして2014年、日本の神話『古事記』を舞台化。2016年、ロシアの国際フェスティバルで上演した際、高い評価を受け、今回、“2度目の招聘” という栄誉を受けました。
 
この『古事記』は、古代の日本人の ”愛と平和の願い” が込められた、たいへん貴重な遺産です。私たちは、この願いを、現代の多くの人々に届け伝えたいと思い、「祈りをつなげる旅」企画を立ち上げました。今回のロシア公演を第一歩とし、他の国々や、国内各地を巡り、「祈りをつなげる」という大きな企画です。
皆様の応援を通して、私たちと一緒に大きな「和」をつくっていただけることを、心より願っております。
 

 

モスクワ公演2016

 

モスクワ「古事記」公演2016

 

 

 

古事記に書かれている日本古来の思想、精神性には、世界を平和へと導く『鍵』がある

「古事記」舞台化のきっかけは、芸術監督レオニード・アニシモフが、ロシア語で出版された「古事記」を読み、この神話に内在する世界観のすばらしさに驚き、感動したところから始まりました。

 

『古事記の中には、日本人の素晴らしい智慧が隠れている。

それは世界中のどの国の神話にもない美しい智慧です。『古事記』には、世界を助ける力を内に持っています。私はその力を信じて、この作品を舞台化しました。ぜひ、この作品を国内でも海外でも、色々な地で上演してください。』

<稽古場での、芸術監督レオニード・アニシモフによるコメント>

 

「古事記」を演出するアニシモフ

 

神話の再現へ向けて! 私たちの壮大なるチャレンジ

 

今でもはっきり覚えていますが、稽古場でアニシモフから語られた構想は、非常に刺激的で、私たちの想像力をかき立てるものでした。

 

「皆さんは『言葉よりも先に、歌が生まれていた』という説を知ってますか? もちろん本当かどうかは誰にも分かりません。この事については、多くの学者が研究しているそうですが、残念ながら答えは出ていません。

けれども、神話が神話として機能していた古代社会では、神話は「歌」を通して存在していたであろうということは多くの学者が認めていることです。

 

現代の私たちにとって、神話は、読み物です。文字を通して触れることしか出来ません。しかし本来、神話は「歌」を通して、身体で感じ取り、共感するものでした。「歌」を通して受容するものだったのです。

 

私たちの課題は、本来あったであろう神話の『形』を探し、それを現代の観客に提示すること。」

 

「何が正解かを調べるのは学者の仕事です。残念ながら楽譜が残されている訳ではないので、本当の姿は誰にも分かりません。

一方、我々アーティストは、DNAに残されている記憶を、直感にもとづいて探していく。それしか道はありません。」

 

「現代における様々な問題は、我々が“神話を失ってしまったこと” と無関係ではありません。困難な道ですが、現代社会に神話を再現していくのは、とても意義のある大切な仕事です。」

 

 

アニシモフの予言通り、たしかにその道は困難を極めました。2年間におよぶリハーサルの中で、民俗学者、宗教学者、また能狂言など古典芸能を継承する多くの方々を、ある時は訪ね、ある時は稽古場にお招きして、様々な試行錯誤を重ねました。

 

そして2014年、国内で開催された「国際舞台芸術祭」で初演を迎えたのです。

 

 


2年後の2016年にロシアで上演した際には、映画「モスクワ、わが愛」のアレクサンドル・ミッタ監督が「偉大な民族の、偉大な芸術」と評してくださいました。


(画像は、会場のポスターに署名するアレクサンドル・ミッタ監督)

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皆様からのご支援金を、渡航費と舞台制作費に充てさせていただき、ロシアでの祈りの奉納をさせていただきます!

今回の公演は正式招聘であるため、現地の「会場費(2ヵ所分)」、「宿泊費(40名分)」は主催者側に負担していただけます。ただし、渡航費で計440万円(40名分)、舞台制作費等で220万円は、自己負担することになります。今回は、その費用のうちの100万円分をクラウドファンディングで募集したいと思います。ぜひご協力をお願い致します。

 

 

<日程の詳細>

今回のロシア公演では、ドストエフスキー原作「白痴」と「古事記~天と地といのちの架け橋~」の2作品のレパートリーを、ロシア2都市で上演。

 

11/ 9(金)日本発 ➡ノヴゴロド到着

11/11(日)ドストエフスキー原作「白痴」公演

11/12(月)「古事記」公演

 ※以上、ノヴゴロド市ドストエフスキー記念アカデミー・ドラマ劇場にて。

 ※第22回「ドストエフスキー作品による室内劇国際演劇祭」正式招聘

ノヴゴロド市ドストエフスキー記念アカデミー・ドラマ劇場

 

11/14(水)モスクワ市メイエルホリドセンターにおいて「古事記」公演

 ※第20回“日本の心”国際音楽フェスティバル参加。日本外務省発行の「ロシアにおける日本年」公式プログラム作品。

11/17(土)日本帰国

 

モスクワ市メイエルホリド・センター

 

※ご支援いただく皆様へ

当プロジェクトは、

2018年11月12日、ヴェリーキー・ノヴゴロド市のドストエフスキー記 念アカデミー・ドラマ劇場にて、および 11月14日、モスクワ市メイエルホリド・センターにて、それぞれ「古事記」の上演完了をもってプロジェクトを終了となります。

 

 

将来の夢~「知っているつもり」はモッタイナイ! 自分たちを再発見しよう!

日本は、四季おりおりの豊かな自然に囲まれ、長い歴史と文化を持っています。

けれども自身の文化について、知っているようで実は意外と知らないということに、どれだけの人が気づいているでしょう?

 

私たちは、海外の様々なアーティストとの長年にわたる共同作業の経験によって、逆に自分たちの文化の奥深さ、大切さに気づかされることが多く、そのたびに本当に驚かされます。国際交流の醍醐味は「自分たちの価値を再発見できる」ことかもしれません。

 

 

この「『古事記』をもって各地をめぐる旅」は、関わっていただく皆様にも、自分を再発見する機会を与えてくれるものと思います。

 

今回のロシア公演は、「祈りをつなぐ」第一歩です。

その先さらに「祈りをつなぐ旅」を企画しています。海外だけでなく国内にも、九州の高千穂や、出雲地方など多くの候補地を検討しています。

 

多くの場所で、多くの出会いがあることを楽しみにしています。

私たちと一緒に大きな「和」をつくっていただけますよう、心より願っております。

 

モスクワ演劇人同盟会議2016

 

 

 

 

 

私たちの芸術監督レオニード・アニシモフについて

東京ノーヴイ・レパートリーシアター芸術監督
演出家、ロシア功労芸術家、芸術学教授
東京インターナショナル・スタニスラフスキー・アカデミー校長


1993年、モスクワ芸術座公演「どん底で」で大成功をおさめ、その演出に対しロシア功労芸術家の称号を与えられる。同年、日本に招聘され「夢、クレムリンであなたと」 の共同演出で、文化庁芸術祭優秀賞受賞。日本、ロシア、アメリカなど国際的に演劇活動を展開している。

2005年9月より1年間ワシントン大学大学院の客演教授、その後ロシア・ウスリースク私立ドラマ劇場芸術監督を務めた。

2007年、ロシア古典芸術普及の貢献に対し、ロシア正教会の教主アレクセイ2世の証書にて、セラフィーム・サロフスキーメダル第二級を授与。
 

 


▶これまでの活動

2004年、レオニード・アニシモフ氏を芸術監督として、東京ノーヴイ・レパートリーシアターを結成。同年より、国内初のヨーロッパ式レパートリーシステムで、同じ作品を長期間に渡って繰り返し上演するシーズン制の公演を開始。

2004~2006年の画像↑に表示されている作品上演に加え、
2007年 宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」
2008年 シェイクスピア作「ハムレット」
2011年 ドストエフスキー作「idiot〜白痴より〜」
2012年 ブレヒト作「コーカサスの白墨の輪」
2014年 「古事記~天と地といのちの架け橋~」

    (鎌田東二原作「超訳 古事記」より)
2016年 ギリシャ悲劇  能楽堂公演「アンティゴネー」「メディア」

2017年 ゴーリキー作「どん底、」

2018年 能楽堂公演「チェーホフ『桜の園』より」
などを舞台化、上演。

また2015年、長年の活動実績と運営の適正さを評価され、東京都より「認定NPO法人」として認可を受けました。

※認定NPO法人は、全国51,774団体の内、約2%の 1,081団体しか認められていません。(平成30年6月 内閣府統計)

 

 


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