散逸している明治・大正期の彩色木版口絵を後世に残したい!

オーストラリア国立図書館 （National Library of Australia）
"MELODRAMA IN MEIJI JAPAN"

日時: May 24, 2017 - August 27, 2017  (10.00am-5.00pm)
場所: オーストラリア国立図書館 Exhibition Gallery, Ground floor
 

展示概要：

明治期日本（1868～1912）の躍動的な世界に、素晴らしい日本の木版画を通して踏み込みましょう。

日本の小説を説明するために使われたこのような"口絵"（文字通り冒頭の絵）の、美しいイメージは、時代の不確実性を反映して、ドラマ、悲劇、陰謀などで満たされています。

Gary Hickey博士によって企画されたこの展覧会では、NSW名誉教授Richard Clough (1921～2014) が収集し、図書館に寄贈したかなりの数のコレクションを展示します。このコレクションは、購入された他の作品とともに、このジャンルにおける最も重要なコレクションの一つを形成し、オーストラリアで最大のコレクションとなっています。

この展覧会では二十人以上のアーティストと様々なテーマが取り上げられ、主要な展覧会では初めて、この分野の魅力的な歴史を描いています。

詳細はホームページをご覧ください https://www.nla.gov.au/meiji

"Melodrama in Meiji Japan"

Eisen Tomioka (1864-1905), Tsuma no kokoro (A wife's heart) 1901, woodblock print, nla.obj-152406399　

Shoen Ikeda (1888-1917), The departing Spring (Yuku haru) 1913, woodblock print, nla.obj-152477362

Keishū Takeuchi (1861-1942), Beauty under the moon (Gekka no bijin) 1896, woodblock print, nla.obj-152411793