プロジェクト概要

被災地「陸前高田」の気仙杉を活用し、

棚から家まで組立てられるDIYキットをつくる「KUMIKIプロジェクト」

 

はじめまして、桑原憂貴(くわばらゆうき)と申します。

東日本大震災から2年が過ぎましたが、この震災で人生が変わってしまった。そんな方も多いのではと思います。実は、僕もそんな一人です。

もともと東京で、企業や団体が環境問題やエネルギー問題など「社会の困りごとの解決」に取り組むことをお手伝いする企画の仕事をしていましたが、震災という大きな困りごとが起きたため、瓦礫の散乱する陸前高田市を訪れたことからすべては始まりました。
「木材工場が被災し、小さな杉が活用されずに困っている。新たな商品をつくり、被災地に仕事がつくれないのだろうか。」陸前高田市役所をはじめ、木に関わる人々の悩みを聞くうちに、あるアイデアが生まれました。


「レゴブロックのように組み合わせて家具や家を作ろう。」

現在は、このアイデアを形にするため、地元の材木店の協力を得ながら気仙杉(けせんすぎ)と呼ばれる地元材を利用した2種類の木材キット「KUMIKIシリーズ」を開発中です。

 

 

放射濃度の測定、強度試験、加工機械の改良など、来春の本格販売にむけた試作品の開発費が必要です。ぜひ、みなさんのあたたかなご支援をいただければ大変嬉しいです。

 

 

 

(KUMIKI PROJECTの様子を撮ったムービーです)

 

 

復興とは、建物の再建ではなく、人の心を興すこと。

変わらない毎日に、小さな変化をおこしていきたい。

 

かつて海岸線にあった7万本もの美しく壮観な松林は、押し寄せる黒い津波にのまれ、たった1本だけを残して流されてしまいました。やがて「奇跡の一本松」と呼ばれるようになったその松は、復興の象徴になりましたが、震災から2年が過ぎた今なお、多くの住民は仮設住宅での生活を続ける苦しい現実があります。

 

(津波によって、何もかもが流されてしまいました。)

 

変わらない毎日に、少しでも希望を感じる変化をおこしたい。そんな想いで、棚から家まで簡単に手づくりできる木材キットの開発「KUMIKIプロジェクト」がスタートしました。

 

みんなの居場所を、みんなでつくる。

被災地に両手でつくりあげた新たな拠り所。

支えたのは、「KUMIKI HOUSE」でした。

 

全半壊592戸という、ほぼすべての家が流され、草花だらけの平野が広がる陸前高田の今泉という場所で、今年の6月29日・30日の2日間、バラバラの仮設住宅に住み、集まることも簡単ではない現状を変え、「少しでも安心して集えるみんなの拠り所をつくりたい。」という地元の方の想いと声掛けにより、建設プロジェクトが行われました。人が集まるかすら不安だった前日の心配は嘘のように、気がつけば、子どもからお年寄りまで80人もの笑顔がそこにはありました。

 

(子どもでも簡単に。木づち片手にみんなでワイワイ。)

 

たった2日間の集会所づくり。その限られた時間と予算で建築を可能にしたのが、「KUMIKIシリーズ」のなかの1つ。家をつくれるパーツ「KUMIKI HOUSE」でした。
 

接着剤は一切使わず、組み上げるだけ。


厚みがあり、コンクリートの約1mと同等の断熱効果のあるこのブロック。パーツの凸凹をはめ込むのは“追掛け継ぎ”と呼ばれる昔ながらの大工の伝統技術を活用しています。


こうすることで抜け落ちる心配がなく、通常の家の約3倍の強度をもつようになるんです。これは、約20年前に宮崎県で考案された住宅パーツ「つみきブロック」が原型となっています。

 

レンガのように現れた家に、一同、大興奮。再建された集会所は「今泉集会処あがらっせ」と命名され、9月より利用が開始されました。この建物のなかで生まれたたくさんの会話から、まちにたくさんの心を興せたらと願ってやみません。

 

(子どもからお年寄りまで、みんなで交流しつつ集会所をつくりました。)

 

シンプルなのに奥深い、もう1つの「KUMIKI」

KUMIKI LIVINGで消費者から愛用者を増やしたい。

 

KUMIKIシリーズのうち、もう1つの開発中の製品。
それが「KUMIKI LIVING」という板状のパーツです。

 

(組み合わせて楽しみながら「いろいろ」つくれちゃいます。)

 

「自分だけのこだわりの部屋にしたいから、棚をつくって取り付けてみたい。でも、材料はわからないし、工具はうまく使えない。つくる作業スペースもない。何よりも賃貸住宅だから怖くて釘は打てないんです。」
 

実は、こんな悩みを良くききます。
でも、KUMIKI LIVINGなら大丈夫。


正方形の薄型ブロックに切り込みがあり、小さな木づちが1本あれば、のこぎりなどは一切つかわずに、リビングにいながら組むだけで、棚や小さな机を自由に組み立ててできる商品を開発しています。もちろん釘を使わないので、原状回復義務のある賃貸での床や壁としての活用も想定しています。


もう1つ、KUMIKI LIVINGには可能性があります。


陸前高田市を含む周辺一帯は、気仙杉と呼ばれる杉の産地。いま、復興住宅をつくるためにたくさんの気仙杉が伐採されています。そのなかには小さくてカタチの悪い木材も含まれていますが、「KUMIKI LIVING」は、住宅用には使い勝手の悪い小さくてカタチの悪い材でも加工できるため、森林保全や地域活性化など、様々な社会問題の解決に繋がる可能性も秘めているんです。

 

ワクワクを手づくりできる日常を。
「遊びのある暮らし」をすべての人に。

 

今、僕は社会に対して、大きな矛盾を感じています。同時に、自分にできるやり方で変化をおこしていきたいと強く思っています。大学を卒業し、大手の企業に入社しました。営業から始まった社会人ですが、さまざまなシーンで漠然と心に浮かぶ矛盾や怒りにふたをしながら、生きてきたように思います。東日本大震災は明らかにこうした価値観を変えました。

 

(ワクワクを手作りできる日常をつくりたい。もっと「遊びのある暮らし」があっていいと思います。)

 

しかし、この2年間で震災のときに多くの人が感じたであろう「大切な何か」は、急激に失われ、時に無かったことのように元の社会に戻ろうとする強い勢いを感じてきました。社屋を全て失った地元の建設会社社長が言ったコトバがあります。「復興とは、建物の再建ではなく、人の心を興すことだ」と。そして、興す必要のある人の心は、被災地だけでなく、全国各地にある。それが今の日本だと思うのです。

 

KUMIKI プロジェクトは、単なる商品開発の取組ではありません。今はまだ小さな一歩に過ぎませんが、被災地のために存在するとともに、すべての人々の心の豊かさのために存在したいと考えています。


誰もがより簡単に、楽しめる「棚から家まで簡単につくれる木材キット」は、ワクワクを手づくりする体験を生み出せる。人と人がつながりながら、暮らしを手でつくるなかで、たくさんのワクワクする気持ちを、子どもも大人も持てる日常。そんな「遊びのある暮らし」を、子どもにも大人にも、地域に住む人にも都市に住む人にも、そして世界中に人々に提案していきたい。それが「KUMIKI プロジェクト」の大切にしたい想いです。


プロジェクトを行うにあたり、加工機械の改良費(刃の金型代)、放射濃度測定費、製品強度試験費、そして製品の物語や想いを伝えるコンセプトブックおよびコンセプトムービーなど広報・PRに関する制作費などの商品開発に関わる資金を集めています。
 

ぜひ、本文をお読みいただき、共感いただけるようでしたら、ご協力をお願いできれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

 

引換券について

◎メールマガジン「KUMIKI STORY」の配信

陸前高田での活動や商品開発の課題解決の様子等、ものづくりの軌跡を月1回程度、メールマガジンにてご報告いたします。

 

*10,000円以上のサポーター様へ

◎特設WEBサイトへのお名前のご掲載
KUMIKI プロジェクトのウェブサイト内、特設ページに支援者様のお名前をご掲載させて頂きます。

◎READY FOR?掲載記念!「森のキューブ」
香りで心を癒すプレミアプロダクト(気仙杉かヒノキになります)を特別プレゼント!

 

※10,000円のサポーター様へ

◎「森のコースター2枚セット」をプレゼント!

 

 

*30,000円以上のサポーター様へ

◎国産気仙杉で職人が作った「森のプランター」贈呈

地元材を使い、職人がつくった杉のミニプランター(長さ60cm、幅27cm、高さ24cm、色なし)を1つプレゼントします。


*50,000円以上のサポーター様へ
◎コンセプトブックにお名前とメッセージをご掲載

商品の物語を伝えるコンセプトブック内に、支援者様のお名前と120文字程度のメッセージを掲載。

◎「支援者総会」への特別招待券贈呈

KUMIKI プロジェクトならびに運営を担う株式会社紬の戦略発表等を行うビジネスプレゼンテーション「支援者総会」への無料招待券(最大2名分)を贈呈。本年度は12月@都内開催を予定しています。


*100,000円以上のサポーター様へ
◎焼き印入りKUMIKI HOUSEピースをプレゼント!

KUMIKIプロジェクトの刻印入りのオリジナル「KUMIKI HOUSE」を1ピース、記念品としてお届けします。(お名前の刻印をご希望の方はご相談ください。)


*500,000円以上のサポーター様へ
◎「KUMIKI LIVING」5枚セットをプレゼント

完成した試作品「KUMIKI LIVING」の5枚セットを贈呈いたします。縦30cm、横30cm、厚さ3cmの正方形と木材とジョイント部分で、ローテーブルや棚を作ることが可能。のこぎりや複雑な工具はいらないセミDIYキットをお届けします。


最後まで、お読みいただいたことに、心から感謝いたします。寄付という形でなくても構いません。この機会を通じて、ぜひ、KUMIKI プロジェクトを一緒に盛り上げていく方々で出逢えたらとっても嬉しいです。よろしくお願いします。


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