京町家のいまとみらい

皆さま、こんばんは。今日はどんな一日でしたでしょうか。月曜日が祝日だったせいか、時間の流れがとても速く感じますね。

 

皆さまのおかげで、目標金額の100万円を大きく超える122万9000円

のご支援を頂戴しました。

 

これで、夏の間に畳の上に敷く「籐むしろ」や風が通るように設計された「簀戸」の修理などにも着手することができます。

 

プロジェクト終了後も、2週間に1回程度、新着情報で進捗状況などをお知らせすることが出来たらと思っております。

 

今日のお話は、京町家のいまとみらいについて。

 

さて、今年も公示地価の季節がやってまいりました。昨日のニュースでは、京都の商業地は伸び率4.5%と非常に高い数値でした。

ホテル業者は、マンションに比べて高値の取引価格を提示することが多く、

このことが伸び率を牽引しているとのことでした。

 

「もう二度と、二階には登れへんなあ」

祖母は二階を見上げます。

彼女の力だけでは、この階段を上ることができません。

料理をしようにも、台所の段差を自力で降りることができません。

 

京都まちづくり調査によると、京町家の所有者の約7割を占めるのが60代から70代の高齢者とのこと。

 

高齢者にとって、京町家は決して住みよい家ではありません。

家の中で転んで大腿骨を骨折した、という話も珍しくない話です。

 

そんなときに、高値を提示してくれる買い手が訪問してきてくれたら。

 

 

 

守り続ける価値があると思っていても、資金的な問題や、年齢的な問題、様々な理由で京町家を手放さざるを得ない人たちもきっと、多くおられると思うのです。

 

その反面、京町家に住みたい!セカンドハウスにしたい!という若い方の声も多いといいます。

新しいものだけを追い求めるという価値観が少しずつ変化してきたのかもしれません。

 

 

2222年2月22日。

私たちの京町家がもう一度、補修・改修工事を行う、205年後の世界。

 

京都の街の姿は一体どのように変わっているのでしょうか。

京町家が、一棟でも多く後世に遺されていることをひとえに祈って。

 

 

大西里枝拝

 

最後に、プロジェクトを進行する上で大きなお力添えを頂いた方に心より感謝申し上げます。

 

鶴の一声をくださったおはりばこの北井社長。

様々なお知恵で画策してくださった、中澤さん。

そして、最初から最後までずっと一緒に走ってくださった乙井さん。

 

本当にありがとうございました。

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