復旧支援：被災した熊本の災害救助犬・警察犬訓練拠点を再興

皆さま、今回のプロジェクトも残り1日となりました。
訓練所の業務はもちろん、いつも私たち警察犬指導士の訓練をサポートくださっている開田訓練士の娘さんから皆様へメッセージが届きましたのでご紹介いたします。

ー以下本文ー

 

クラウドファンディングへの御支援と拡散に御協力下さいました皆様、本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

 

現在の訓練所の状況ですが、

おかげさまで犬たちは仮犬舎で涼しく快適に、元気に過ごしております。

大きな動力換気扇も入り、

お腹を見せて体を伸ばして気持ちよさそうに眠る犬たちを見て、私達も少しばかり安堵しているところです。

しかしながら仮犬舎とはいえ、

元あった道具用倉庫を片付けてケージを入れただけの簡易的な日除け雨よけ程度でありまして、

薄い波板の天井は傷みもあちこちあり、

経年劣化で穴が数箇所空いていて雨の日は雨漏りが致します。

バケツを置いたり箱を置いたりして雨水を受け止めて凌いでいます。

 

犬達か濡れることは無いのですが災害ゴミなどの撤去作業などに追われ屋根の修理をする暇も無いのが現状です。

来月9月6日をもって、村内の災害ゴミ受け入れ施設が完全に閉鎖される事が決まっておりそれまでに撤去作業を済ませなくてはならず、

まだまだ仮犬舎の修繕作業には手が回りません。

 

クラウドファンディングを始めた当初、見積もり等重ね本犬舎が出来るまでの期間は2ヶ月という目処を立てて現在の仮犬舎を作った次第ですが、

度重ねた話し合いや見積もりの結果、

本年度内に再建は難しいという声が上がっております。

 

思いもよらぬ長丁場になり、

このまま今の仮犬舎では冬を越すことは難しいと判断し更に仮犬舎の増築を決断致しました。

本犬舎再建のクラウドファンディング終了ギリギリになった今になり、

この状況では仮犬舎費用まで含めるとなると1000万円でも足りなくなってくるとの事です。

 

皆様からのクラウドファンディングでの御支援に加え、

本犬舎再建に向けてさらに資金集めを考え、頑張ってまいります。

 

残り僅かな時間ではございますが、

どうか最後まで御支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人吉警察犬訓練所　開田めぐみ
 

以上です。

熊本を、犬たちを、訓練所を想うたくさんの方たちと繋がれたことを大変うれしく思います。

 

同時に、さらに地域内外の方達に待つ人がいる限り出動する犬たちや指導手の活動について知っていただけるとさらに嬉しく、是非このプロジェクトページをSNSでシェアしていただけますと心強く思います。

 

2011年の東日本大震災をはじめ、多くの現場に活躍してきた犬たち。「元の生活に戻る」までにはまだ時間がかかるかもしれませんが、せめて、安全と健康が守られる環境を送ってあげるためにも、ネクストゴール達成に向け頑張りたいと思います。

 

このプロジェクトは明日、8月31日（月）23時までとなりますが

最後まで、どうぞよろしくお願いいたします！