プロジェクト概要

自分の国の公用語であるラオス語を知らず、そして「本」も知らずに育った少数民族の子どもたちに移動図書館活動で絵本と絵本の楽しさを届けたい!

 

初めまして、加瀬貴です。僕は、千葉県銚子市の出身で、海と醤油に囲まれて育ちました。今は海のないラオスで、地元の方々との移動図書館活動を通じて、少数民族の子どもたちの教育の改善に取り組んでいます。

シャンティのラオス事務所は、2003年からラオス国内の読書推進活動を開始しました。当時は、多くの人が本を読めるようにと、公共図書館を開く活動を行っていました。しかし、ラオス国内はインフラ整備が進んでおらず、また交通公共機関も限られているため、地方農村部に暮らす人々は、公共図書館に来ることができませんでした。その課題を解決する方法として思いつたいのが、移動図書館活動です。人が動けないなら、図書館が動く!この思いから生まれました。

 

ヴィエンカム郡には「本」を読んだことがない先生もいます。ご寄附は、先生が「本」を知って、「本」をどうやって活用するかを知るための研修会と、移動図書館活動の活動費として使用させていただきます。

(ラオスの子どもたちと)

 

移動図書館の活動は、ラオス・ルアンパバーン県ヴィエンカム郡 で行います。ヴィエンカム群は、ラオスにある143郡の中で13番目に貧しい郡とされています。

 

首都のヴィエンチャンからルアンパバーン県までの延々と続く山道を、若干過剰気味に酔い止め薬を摂取しながら、10時間走り続けます。翌日、更にルアンパバーン県の中心地から、4時間ほど登りつめた先にヴィエンカム郡はあります。ここは少数民族割合が高く、教科書にも使われている言語のラオ語を話す人口は15%以下です。到着する頃には、車自体も車酔いし、車内には酸っぱい空気が立ち込め、酔い果てた職員の目は、うっすらと涙がうかんでいます。

 

(ラオス・ルアンパバーン県の位置)

 

(山道の先に学校があります)


大半の子どもたちが育った少数民族の家庭にはテレビやラジオがほとんどありません。子どもたちは、それぞれの少数民族の言語だけが話される環境で育ってきています。

 

(学校から帰ったら家のお手伝いをする子どもたち)

 

郡内人口の大半を占める85%以上が少数民族で、85%の内訳は、カム族が62.5%、モン族が15.4%です。

ラオ語を話し、読み、書く機会が非常に少ない状況で少数民族の子どもたちにラオ語を学んでもらうためには、子どもたちが自ら言葉に興味を持つことが大切です。そこで最初の扉となる「絵本」を届けます。

 

(子どもたちが絵本を手にする機会を!)

 

移動図書館活動は、大きく分けて2つからなります。

1つ目は、小学校の教員に向けた、図書サービスについて学ぶ研修会を行います。

 

この研修会で、教員は子どもたちへの本の提供の仕方を学びます。また子どもたちが絵本に親しんでもらえるように、絵本を使った読み聞かせや、言葉遊びのゲーム、ラオ語の歌なども教員に学んでもらいます。

 

(絵本の意義、読み聞かせの仕方などを学んでもらいます)

 

2つ目は、研修会を行った翌週から、シャンティの職員とヴィエンカム郡の教育事務所の職員が、絵本をたくさん積んだ車で小学校を巡回する「移動図書館活動」を行います。

 

訪問した小学校では、自由読書時間・言葉を使ったゲーム・言葉の遊び歌などの「お話し会」を行います。

訪問回数は、小学校の学期に合わせて上半期の1月~5月に16校を巡回し、1校あたり6回の訪問を計画しています。

 

      (児童たちに読み聞かせができるようになった教員の様子)

 

 (車から本を運び出す子どもたち)


現職の教員を対象に行う図書サービスを学ぶ研修会と、学校を訪問して読書の機会を提供する移動図書館を動かすための資金が足りていません。

 

棚にただ本を並べただけでは、子どもたちは本に手を伸ばしません。

なぜなら、生まれてから一度も「本」を見たことがないので、子どもたちは「本」が、何をするものなのか、どんな生き物なのか、どんな味がするのか、何も知らないからです。そんな「本」のことを知るための扉を「読み聞かせ」が開きます。

 

(読み聞かせを聞いている子どもたち)

「読み聞かせ」を聞いた子どもたちは、本がとっても楽しいことを知ります。自分で本を読みたいと思います。しかし、少数民族の子どもたちには、絵本に書かれているラオスの公用語(ラオス語)を読むことができません。

 

ここで、助っ人となるのが、絵本に書かれている「絵」です。少数民族の子どもたちは、絵を追いかけて、ページをめくります。継続して行われる移動図書館活動が、そのページをめくり続け、物語を読みたいと思う気持を大きく膨らませます。

それが、教室も、教員も、教科書も、教材も不足している山奥に暮らす子どもたちの明るい将来を思い描く豊かな感性と創造性を養い、たくましく生きる力と、明るく元気に育つ子どもたちの気持ちは周りの大人たちをも笑顔に変える触媒する作用をも生み出します。

 

(スタッフが子供達に読み聞かせているところです)

 

ぜひ、一冊でも多い絵本を一人でも多くの子どもたちに届ける活動を応援してください。そして一緒に子どもたちの未来の扉を開けるお手伝いをしていただければ幸いです。

 

〜〜・〜〜・引換券について・〜〜・〜〜

 

■3,000円で、お礼状をお送りいたします。

 

■10,000円で、ラオスの暮らしや活動の様子が分かる機関誌シャンティラオス特集号と、子どもの写真貼付した直筆のお手紙をお送りします。(3000円の引換券に加え)

(機関誌『シャンティ』)

 

(子どもの直筆のお手紙)

 

■30,000円で、ラオスのシビライ村で作られたのハート型マスコットをお届けします。(10,000円の引換券に加え)

 

 

■100,000円で、ヴィエンカム郡教育行政発行の感謝状。(30,000円の引換券に加え)

 

 


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