Delicious Movement in Tokyo 2017、運営メンバーの青木です。この度は本ページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

ウェズリアン大学というアメリカのリベラルアーツ・カレッジの在学生、卒業生の3人が、日本にもリベラルアーツ教育を広めたいという思いから集まり、この6月に東京で短期集中講座を行います…、と書くとまとまりますが、実は3人が各々の経緯と期待から今回のプロジェクトをはじめております。後々この部分も報告させていただきます。

 

今回の更新では、ホームページに書ききれなかった基本情報を掲載します。まず応募フォームフェイスブックイベントページです。ご支援いただいた方もそうでない方も、興味があれば是非ご応募ください。続いて講座のねらいと内容、シラバスの1例を掲載しています。

 

【講座のねらいと内容】

DELICIOUS MOVEMENT MANIFESTO

1. Move to rest, sleep, and dream.
動きを通して止まり、眠り、夢をみる
2. Move to pass time, bloom, and linger.
動きを通して時を過ごし、花開き、とどまる
3. Move to taste and share.
動きを通して嗜み、分かち合う
4. Move to forget and remember.
動きを通して忘れ、記憶する

and more...

 

Photo Credit: William Johnston

 

作品を発表し続けるアーティスト、尾竹永子さんが教えるこの授業では、参加者は「発展」や「生産性」の概念を批判的に問い、思考の対象と自身との距離の変化を体験していきます。


尾竹さんがアメリカの大学で教えている授業をモデルに、体を動かすダンスワークショップと、アメリカのリベラルアーツのセミナーを組み合わせたクラス構成です。「読む」、「書く」、「動く」、「見る」、「感じる」、「話す」、「聞く」、「考える」を柱に、時間(歴史)、場所(環境)、個人、他者との関わりを学んでいきます。

 

近年の尾竹さんの作品に共通するテーマ「見据えること」「ためらい」「個人としての選択」が今回のムーブメントワークでも課題となります。毎週指定された作品の読書と感想文を書くことが授業の事前準備です。日本の大学教育が転換期にある今、人の多様な感じ方、動き方、あり方について対話するこの授業は、教育の可能性を改めて問い直すことにもつながると期待します。

 

講座には以下の一般公開のプログラムも含まれ、尾竹永子というアーティストの活動、歴史、コラボレーションも教材として設定しています。

  • 6月17日16:00~ WAM(Women's Active Museum) 館長、池田恵理子さんによる「慰安婦問題」についての講演
  • 6月24日16:00〜 ウェズリアン大学の日本歴史専門の教授、および写真家、ウィリアム・ジョンストン博士による「福島原発メルトダウン」についての講演
  • 6月24日17:00〜 尾竹永子「A Body in Places」ダンス公演
  • 6月24日18:00〜 「A Body in Fukushima」のビデオ上映 (原発事故後の福島で尾竹さんがジョンストン氏と制作)

【シラバス・授業内容例】

 

6月10日: デリシャス・ムーブメントの基本と実践
 
課題読書
大江健三郎  「人間の羊」インタビュー
坂口安吾「桜の森の満開の下」
 
クラス1  12−3pm
非生産的な時間の試行
体と景色
見ることと見られること
 
休憩/グループディスカッション      3-4 pm 

 

シラバスや授業エクササイズの内容は随時更新していく予定です。本日から60日のクラウドファンディング活動となりますが、よろしくお願いします!