こんばんは、里海です


このプロジェクトをスタートして、初めての月命日になりました。


3年と9ヶ月を通しての「人の強さと弱さ」について私なりに書きたいと思います。


私は震災の時、アメリカに留学中でした。
留学先の先生や仲間達、日本人教会で出会った方々に助けられ2011年を過ごしました。
英語で震災体験の記事を書いて地元新聞に載せていただいたり、チャリティーイベントに参加したり、皆の前で震災体験を発表させていただいたり、、、
自分にできることはないかと、ずっと考え、動き続けていました。


しかし私の中で、日本で何もできていないという想いがありました。


その想いから、帰国してすぐにボランティア団体をつくり、関東にいながらも気仙沼関係の活動したり、大学院に進んだり、思いのままに行動してきたのだと思います。


そしてもう1つ、私の原動力には父の存在も大きくあります。
性格が同じだと言われる、父と私。
だからこそ、いつも理解し応援してくれ、力強く私の前に立っています。


私の父は、兄弟で飲み屋さんをしています。
震災でなくなってしまった父達のお店は、2012年8月初旬、以前よりも海に近く気仙沼湾の目の前に再建されました。
港町に飲み屋の灯が1つもないのは違うと、海を見ながら未来を語れる店にしたいと。


正直いうと、家族としては心配でなりません。
しかし、それが父の覚悟であり一生をかけての夢なのだろうと受け入れました。


震災が起きてからこれまで、そんなふうに自分の生き様や夢などを考え直した人は多いのではないかと感じています。
そしてそこに少しだけ疑問が生まれました。
そんなに前を向きすぎては心が疲れてしまいます。
強さとはなんなのか、泣かない事が強さなのか、前を見続ける事が強さなのか。
あの時から立ち上がれないのが弱さなのか、何も出来ていないでいる事が弱さなのか。


そこには正解はないと思います。
1人1人違うから、1人1人を受け入れて少しずつ歩いていけたらなと強く思います。


私も私なりに歩いていきたいです。
まずはこの本、「泣く笑う悔しがる笑顔になる」どんな感情を持つのかわかりません。
それも人それぞれでいい、ただただ気仙沼とみんなの暖かさを込めて作ります。

 

(私に力をくれる肌身離さず持ってる宝物:私達家族の家と笑顔で立つ父)

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