田浦オリーブプロジェクト終了を感謝を込めてご報告いたします。
支援いただいたみなさまへの感謝を
クラウドファンデイングでご協力をお願い致しましてから、早いもので一年が過ぎようとしております。
オリーブを植えるための畑探しから始まり、荒れた畑を整備しオリーブの枝葉、落ち葉で作った堆肥を入れるなどの作業を終えて3月15日には、地元で応援してくださる方々に参加いただき植樹することが出来ました。コロナ禍の中で気を付けながらの集いとなりました。
其の後夏に向かっては草の勢いとの戦いでした。
5月には沢山の花が咲き6月には実が付きました。
草刈機も購入させていただき仕事が捗るようになりました
夏には、子供たちも参加して畑の手入れ、水やり。おとなもこどもも和気あいあいの1日を過ごしました。
秋の収穫のつどいにも50余人が集まり、ささやかな実りを祝いました。沢山の実が成るには後数年かかりますが、これからも手入れに勤しんでいきます。
今現在12本のオリーブは元気に小豆島の風に揺れています
みなさまのご支援の賜物です。ありがとうございます。
リターンについて
リターンをお申し込みになられた皆様には11月にオリーブの実を塩漬けにした「オリーブ新漬け」をお送りいたしました。我々の畑ではまだまだ製品化する収穫が望めないので、今回は小豆島の社会福祉法人「ひまわりの家」のご協力をいただきました。これは、私たちもこの畑が福祉、子育ちのためのフィールドにと考えているからです。
12月のクリスマスに届くようにとお送りしたのは、プロジェクトを助けてくれている農家で循環型自然農法で育てられたオリーブを搾ったエキストラバージンオリーブオイルです。ルッカとミッションでした。
お楽しみいただけましたでしょうか
事業としての状況
当初の目標であった畑を整備し、オリーブを植え育てて人々の交流を持ち、地元の人に認識していただくことが概ね進んだと認識しております。次に向かっての新しい畑の確保も出来ております。この事業はこれで終わることはなく発展していくことを目指しております。
収支報告
ご支援いただいた資金2,219,000円の使い道をお知らせいたします。
土地の借用費用(10年分)60,000円
人件費(畑手入れ、シルバー人材センター) 240,000円
移動費(ガソリン、講師、指導者の交通費等)250,000円
畑開墾、肥料業者支払い 87,000円
オリーブ苗木代 6,000円
農機具(草刈機、スコップ他)90,000円
畑の埋蔵瓦礫処分費 126,000円
イベント費用(3回)70,000円
事務費用他 23,000円
リターン(商品代、送料)159,000円
クラウドファンデイング手数料 414,953円
残金につきましては、これから三月までの新しく借りる畑2か所の整備、オリーブ購入、リターンとして企画している講演会の費用に使用させていただく予定です。
今後の活動について
以上のご報告にも書いておりますが、今後も引き続き現在の畑の近くから順次畑を広げ、山に続くかつての段々畑に大きく育った木々の伐採開墾を試む予定です。自然と共に育つ循環型農法で育つ銀色に輝くオリーブの木を増やし、オリーブ以外の野菜等にも挑戦していきたいと考えています。
「二十四の瞳の里」田浦が、新たに人の育ちの場になり、大人も子供も障碍のある人も共になかよく過ごせることを目標に。
今後とも我々の活動をご覧いただき、ご支援を賜りますようにお願いを申し上げます。厚かましいお願いですが、皆様のお知り合い、ご友人にも私たちのプロジェクトをご紹介いただければと存じます。
これから整備する畑です。