支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 47人
- 募集終了日
- 2015年7月18日
読み聞かせイベントにて絵本を初公開いたしました。
昨日(6/27)は、地元白鷹町で開催された「山ぎわ市場と音楽祭 3」(会場:白鷹町文化交流センター AYu:M)で、マーケットブースに出店をさせていただきました。
http://yamagiwahome.blogspot.jp/
ブースではポストカード・他のオリジナルグッズの販売、ワークショップを開き、そして、11:45〜、15:45〜の2回には絵本読み聞かせのイベントを開催し、「マンホールのステージ」を初めて人前で披露する機会をいただきました。
絵本自体は、現在も作画中につき、まだ未完成の部分を若干残しながらではありましたが、手作業での製本を施して披露することになりました。
いつも、自宅でひとりの状態でこの絵本の読み聞かせのリハを行っては、どうしても感情が高ぶってしまい、最後には息を詰まらせて涙腺が決壊してしまうことばかりでしたので、製本をしながらとても不安な気持ちの前夜をおくっておりました。
そして本番当日。
遅い梅雨入りを果たした翌日の白鷹町は、とても涼しげで午後には雨が空から降りてくる天候の1日でした。
絵本のストーリーを執筆した当実行委員会メンバーでもある横尾和義氏も、ともに参加していただきました。
いよいよ読み聞かせがスタートです。
子どもたちが目の前の席を陣取ります。さすがにやや緊張気味にスタート。
この絵本を制作することになったいきさつと、その想い、また出版後には被災地沿岸地区を中心とした公共の図書施設等に寄贈していくといった活動の目的についてを、冒頭にてお話をいたしました。
子どもたちは、読み聞かせが始まる前には、とても賑やかにはしゃいでいたのですが、私が読み聞かせを始めた途端に、息を潜め、食い入るような眼差しで絵本の物語の流れに集中力を傾けてくれています。そのピンと張り詰めた空気が、私の心を、この絵本の精神世界の中へ自然と誘ってくれました。
そして、読み聞かせのクライマックスに差し掛かるシーン。
実際の絵本では20・21ページ部分で、
「マンホールだけが津波にのまれずにそのままの状態で残っていた」
その絵の展開になった時、
「あー!マンホールだ。残ってた」
このように歓声をあげる子どもがいました。
このシーンに入った時、参加された子どもたちの顔が一瞬パッと明るくなってくれたのです。
私には、このページが持つ力を、この時初めて知ることができました。
絶望の中で見いだすことができた希望の大切さ。
このことが人間にとってどれほど大切なことであるのか、それをこの絵本で少しでも感じ取っていただけたなら、それは作者としてとてもとても嬉しいことであります。
絵本の力というものは、こうやって実際に人前で公開することによって初めて気付かされることが多くあります。
作り手側だけの視点ではなく、読み手側の視点とその心模様のあり方に、昨日の私は大きな授かりものをいただいくことになりました。
昨日私は、たくさんの皆様に、このまま前に進んでいくようにと、またひとつ大きく背中を押されたような感覚でおります。
このような素晴らしい機会をいただいた主催者側の皆様に、心より感謝を申し上げます。
リターン
3,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・活動報告書
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・オリジナルストラップ
・絵本「マンホールのステージ」(1冊)
・支援者様のお名前を絵本に記載(希望者のみ)
・活動報告書
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・オリジナルストラップ
・絵本「マンホールのステージ」(1冊)
・支援者様のお名前を絵本に記載(希望者のみ)
・オリジナルイラスト入り手作りキャンドル
・活動報告書
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
・サンクスレター
・絵本オリジナルポストカード
・オリジナルストラップ
・絵本「マンホールのステージ」(1冊)
・支援者様のお名前を絵本に記載(希望者のみ)
・オリジナルイラスト入り手作りキャンドル
・置賜女子力オリジナルギフトセット
・活動報告書
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 2