ありがとうございました!
【約20000人の方が来場!プラハの盲学校のこどもたちに絵を届けることができました!】
ご支援していただいた皆様、この度は多くの温かいご声援、ご支援を本当にありがとうございました。クラウドファンディングは初めての試みでしたが、皆様の温かいご協力のおかげで、無事に目標を達成することができ、プラハの市民の方々や盲学校の子供達に日本発信の新しい芸術・マリスの絵画を楽しんでもらい、愛と平和のメッセージを届けることができました。
絵画の展示と国旗共同制作の会場であった、プラハコングレスセンターでは、ジャパンウィーク自体の来場者数は40,000人、そのうち、20,000人の方が、当プロジェクトにご来場くださいました。目標人数よりもはるかに多くの方にご来場いただき、家族や友人、カップル、などさまざまな方がマリスを通して、互いに意見を交わしながら鑑賞する姿が印象的でした。
娘を抱きかかえながら、国旗を前にして娘に優しく語りかける父親、お気に入りの人形を片手に、抱きながら、国旗に触れ、深く考えはじめる女の子、展示してある国同士の関係を語る友人たち、マリスを通して自分が感じた、考えたことを得意げに母親に話す子供達。など、たくさんの交流がみられました。
いろいろな考えがあっても、皆最終的には、愛と平和というテーマに立ち返り、隣にいる家族、友人、こども、そして隣国の見知らぬ人、地球の反対側に住む人、見知らぬさまざまな人を想い、平和を願う姿が見受けられました。
盲学校では、視覚に障害のある生徒に対し、マリスの国旗と絵画の絵画鑑賞と、国旗共同制作の特別講義が行われました。初めて触覚と嗅覚で鑑賞する絵画を目の前にして、絵の前に生徒たちが興味津々に集まりました。
思い思いに、マリスの絵画に触れ、みるみると子供達の顔に笑顔が見え始めました。目が不自由な人は、視覚で楽しむものを楽しむことはできないと、無意識のうちに視覚障害者の当事者も、周囲の人や環境も無意識のうちにそう思い込み、絵画を鑑賞するという、健常者にとっては当たり前の権利が、視覚障害者にはこれまでなかったと言えます。それは、日本だけでなく、世界中で暗黙の了解のようにひっそりと受け継がれていました。そうして、絵画鑑賞を諦めてきた視覚障がい者に、その機会を提供したいという目的のもと、企画されました。「絵も見えるなら、なんだってできる。」子供達にそう確かに伝わっていました。
一人の女の子に、マリスには、モナリザの全身を描いた絵があることを伝えると、見てみたい!と声を大にして大喜びの様子で声をあげました。彼女は美術が好きで、知識としてレオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザを知っていました。しかし自分には見えないとして、胸に秘めていた想い、夢が叶うかもしれないと彼女は喜んだのでした。
彼女のこの発言がきっかけとなり、今年6月にチェコのオパヴァ市で行われる視覚障がい者のためのアート展にて、マリスの絵画展および、国旗共同制作が開催される運びとなりました。もちろん、彼女の見たがっていたモザリザをモチーフとした《change the world》を展示します。
子供達が自主的にマリスの絵画に触れ、意見を交わし、共同制作に実際に参加し、1粒1粒の砂を置く姿は、生き生きとしており、アートを通して希望を伝えることとができました。これも皆様の温かいご支援があってこそです。
本当にありがとうございました。
皆さまからご支援頂いた資金は、全額チェコプラハでの作品展及び国旗共同制作のために使用させて頂きました。重ねて感謝いたします。
マリスは、絵画を鑑賞する権利が世界中のどんな人にもあること、さまざまな人が1つの絵画を通して多くの価値観を共有し、愛と平和についての共通意識を育むこと。そうすることができれば、世界をやさしくすることができると考えます。
そのようなコンセプトに基づいて、マリスアートプロジェクトは行われています。
今年度は、
5月にパリ、ジュネーブ等での巡回展
6月にチェコ・オパヴァでの作品展
10月にイタリア・トリノでのジャパンウィークで作品展
11月には、ベトナムでの作品展
を予定しております。
このプラハでの活動は、このようにこれからの活動に続き、世界をアートで繋いでいきます。
皆様、これからも暖かいご支援のほどよろしくお願いいたします。
リターンについて、発送が予定よりも遅れております。
大変申し訳有りません。
3月中旬までには発送させていただきますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。