みなさま、こんにちは。

マタニティハラスメント対策ネットワーク（通称：マタハラNet)の

代表をしております小酒部さやかです。

マタハラNetは、女性が安心して妊娠・出産・子育てしながら

働き続ける事のできる社会の実現をめざし、2014年7月に設立した団体です。

1年前、私は2度の流産を経験したうえに

マタハラにより大好きだった仕事まで失い

悲しみと失意のどん底にいました。

「本来幸せであるはずの妊娠によって、なぜこんなにも悲しい思いをしなくてはならないんだろう」

「自分と同じ思いをする人が、一人でも減って欲しい」

その一心で、このマタハラNetを立ち上げる決意をしました。

それから1年。

本当に、たくさんのみなさまに支えられ、

国内外の多くのメディアの方々にも

日本の「マタハラ問題」について取り上げて頂き

ようやく、私達マタハラNetはこの6月30日にNPO法人化することが決定致しました。

マタハラ問題は、日本企業の抱える様々な労働問題の入り口に過ぎません。

マタハラは「働き方の違いに対する最初のハラスメント」です。

マタハラを解決しなければ、男性の育休取得を阻むパタニティハラスメント

介護休取得を阻むケアハラスメントと

次なるハラスメントが続いてしまいます。

私達マタハラNetは、マタハラ問題の解決をきっかけに

日本のすべての労働者の、働き方改革を目指しています。

妊娠・出産・育児をしながら働く女性だけでなく

そのような女性をサポートする、同僚の方々

自ら育児に積極的にたずさわる事を望む男性

両親の介護をしながら働き続ける道を選んだ方々

企業をより発展させたいと願う経営層の方々

マタハラNetは、それら全ての方々が

仕事もプライベートも大切にしながら生きて行く事の出来る

社会の実現を目指しています。

私達は、まだまだ始まったばかりの小さな団体です。

これからもどうぞ、私達マタハラNetの活動を

暖かく見守っていただけましたら幸いです。

応援の程、宜しくお願い致します。

マタハラNet

代表　小酒部さやか