プロジェクト概要

一人ひとりの患者さんを診る医師から、社会全体を診る医師になりたい。

 

はじめまして。秋山和宏と申します。

わたしは外科医として病院に勤務すらかたわら、社会起業家として一般社団法人チーム医療フォーラム を主催し「いのちの場から、社会を良くする」活動を続けてきました。10年を超える活動の中で、志を抱き行動する数多くの人と出会い、学び、導かれ、微力なれども社会に貢献できてきたのではないかと自負しています。日本科学未来館で毎年開催してきた医療者と市民のためのプレゼンテーションイベントMED Japanは今年で11年目を迎え、登壇したプレゼンターは300名を超え、ここを起点にさまざまなプロジェクトが生まれています。また、「いのちの場からの問い」を発信する季刊誌「ツ・ナ・ガ・ル」は32号を数えています。

 

MED Japan チーム医療フォーラム

 

医師として、社会起業家として、残りの人生をかけて、社会を良くする方法を実践していきたい。

 

これまでの10年を振り返り、これからの10年を考えたときに、そこに忸怩たる思いと焦りにも似た感覚があることも事実です。社会の変化の波は激しく、急激な超高齢社会への移行はさまざまな問題を生み出しています。多くの社会を良くしようとする人たちがいるのに、なぜ社会は良くならないのか。突きつけられた現実を前に自らの無力さを感じずにはいられませんでした。これまでの10年が「問い」であるならば、これからの10年は「行動」でなければならないのではないか。「いのちの場から、社会を良くする」方法を考案し、実践しなければならない。切実な思いにかられていたわたしに天が与えてくれた配剤は「医歩:メディカルウォーキング」と「松戸プロジェクト」でした。

 

メディカルウォーキングと松戸プロジェクト

 

メディカルウォーキングをきっかけに住民の健康度を向上させたい。

 

 

メディカルウォーキングは最新の医学の知見に基づいた健康を維持し増進する健康法です。「歩く速度が余命に影響する」という論文との出会いから、わたしの専門の一つである代謝栄養学の視点を加え、だれもが、気軽に、安全に取り組める歩行法として考案しました。勤務する病院で患者さんや地域の人たちを対象に「メディカルウォーキング倶楽部」を立ち上げ6年間の実践を積み重ねてきました。参加した人たちの笑顔や健康への効果に大きな手応えを感じていた時に、導かれるようにして出会ったのが「松戸プロジェクト」です。

 

メディカルウォーキング

 

松戸プロジェクトは松戸市と千葉大学が協力して行う都市型介護予防モデルです。住んでいる町や地域で住民の健康度に差がある…、千葉大学教授の近藤克則氏が明らかにした「健康格差」は、それまで個人の問題として捉えられていた健康を社会の問題として捉え直す大きなきっかけとなりました。松戸プロジェクトは地域の住民の社会参加を促すことで松戸市民の健康度を向上させようという取り組みです。

 

松戸プロジェクト


 

すぐさま近藤教授と松戸市に連絡を取り、チーム医療フォーラムとして松戸プロジェクトに公式に企画・運営協力することにしました。「メディカルウォーキングが住民の社会参加のカギとなる」と直感したからです。メディカルウォーキングは地域の住民と医療者が一緒になって取り組む健康法です。生活の場で住民と医療者が交流し、新たなつながりを生み出します。孤立を防ぎ、家から外に出ることを促します。メディカルウォーキングをきっかけとなり、松戸プロジェクトが盛り上がる、市民の健康度が向上する、と確信しました。

※「健康格差社会への処方箋」近藤 克則 (著) 医学書院 (2017/1/30) 著者より許可を得て掲載

 

みんながみんなでつくりあげるメディカルウォーキングで、みんながみんなで健康になる。

 

わたしが今回クラウドファンディングを利用する理由はクラウドファンディングが社会参加であると考えたからです。より良き社会のための装置であるクラウドファンディングを利用してメディカルウォーキングを社会に広げていきたいと考えたからです。


メディカルウォーキングはすでに「ある」ものではありません。基本となる考え方はありますが、「こうでなければいけない」というものではありません。メディカルウォーキングは医学の知見に基づいていますが、実践する場は病院ではなく生活の場です。押し付けるのではなく、こうであったらという思いや願いがいろいろ集まって血と肉となり、姿が生まれてくるのだと思います。

 

萬年一家 メディカルウォーキング

 

みんながみんなでつくりあげるメディカルウォーキングを実現するにはどうしたらいいのか。わたしがたどり着いた答えは映画制作でした。

 

 

なぜ映画なのか。

 

映画の制作過程をクラウドファンディングで共有し、だれもが参加できる映画づくりを行うことで、メディカルウォーキングを地域に根付かせていきます。

 

参加というキーワード

 

「映画をつくりたい」と最初から考えていたわけではありませんでした。印刷物や説明会に比べて映像による表現は豊かで伝わりやすいとは思っていましたが、メディカルウォーキングづくりに「参加してもらう」には、情報の伝わり方が一方的で、限られた人にしか届かないと思いました。わたしが求めていたのは地域の人たちによる、地域の人たちのためのメディカルウォーキングづくりです。シンプルでわかりやすい、だれもが参加したり、応戦したりできるようなアピールの方法はないだろうか。その方法を探し出すことがメディカルウォーキングづくりのスタートでした。

 

映像による表現は常に頭の中にありましたが、あるキッカケからそこに「参加」というキーワードが結びつきました。今年の5月にスタートした「松戸市100人カイギ」です。毎月、松戸市に関わりがある5人のゲストを迎え、興味や活動を話してもらい、100人に達したら解散!というユニークな企画です。人選に難航するのでは?と最初は考えていましたが、蓋を開けてみると地域にはそこで暮らす人たちの豊かな文化とつながりがあることに気づきました。松戸という〝場〟を舞台に、そこで暮らす人たちを巻き込む映画づくりをしたらどうだろうか…、「映画」と「参加」が結びつきました。

 

松戸市100人カイギ

 

もう一つのキッカケは映画美学校で学ぶ生徒さんとの出会いです。映画の撮影場所を探していた一人の生徒さんとの出会いから、真剣に映画制作を志す人たちの存在を知りました。才能と希望に溢れる若き人々です。わたしはこの人たちに映画制作を託したいと思いました。この人たちに映画制作の場を提供したいと思いました。この人たちだからこそつくれる映画があると思いました。松戸という場で、そこで暮らす人たちと映画美学校の生徒さんたちが、映画制作を通して交流する姿が思い浮かびました。映画をつくる過程が水路となり、流れる水のようにメディカルウォーキングが地域に広がっていくのではないかと考えました。

 

映画美学校の生徒さんたちと

 

映画制作を決意した理由は、映画制作の過程がメディカルウォーキングづくりになるという確信です。作品という結果ではなく、過程が大切だと考えています。作品ももちろん大切です。全国の人たちにメディカルウォーキングを知ってもらう大きな力となります。しかし、それと同時に、いやそれ以上に、わたしは映画制作という過程から何が生まれてくるのか、その期待に大きく胸をふくらませています。

 

みなさん、わたしと一緖にメディカルウォーキングが〝生まれる〟瞬間を目撃しませんか。そして、そのためのご協力をお願いします。

 

メディカルウォーキング 映画制作

 

特定非営利活動法人 映画美学校

誰もが、何歳からでも、それまでの経験を生かしながら、本格的な映像の表現者としての道を歩むことができる…そういった環境の整備を目標に1997年に創立。多種多様な異分野の才能を巻き込みながら、数多くの映画人を輩出している。 

 

今回のプロジェクトの内容

 

メディカルウォーキングの映画(プロモーションムービー)を映画美学校の生徒さんたちと住民を巻き込みながらつくります。


今回のクラウドファンディングで支援をいただいた資金は、映画の制作に関わる費用として使わせていただきます。

 

  • 映画撮影に関わる費用
  • 編集などポストプロダクション関わる費用
  • 完成試写会開催に関わる費用
  • クラウドファンディング手数料

以上を合わせて100万円を目標金額としました。
 

 

 

メディカルウォーキングで松戸から日本を健康にしたい。

 

わたしの最終的な目標はメディカルウォーキングで松戸から日本を元気にすることです。メディカルウォーキングは都市型介護予防モデルである松戸プロジェクトと連動しています。メディカルウォーキングが住民の健康への意識や地域活動の参加にどのように働きかけたのか。そのことにより市民の健康度がどのように変化したのか。松戸市や千葉大学との連携の中でその効果を具体的に計ることができます。

 

メディカルウォーキングは松戸での実践をもとに、その効果を検証し、一つのソリューションパッケージとして機能するものとしていきます。だれもがこのソリューションパッケージを利用することで、地域にメディカルウォーキングの文化を組み込むことができるようにします。メディカルウォーキングは地域で行われているさまざまな活動や取り組みと競合するものではありません。保管するものです。松戸で灯したメディカルウォーキングの一燈が、日本全国各地の一燈となり、やがて日本全体を照らす万燈となる。わたしはその時の日本という国が豊かになっていることを確信しています。

 

メディカルウォーキング

 

 

リターンについて

 

映画エンドロールのお名前掲載(希望者)

映画のエンドロールにお名前を掲載します。本名のほかニックネームや法人名でもOKです。

*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。」

 

映画づくりの参加(希望者)

千葉県松戸市で撮影する医歩の映画にエキストラとして参加いただけます。撮影の日程は10月から12月を予定しています。希望者には詳細な日程をお知らせします。

場所:千葉県松戸市内

日時:2019年10月から12月を予定。時間は未定。

※9月30日までに決定します。

※交通費や飲食代については自己負担となります。

※エキストラとして参加していただいた方には医歩Tシャツを進呈します(サイズは当日お申し出ください)。なお、エキストラ参加をしない方で、Tシャツを希望する場合は完成試写会パーティにてお渡しいたします。

 

完成試写会パーティ千葉県松戸市で12月に予定されている完成試写会パーティにご招待します。

場所:東葛クリニックみらい(千葉県松戸市本町21−2)

日時:2019年12月頃に予定。時間は未定。

10月31日までに決定します。

 

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・プロジェクトの終了要項

2019/12/10までに「松戸だよ!全員集合 〜医歩で松戸から日本を元気に〜」を完成させ、2019/12/20までに東葛クリニックみらいにて上映開始したことをもって、プロジェクトを終了とする。

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