
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 179人
- 募集終了日
- 2019年11月15日
早稲田大学ワンダーサイクリング同好会の感想その2
前回、概要と1人の方の感想を掲載したが、今回は2人の方の感想文を掲載します。
初めて南会津に来て、3泊4日滞在してだけの感想なので、もちろん、あれ!と思うような点もありますが、なるほどなとうなずける点も多々あります。
今後の高野癒しの里プロジェクトや町づくりの中で活かしていけたらと思います。
Bさんの感想
まずは今回、高野癒しの里のプロジェクトに参加させていただきありがとうございました。こちらはお手伝いという形で訪れているのに、たくさんのおもてなしをしていただきました。その中でお二人の会津田島に対する熱い思いが伝わってきました。まずは今回のお手伝いをして癒しの里で魅力的に感じたものを取り上げさせていただきます。
<癒しの里で魅力的だったこと>
1. 遊び場が多くあること
じね〜ん森の中に森林、川、農地、トレイルコース、ツリーハウスや自然を生かした遊具がありました。狭い範囲に楽しめる資源が密度高くあるのは魅力的です。ここで1日夢中で遊び尽くすことができればリフレッシュできると思います。
2. 山の資源
星さんが案内してくださったおかげでじね〜んの森には豊かな植生があることがわかりました。東京で育った者としては身近にそういった食料資源があることが驚きです(もちろん東京でも探せば見つけられるのかもしれませんが)。そういった山の幸をぜひ食べてみたいし、願わくば自分で採集してみたいです。
3. 冒険感
今回草刈りのお手伝いをしたトレイルコースや桜の植える準備をした道は、よくいえば冒険をしているようなワクワク感がある道、悪くいえばほぼ未整備で危険な道でした。もちろんこれからさらに整備を進めて道は安全になっていくと思うのですが、やはりスリルがある方が楽しいです。安全だけど、ワクワクする道であってほしいです。
楽しみ方というのは人それぞれだと思いますが、僕が都会生活の荒波に揉まれた後じね〜んの森を訪れたのなら、都会ではできないことをやり尽くしたいです。
朝からファットバイクで遊び、暑くなってきたら川で涼みながらサワガニでも釣って遊ぶ。昼は会津田島のお蕎麦やとれたての野菜や果物をいただく。午後はまたファットバイクで遊んだり、山歩きしたり。そして夜は日本酒を飲みながら満天の星空を見上げることができたら最高だなって思います。
また、都会っ子はじね〜んの森の中で放り出されても楽しみ方がわからない人もいると思うので、案内人がいるのがベターだと思います。今回の中で例を挙げると、星さんが川沿いを案内しながら草花の解説をしてくださったことです。一人で歩けばああ草だ、綺麗な花だ、程度にしか思わないところを、解説のおかげで興味を持って周りを見渡しながら歩くことができました。何も知らなければ、ただの泥んこ地帯にしか見えない場所が『ヌタ場』であることを教えていただいたことによって野生動物の営みを感じる場所と捉えることができるようになりました。何事も無知であるより、少しでも知識があったほうが楽しめるはずです。

続いて、じね〜んの森に限らず会津田島の魅力について書かせていただきます。
<会津田島で魅力的だったこと>
1. 日本酒
今回飲ませていただいた日本酒がおいしくて感動しました。実は私はあまり日本酒が好きではなかったのですが、フルーティーで口当たりのいい会津の日本酒はついつい飲みすぎてしまうほどでした。こんな美味しいお酒をつくっている会津田島の酒蔵をぜひ
見学してみたいですね。
2. 田園風景
会津田島を案内していただいたときに、巨大杉がある神社の丘から眺めた景色に心打たれました。緑の山、黄金色の稲穂と青い空の組み合わせ、そして後ろを振り返れば神社があるという都会では絶対に見られない日本の原風景は魅力的でした。
3. とれたての農作物
星さん宅で蕎麦会を開いていただいた際食べた野菜・果物がとても美味しかったです。新鮮はうちに消費するのが一番だと感じました。ポタリングをした時にいただいたりんごも美味しかったです。
癒しの里を含めて、以上の魅力を体験できるプログラムがあったら素敵だと思います。自転車で風景を見に行くとなるとお酒を飲むのは難しくなってしまうかもしれませんが。
今回、プロジェクトに携わる中で癒しの里の整備具合を見るに、まだまだこのプロジェクトは始まったばかりだと感じました。また、私たちはお手伝いさせていただいたとはいえ、9月の会津田島のことしか知りません。ですので、今後も別の季節にお手伝いをして会津田島の別の魅力を知るとともに、プロジェクトの一助となれれば幸いです。高野癒しの里プロジェクトが成功し会津田島に活力がみなぎることを願っています。ありがとうございました。

Cさんの感想
私は今回のプロジェクトに参加することによって、田舎の長所・短所を4日間滞在することで実感することができた。両者を自身の感想も踏まえて記述していきたい。少々言葉が厳しくなって しまう点もあると思うが、改善に向けて敢えて使っているので目を瞑っていただきたい。
3泊4日の滞在を通して、私は南会津という土地が大好きになった。
親切で優しい人々、美味しい食事・酒、おしゃれなカフェ、とパッと思い付くだけでも魅力が多くある。
南会津に短期間滞在するだけで長い間そこに住んでいたかのような気持ちになる。事実 私も会津田島駅を出て東京に帰る時、上京する時に感じたノスタルジックな気持ちを感じた。
しかし、それとは同時に課題点も多く見えた。
まず、地域全体の明らかな高齢化である。駅周辺では年配の方々と多くすれ違い、サイクリングに行った際には小学校が廃校になってしまった話を聞いた。田舎にはつきものだが、若者が地元を出て戻って来ないというのが大きな原因だろう。
毎晩の話し合いでよく聞こえて来たのだが「南会津は好きだけど、移住するかと言われた ら…」という声だ。実際私も移住しようという気持ちにはならなかった。それは衣食住の内の「衣住」環境が都会より低い点にある。東京の原宿にあるようなおしゃれなショップが南会津には無いし、おしゃれな物件も無い。田舎にそこを求めるのはお門違いかもしれないが、やはり現代では切っても切り離すことができないだろう。「衣」に関しては最先端を行く東京に太刀打ちは正直できないが、
「住」に関しては田舎らしさを出すことができるだろう。個人宅を紹介する雑誌でよく出てくる薪ストーブがある、木造で別荘地にあるロッジのような外観、広い庭など、都会では実現するには莫大な費用がかかるような家を建設したら人は集まるのではないか、と私は考えます。地元の建設会社に依頼し、地元の林業を盛んにし、地元のデザイナー(いればだが)に依頼することができれば、経済活性化につながる。事実、雑誌などで田舎で先述したような田舎でしか実現することが難しい家に住んでいる人を紹介する特集を組んでいるのもよく目にするし、ニーズはあるように思う。
あまり費用がない人は何も一から家を建設する必要はない。問題となっている空き家を買い上げ、リノベーションしてしまえばいいのだ。衣食住の充実以外に職の少なさ、給与面での心配もあるだろう。
田舎での職が少ないのが若者の都会流出の原因の一つであるのは明らかであるが故に、このプロジェクトをビズネスとして転換することができれば、逆に都会からチャンス・やりがいを求めて若者が就業のために移住してくる可能性があるように感じる。運営する側の森林野会のメンバーもボランティアかつ年配の方が多いようでは、組織自体の存続が危ぶまれる。会社として社員として運営して、給与をしっかり払えるような仕組みを作れば、そこに就職しようとする若者も増えるだろう。

まとめ
上記の様に南会津には良い所も多くあるが、課題点の方が目立つ。これは東京に住んでいる私達の意見であり、都会の基準を田舎に持ち込むべきではないという考えがあるのは理解できるが、今の時代都会が基準となっており、田舎はそれに比べ遅れてしまっているのが現実だ。しかし、都会に迎合する形ではなく田舎特有でなおかつ都会っぽい・都会の人にも抵抗なく受け入られてもらえる形で、話し合いで出た様なアイデアを発揮していけば南会津を盛り上げることが可能であると考える。
私がお手伝い終了後に思いついたアイデア
・ハンティングの体験
日本にも狩猟文化があり猪や熊を狩猟する地域があるが、都会の人からしたら田舎だけの話で 身近な存在であることは確かである。また、その狩猟文化も衰退の道を辿っているらしい。熊は捨てる所がないと言われるぐらい利用価値が高い動物だ。しかし、東北に限った話であるが原発 事故により被曝した熊肉の出荷は厳しく制限されているし、出荷できたとしても売れないことが多いらしく、熊の敷物も需要がかなり低なっている。それ以外にも大きいのが後継者不足だそうだ。南会津や他の田舎でも問題になっている若者の都市への流出は狩猟文化にも影響しているのだ。そんな実情を知った上で私は欧米のハンティング文化にヒントをもらった。欧米には親が子供をハンティングに連れて行き、獣を狩ることによって命の大切さを教える文化がある。しかもそれを趣味としている人も多く、ハンティング市場は日本よりはるかに大きいそうだ。 命の重さを深く考えず、ただ楽しんでハンティングすることには反対だが、上記のような道徳的学習ができるなら子供に体験させることができるような教室を開催することができれば、コンセ プトの一つである野遊びの一環になるだろう。
・夜に行う散策・トレイル
これはオランダの光の街、アイントホーフェン付近のファン・ゴッホ・ローズガールデ自転車道 から着想を得た。この自転車道は、数千もの太陽光で充電でき夜間に光る石を散りばめており見た目が綺麗である他、夜間でも視界を確保することができるようにするものだ。光る道を作ることができれば自転車・山歩きに興味のない層を取り込むことが可能なのではないか。光る石の費用、そもそも夜間に山に入ることの危険性(獣・視界の悪さ・眠気による注意力の低下等)はあるが、実現することができれば大きな集客力になり得るだろう。桜の季節では桜のライトアップ と共に、雪の季節では雪のライトアップ(スキー場のナイター時の景色を想定)と共に実行できるだろう。

リターン
5,000円

【応援】プロジェクト応援コースA
・御礼のメッセージ
※上記と手数料を除いた全額をプロジェクトに活用させていただきます。
- 申込数
- 58
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
5,000円

【体験】森林野会会員資格+体験教室参加券
・御礼のメッセージ
・会員資格(2022年3月末まで有効)
入会金(1000円)と年会費(1000円)が免除となります。(なお、40歳以下の方は通常どちらも無料です)特典として有効期間中は森林野会主催のイベントの参加料が無料となりますが体験を伴うイベントの場合は別途体験費用がかかります。
・体験教室参加券 500円券2枚。(2022年3月末まで有効)
体験の種類により必要な枚数が違います。
そば打ち:2,000円(そば粉代込み、自分で打ったものを食べられます)、間伐体験:1,000円、木工品づくり:1,000円~(材料により異なります)、クリスマスリース作り:1,500円(材料費込み)、アニマルトラッキング:1,000円(冬、カンジキ込み)など
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
5,000円

【応援】プロジェクト応援コースA
・御礼のメッセージ
※上記と手数料を除いた全額をプロジェクトに活用させていただきます。
- 申込数
- 58
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
5,000円

【体験】森林野会会員資格+体験教室参加券
・御礼のメッセージ
・会員資格(2022年3月末まで有効)
入会金(1000円)と年会費(1000円)が免除となります。(なお、40歳以下の方は通常どちらも無料です)特典として有効期間中は森林野会主催のイベントの参加料が無料となりますが体験を伴うイベントの場合は別途体験費用がかかります。
・体験教室参加券 500円券2枚。(2022年3月末まで有効)
体験の種類により必要な枚数が違います。
そば打ち:2,000円(そば粉代込み、自分で打ったものを食べられます)、間伐体験:1,000円、木工品づくり:1,000円~(材料により異なります)、クリスマスリース作り:1,500円(材料費込み)、アニマルトラッキング:1,000円(冬、カンジキ込み)など
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月

小さな命〜行き場のないインコや小動物等の命をつなぐサポーター
- 総計
- 196人

道北の街角に“あかり”をともす移動飲食店バスを未来につなぐ
- 総計
- 5人

10周年記念事業「東北ゼブラ会議 2026」開催!東北創生の次代へ
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- 940,000円
- 支援者
- 33人
- 残り
- 31日

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- 現在
- 930,500円
- 支援者
- 86人
- 残り
- 1日

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- 80,000円
- 支援者
- 6人
- 残り
- 41日

KOMAGANEから元気プロジェクト『マンスリーサポーター募集』
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- 0人

滋賀県東近江市を拠点とした農業、人々へのサービス提供
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 44日
愛玉子(オーギョーチ)で「台湾」がもっと好きになる!
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- 110,000円
- 支援者
- 35人
- 終了日
- 1/29
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- 支援総額
- 0円
- 支援者
- 0人
- 終了日
- 6/15

【緊急支援】犬たちの幸せの為に、いま、私たちにできること
- 支援総額
- 12,591,000円
- 支援者
- 619人
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奈良|三輪のえべっさん『狛犬祭』で御鎮座1100年を盛り上げたい
- 支援総額
- 392,000円
- 支援者
- 68人
- 終了日
- 4/30
猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療にご支援、ご協力をお願いいたします
- 支援総額
- 862,000円
- 支援者
- 168人
- 終了日
- 11/26













