旧・三芳村から続く農村風景を守るため新規就農者を育てたい

　稲刈りは終盤を迎えています。

　このプロジェクトでは、これまでに当初の目標を大きく超えることができました。ご支援くださった皆様に改めて感謝いたします。

　今回は、実際に研修生を受け入れてから現在進行形のプロジェクトとして支援を呼びかけさせていただきました。資金が集まったら始めるというのではなく、とにかく始めることが大切だと考えたからです。また、研修生とともにはざ掛けし収穫した新米をご支援くださった皆様に味わっていただきたいと思ったからです。

　わが家は、おいしく食べていただけるよう作物を育て、毎週お届けする野菜セット、そして毎月お届けするお米を通してのつながりを中心に、これまで暮らしてきました。このようなつながりは、私たちが安心して田畑に向き合うための大切な土台であり、また都市部に暮らす方々には少しでも季節感と味わう楽しみを感じていただくことが出来るという、双方が豊かになる関係だと思います。そのような関係を広げていくことができれば、新規就農者を志す人たちは安心して就農することができ、未来への希望が生まれることでしょう。遠い存在であった農村が少しは身近な存在へと変わり、行き来も生まれるのではないかと思います。

　このプロジェクトを提案しましたのは、単に資金を集めるためということではなく、そのような食べものを通したつながりを広げたいという思いからでした。ですから、金額としては目標額を超えたわけですが、つながりを広げるという意味では、最終日までに少しでもご支援くださる方が増えることを願っています。最後までどうぞよろしくお願いいたします。