プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 たくさんの方からご支援と応援メッセージをいただきありがとうございました。おかげさまで、当初の目標金額である20万円を超えて、プロジェクトは成立しました。改めて御礼申し上げます。

 

 しかし、このプロジェクトは一人の新規就農希望者を育てて終わるというものではありません。あくまではじめの一歩であり、これからも息長く続けていきたいと考えています。そこで、ネクストゴールとしてもう一人の新規就農希望者を受け入れるための準備資金を追加して60万円に設定させていただくことにしました。

 

 このプロジェクトは、小規模家族農業でも生きる道はあるということを新規就農希望者に学んでもらい、そのような新規就農者を少しずつ増やしていくことによって農村の風景を未来へつなげていこうとする取り組みです。未来への投資として、このプロジェクトを支援していただけないでしょうか。

 

 どうかみなさま、最後まで引き続きよろしくお願いいたします。

 

 やぎ農園 八木直樹(2017年9月21日追記)

 

水田の広がる美しい農村風景を
未来へつなぐため、
次世代の農家を育てます。

 

 ページをご覧いただいている皆様、初めまして。千葉県南房総市で農薬や化学肥料を使わずに米、大豆、露地野菜などを生産している「やぎ農園」の八木直樹と申します。東京都出身の私が、日本の有機農業の先進地として全国に知られた旧・三芳村(現在の南房総市)で、理解し支援してくださる農家の先輩方と出会い、就農してから20年が経ちました。妻も神奈川県出身の新規就農者です。わが家は、美味しいお米の取れる粘土の水田地帯にあります。

 

 農産物価格、特に米価の低迷や高齢化により、私の住む南房総市でも若い農業者不足は深刻化しています。そこで私の農園では、今年度より新規就農者となる研修生を受け入れる制度を立ち上げました。

 

 美味しいお米と美しい農村風景は、ここで暮らす人にとってはもちろんのこと、都市部で暮らす皆様にとってもかけがえのないものであると信じています。どうか皆様、新規就農希望者を支援し、私たちが学んできた有機農業と農村風景を未来へ残していこうというやぎ農園の取り組みを、ご支援くださるようお願いいたします。

 

やぎ農園の水田地帯の風景です。

 

農業で暮らす人がいるから、
農村の風景は守られてきた。
農家が減れば、食料の生産だけでなく、
農法や風景も失われてしまう。

 

 最近、これまで地域の農業を支えてきた先輩たち、私が直に教わってきた先輩たちがが70代となり少しずつリタイアし始め、これから5年も経たないうちに誰が農地を耕すのかという大きな問題が持ち上がることがはっきりしてきました。

 

刈り取りの作業風景です。

 

 農家は、日々の農作業の中で稲や野菜を植え、果樹を育てるなどして季節感のある田畑の風景を作り出します。私たちは畔や道路沿いの草刈りをしたり、花を植えたりして、訪ねた人が美しいと感じるような環境づくりも大事にしています。ですから、農家が減るということは、食べものの生産が減るというだけでなく、訪ねた人がほっとするような農村の風景までも失ってしまうことにつながるのです。

 

 今、都会で生まれ育った若者の中には、農業へ強い関心を持っている人が増えていると聞いています。一方で、都会での暮らしに息苦しさを感じる人も多いようです。そのような人たちに、有機農業に触れてもらえたら、生きる楽しさや生命への感謝を感じる人もいるのではないかと思っています。そして農業に魅力を感じる人がこの地域に増えれば、未来への希望も生まれるでしょう。わが家では、そのためのきっかけ作りをしたいのです。
 

小規模であっても農業に携わる人を増やす
新規就農を地域に根付かせるための
一つの方向性を示していきたい。

 

 わが家は大規模ではなくても、はざ掛けによるお米の独自販売が経営の大きな柱になっています。そういう理由からわが家の研修生には、「はざ掛け」による稲作を覚えて自立してもらい、少しずつ地域の農地の守り手になって欲しいと考えています。大規模機械化によって農業に携わる人を減らすのではなく、小規模であっても農業に携わる人を増やすことが地域力を高めるためには必要だと、私は日ごろ感じています。

 

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今年植えた稲はもうすぐ収穫期を迎えます。


 今年植えた稲はもうすぐ収穫期を迎えます。現在、女性の研修生一人とともに栽培しています。彼女は、将来自立することを目標に学んでいるので、様々な機械作業も経験してもらっています。わが家は女性も歓迎します。農業は命をつなぐ食べものをつくる仕事であり、暮らしそのものです。畑と食卓をつなげる女性ならではの視点が積極的に活かされることは、これからの農業にも大いにプラスになると、私たちは考えています。

 

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妻と私とレンコンと。

 

自然の力を活かした「はざ掛け」による
稲作を伝え、新規就農者も無理なく
稲作を始められるようにしていきたい。

 

 わが家のお米はすべて、バインダーという機械で刈り取り、竹を組んだ干し場に掛ける「はざ掛け」という方法によって天日自然乾燥した上で脱穀しています。こうして収穫したお米は、一般に流通しているお米と比べて断然おいしいと、栽培している農家は皆自信を持って口をそろえて言います。

 

 はざ掛けは20年前、私が就農した頃は当たり前に行われていました。ところが機械化の流れは進み、はざ掛けで収穫する農家はどんどん減っています。正月飾りや注連縄に使う稲わらでさえ貴重品になってきました。


 しかし、わが家ではあくまではざ掛けにこだわりたいと思っています。一つは、地域の資源である竹を利用できるということです。南房総市は、千葉県内でも最も竹林面積が広いのです。わが家では、竹を伐採したときに出る枝葉もチップにして野菜づくりに活かしています。

 

 もう一つは、コンバインや乾燥機などの大きな機械や施設が必要ないということです。それは、電気や燃料などのエネルギー消費も少なくすることにもつながります。しかも、わが家の稲作で必要な小型の機械は中古でいくらでも出回っていますので、初期投資を抑えたい新規就農者でも無理なく稲作を始めることができるのです。

 

収穫した稲ではざ掛けを行っている様子。

 

研修生と。

 

地域の方々に温かく見守っていただきながら、
南房総市を盛り上るために
クラウドファンディングに挑戦します。

 

 今年から受け入れを始めた研修生には、増えた田んぼからとれるお米を販売することによって毎月研修手当を支給するという条件を設定しました。また、それを支えていただくために、予め出資していただいた上で収穫したお米や大豆を分配するというしくみである「南房総はざ掛け米トラスト/大豆トラスト」という制度もはじめました。しかしながら、ホームページを立ち上げて間もないということもあり、まだ十分な資金を確保できていません。

 

 研修生には、わが家がずっと続けている「はざ掛け(天日乾燥)」によるお米づくりを覚えてもらい、地域で自立してもらいます。研修生たちとともに、大規模な機械や施設を使わず自然の力を活かした稲作を南房総市で広げていけば、無農薬のはざ掛け米は地域のブランドにしてゆくことも、美しい農村に訪れる方が増えることも、期待できるでしょう。

 

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 私はそのような将来像を描きながら、研修生たちと向き合っていきたいと考えています。そこで今回この取り組みを日本全国に広めるため、クラウドファンディングのプロジェクトに挑戦することにしました。

 

 有機農業研修生とともに育てた無農薬はざ掛け米、無農薬の露地野菜を、リターンとしてお米とお野菜をお届けします。少しでも多くの方々と、作物を通して温かい関係を築けたらと思っています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

リターンは研修生とともに育てた
無農薬はざ掛け米と
無農薬野菜・自家製の加工品です。

 

 今回のプロジェクトは資金調達の目的ももちろんございますが、農家として、ぜひともリターンであるお野菜とお米を通して全国のみなさまと交流するきっかけになればと願っています。

 

 無農薬はざ掛け米は、いずれも玄米、分搗き米、白米から選んでいただくことができます。ご希望の内容を、リターンの発送の際にお伺いさせていただきます。

 

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無農薬で作った新鮮なお野菜をいち早くお届けします。

 

やぎ農園特製の加工品です。

 


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