エンターテインメントで、街を興す！

おはようございます。
さあ、始まりました！！
「南相馬フェス」vol.2へ向けたクラウドファンディングです。

 

ここから28日間、どうかよろしくお願いいたします！

 

「南相馬フェス」を、皆さんに応援していただいて、

このフェスをきっかけに、

「福島の浜通りから新しいエンターテインメントを発信する！」

という願いを形にしていきたいと思います。

 

 

私は大学時代、広島に住んでいました。

広島大学の教育学部に通いながら、広島の街でバンド活動に明け暮れ、

そこで東京の音楽ディレクターさんに声をかけられ、大学卒業後に上京。

そしてミュージシャン、シンガーソングライターとしての道を歩き出しました。

 

 

私の音楽活動の基盤は、実家の山口や、広島時代に培われたものです。

中でも、毎月、広島駅前のライブハウスでワンマンライブをしていた頃が

一番、自分的にも鍛えられた頃だと思います。

 

その当時、そこのライブハウスの社長さんに、毎月ライブが終わった後呼び出され、

事務所で、講話（w？）や、お説教、（w？）をしてもらっていました。

そこで言われた、ライブハウスの社長の言葉が、今私の中での大きな原動力になっています。

 

 

「菜穂、広島にはなんでたくさん、アーティストが育ってるか分かるか。

　この街には、悲しいことがあったんじゃ。分かるじゃろう。

　何も無くなったこの場所に、人は、歌を作って、歌い始めたんじゃ。

　人は、悲しいことがあると、歌う。悲しい場所には、歌が必ず育つんじゃ。」

 

 

この言葉が、今私が、福島に移住し、歌を作り続ける大きな原動力になっています。

 

 

震災から１２年。

たくさんの出来事を経験してきた福島。

いまだにまだその経験の中にいます。

いろんな思いや、感情や、出来事がある中で、だからこそ

人はメッセージを伝えたい。そう思うはずです。

 

 

ここに私がいる理由。

それは、きっと声を上げたい、メッセージを伝えたいと願う浜通りの皆さんの

背中を押したり、声を引っ張り出したり、応援したりするためだと

この１２年感じてきました。

 

そしてそのメッセージは、ステージに立って歌ったり踊ったりするだけの人が

持っているわけではありません。

 

商品を作り、売る方法を考え、どうしたら多くの人に知ってもらえるか、

そんな風にアイディアを凝らす人々。

ご商売や、自分の事業を通じて、福島の現状を伝えたい、と奮闘している方々が

たくさんいらっしゃいます。

街の中にこそ、小さなメッセージを抱えた人々がたくさんいます。

 

そんな街から、声を上げたい。

 

それが「南相馬フェス」を立ち上げた、理由です。

 

 

ここに、こんなに素晴らしい人たちがいます！！

 

そう、大きな声で伝えたい。

 

 

目標は、南相馬市鹿島区の「みちのく鹿島球場」で5000人を集めて、野外フェスを開く。

何年後になるかわかりません。

そんなこと、できるかどうかもわかりません。

 

 

けれど、一人ではできないことも、たくさんの方々のお力を借りて、

実現することができるんだと、私は知っています。

津波の跡地で、野外フェス。

目標は２年後。

 

 

本来なら、行政がやってくれるのを待ってる方が楽かもしれません。

けれど、そうじゃない。

 

小さな声は「いつか誰かがやってくれる」ものではなく

自分達で声を上げて、道を作っていくもの。

その道は揺るぎなく、太く長い道になるはず。

 

 

今回は、福島ロボットテストフィールドの野外ステージを組みます。

初めてのLEDアーティストのステージも企画しています。

地元のパフォーマー達と、地元の商店と、そして今日本最先端のパフォーマーと。

そんな夢の時間を9月2日（土）

南相馬の海辺で、開催しようとしています。

 

 

小さな一歩。

そんな小さな一歩が、歴史的な大きな一歩になるまで。

 

どうか、皆さん、応援してください。

日本全国、どこにでも起こりうる、そんな小さなフェスが、きっと

皆様の希望になれますように。