被災地宮城県山元町のからっぽの図書館を大好きな本でいっぱいにしよう

3月10日に山元町の「みんなのとしょかん」がオープンしました。　とても嬉しく思えた直後、悲しい出来事が起こりました。。。この日は風が強く、午後からは地域に暴風警報が発令され、高速道路も通行止めになるほどでした。　しかし、その風により、地域の方がずっと大切にしていた場所が壊されてしまいました。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今までも、井戸水から塩分が出たり、ネズミの被害が出たり、困難に遭いながらも、それでも何とかイチゴの栽培を続けてきた地域の方々。3月11日という日に、この風景を目の当たりにした方々の心情を思うと、やるせない思いが募ります。　　それでも、かろうじて残ったもう１棟のハウスを使って、イチゴの栽培を続けようという事になりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地域の方は、震災時も、そして震災以降も本当に厳しい体験をしています。それでもこの地で頑張っているのです。何より、報道もさらに少なくなるこれからもこの地で頑張っているのです。　　　　　　　　このハウスでのイチゴの収穫は厳しいため、お返しとして準備していたイチゴも、山元町の他のハウスから購入するか、もしくはこのハウスが再建するまでお待ちいただくか、引換券を購入して頂いた方が選択できるようにするなど、ご迷惑を掛けない対応を考える必要があります。　　　　今回のプロジェクトの締め切りまであと２日となりました。　締切にはなっても、私たちはこの地域の方と寄り添っていきたいと思います。どうか皆さまも、無理のない形で、この地域に心を寄せ続けて頂ければ、と思います。