水戸の歴史を世界に発信するプロジェクト、M-HISTORYの資金を集めるべくクラウドファンディングを実施していますが、あと50時間で数十万円集めたく、ぜひご協力をお願いできればと思いコメントを書かせていただきました。

 

僕が育った水戸は、吉田松陰や坂本竜馬が学び影響を受けた場所であり、西郷隆盛が最も尊敬した藤田東湖が住んでいた地です。「水戸学」と総称される水戸で生まれた思想が「尊皇攘夷」のスローガンとなり、書物を通して数多くの志士に影響を与えました。水戸藩士が桜田門外の変を起こして、明治維新へと大きく歴史を動かし始める原動力となりました。そして、明治維新の締めくくりが水戸出身の徳川慶喜公による大政奉還です。見方によると水戸に始まり、水戸で終わったのが明治維新だ。それにもかかわらず水戸は、歴史から忘れ去られる存在となっていきました。

 

水戸にアイデンティティーを持つ人間としては、悔しい気持ちでいっぱいです。様々な選択肢を思案した結果、英語で本を執筆するプロジェクトを立ち上げることにしました。そこで、ハーバード出身の歴史学者であるマイケル・ソントン博士に本の執筆を依頼して、世界に向けて英語で発信し、その内容を日本語に翻訳して日本で出版することを考えました。これが、M-HISTORYプロジェクトの構想です。

今年8月上旬には、ソーントン博士に水戸に来て頂き、高橋水戸市長とともに記者会見を行いました。その模様はNHKや新聞各紙でも取上げられました。さらに、10月21日に行われた茨城県主催のソーントン博士の講演会には200名もの方が集まりました。10月22日にはグロービス東京校でも講演いただき、水戸学が幕末〜明治維新という歴史的な「創造と変革」にどのような影響を与えたのか、海外から見た客観的な視点で話していただきました。

執筆は明治維新150周年の今年に始まり、水戸市制130周年の来年に完成を目指し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの前年には世界に向けて本が発売される予定です。

 

この本をきっかけとして、水戸が果たした役割と思想・精神性を多くの人に理解してもらいたいと切に願っています。そのためにも、クラウドファンディングへのご支援、なにとぞよろしくお願いいたします。


堀義人

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