支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 197人
- 募集終了日
- 2024年6月6日
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プロジェクト本文
第一目標達成の御礼とネクストゴール挑戦について
6月24日から開始した{青木村で採集の森を体感する麦酒醸造所のテイスティングルーム完成へ}は、目標金額である300万円を達成することができました。
このプロジェクトに共感いただき、ご支援いただいた皆さんに心より感謝申し上げます。
初めてのクラウドファンディングの実施と同時に、達成しないと全て返金というルールが大きな壁となっていましたが、私たちの想いに多くの方が賛同していただけたことは、奇跡です。出店先や直接お会いして応援くださる皆さんの声が私たちの大きな力添えとなりました。
思いがけない支援もありました。海を越えて海外から、青木村のためにご支援いただいたこと。何十年もお会いしていない方々から応援いただいたこと。そして、わたしたちの麦酒が好きだといってくれて、背中を押してくださったこと。改めて、私たちが大切にしたいこと、青木村への想いを再認識することができました。
クラウドファンディング終了まで残り7日となりました。
第一目標達成によって、テイスティングルーム完成に向けた60%の建築費用が賄えますが、完成するためには、まだ資金が足りない状況です。残りの期間、第二目標金額として400万円を掲げさせていただきます。いただいたご支援は、引き続きテイスティングルームの建築費用に当てさせていただきます。
暮らしが営みであり、営みが暮らしであり、その時間は人生の一部です。
一人一人の人生の時間とお金を費やしていただいたことは、かけがえの無い時間に変えられます。応援くださる皆様と、Nobara Homestead Breweryの人生を共有し、このプロジェクトを遂行していきたい。麦酒づくりを通して、採集の森をつくり、体現し、豊かな資源を次世代に繋げていきたい。
一層のご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
BREWBRARY PROJECT
NOBARA HOMESTEAD BREWERY
野に生き、歴史を辿る
4,000坪の敷地を生かした里山麦酒をつくるために、
未完成の醸造所を完成させるプロジェクト
長野県青木村で「クラフトビール」の醸造を行う「Nobara Homestead Brewery」(野ばらデザイン合同会社)の中村圭佑、玲子と申します。Nobara Homestead Breweryは、2022年1月にデザインバックグラウンドを持つ夫婦で創業いたしました。
"暮らしに根ざした酒文化の創造"という理念のもと、里山のめぐみを副原料に使用した麦酒や、農産物のアップサイクルなど、既成概念にとらわれず、麦酒にまつわる新たな表現、暮らしの風景を創造できるような酒づくりを提案しています。
2017年から創業計画をする過程での人々や土地との出会いによって、実現した自然豊かな環境での生活。コロナ禍がはじまり、私たち家族は東京から長野県青木村へと居を移しました。職住一体で生活をしながら向き合う麦酒づくり。まだまだ私たちを知ることのない人々に届けるために、様々な取り組みを行っています。
2022年1月に法人設立、同年4月から工場が着工し、10月に発泡酒製造免許の交付を受けました。12月からは完成した工場で醸造を行い、2023年3月に販売を開始しました。1年で25バッチの麦酒を醸造し、長野県を中心とした皆様にご愛飲いただいております。
しかしながら販売開始から1年、醸造所は未だ完成に至っていません。
私たちは今秋、醸造所の本格稼働に向けて、直接販売が行えるテイスティングルームの稼働とともに、麦酒の原料を採集可能な森づくりに着手します。美しい里山の魅力と景色を共有し、対話・体験を通じてこれからの豊かな場所づくりを行っていきます。
どうかこのプロジェクトを通じて皆様のお力添えをお願いできれば幸いです。
▍自然と共に生きる選択
夫婦ともに、東京でデザインの仕事に携わったのち、酒文化に触れることが大好きな二人が創業を夢見はじめたのが、2017年。翌年には自然と食文化が豊かなニュージーランドを巡りました。しかしながら、コロナ禍が本格化した2020年、娘が生まれ、妻が産後体調を崩したことが重なり、大きく生活のバランスが崩れていきました。「家族と共に健やかな生活を送りたい」、「根っこからのモノづくりをしていきたい」という思いに駆られ、そのヒントを探しに、神奈川県藤野町にあるパーマカルチャー・センター・ジャパンで夫婦ともにプログラムを受講しました。そこでは、悩みや想いを分かち合う仲間との出会いや、その中で、学び得た「自然とともにある暮らし」と「パーマカルチャーの考え」がこれからのビジョンと合致し、青木村での移住、創業につながりました。
※パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法
▍パーマカルチャーと麦酒づくり
養蚕・米農家として生業を続けてきた実家で、両親がビール会社に勤めていたことも影響が大きかったかもしれません。また、父が所属していた部署で行っていた麦芽カスのアップサイクルも、パーマカルチャーと大きくつながりました。麦酒づくりも、生き方に豊かさをもたらすものであって欲しいと思いました。それらを叶える豊かな環境との出会いにより、Nobara Homestead Breweryを創業することができました。
▍野に生き、歴史を辿る Nobara Homestead Brewery
長野県のほぼ中央に位置し、8割を森林が占める自然豊かな青木村に居を移したのは2021年のこと。大正初期、宿場に建つ旅館を気に入り、移築させたという売主のご先祖様は奈良からの開拓者でした。母屋では養蚕を、離れでは馬を飼い、国に献上していたと言われています。地名や果樹の品種などに奈良の名が残るこの場所を引き継ぎ、野に生きる植物や、果実などを原料に用いた良質な麦酒をつくるため、私たちはNobara Homestead Brewery(野ばらホームステッドブリュワリー)を創業しました。2022年に醸造所となる建物の半分を完成させ、同年10月、酒類製造免許を取得しました。
▍思いがけない出費による未完成の客席部
当初は最小限の改修で醸造所を稼働する予定でしたが、建物の老朽化により、重い設備が入れられず、基礎からやり直さざるをえなかった醸造所部は新築となってしまいました。客席部(テイスティングルーム)は既存の建物を再生することで、元々の佇まいを残し、訪れる人々を迎える空間にしようと計画しましたが、醸造所新築による予算超過のため、客席部の完成は後回しとするしかありませんでした。
今回このプロジェクトで目指すのは、この客席部(テイスティングルーム)の完成です。
想定外の予算超過による計画変更だったため、現在の養生シートだけでの建物維持はすでに限界を超え、雨ざらしによって、木材が痛み始めていることが大きな問題となっています。
また、現在は卸売業者や小売業者を介する間接販売のみで、直接販売を行える場所がない状況です。直接販売の場所としても機能させるべく、建物の完成が喫緊の課題となっています。
■本プロジェクトで実現を目指すこと
・未完成となっている客席部(テイスティングルーム)の完成
■ご支援いただいた資金の使い道
・不足してしまった客席部の建築費、返礼品制作費、手数料
※総予算は600万円となりますが、クラウドファンディングでは一部を募らせていただきます。
※プロジェクトを達成しなければ全額支援者の方々へご返金となるAll or Nothingというルールです。
▍私たちがつくる麦酒について
私たちは「暮らしに根ざした麦酒」をテーマに、自然の恵みを活かした麦酒づくりを目指しています。そして、Nobara Homestead Breweryの麦酒を飲んでいただく人々の心の情景に触れるような麦酒を目指し、日々つくり続けています。
この場所が残してくれた歴史や文化、風土を守りながら、未来に美しい景色を残していきたい。そのために、大切にしたいことがあります。
1. Musuhi(ムスヒ)
「モノを生み出し、 造り成す」という産霊(ムスヒ)という言葉があります。創造性を働かせ、自然に寄り添った豊かな麦酒づくりを行っていきます。
・採取、栽培(野に生きる植生を活かす)した原料を用いる
・再生、循環を考慮した設計(環境負荷への配慮)
2. Folkrore(フォークロア)
地域の風土を大切する。
・植生の調査、記録を行い、次代に繋ぐ
3. Oikesis(オイケシス)
麦酒文化の発展に貢献する。
・場づくり(ワークショップや、オープンデイの設置)
・地域社会との連携(Community Supported Brewery)
▍日本の豊かな暮らしを麦酒にこめて
4,000坪の敷地内の果樹、野草、樹木、キノコ等。日本人の生活が自然とともにあった豊かな暮らし、気候風土に根差した美しい景観、麦酒づくりを取り巻く環境を守り育てていきたい。そして、より多くの人々に紡がれる未来を創造していくための取り組みを行っていきます。
▍フィールドを図書館にする(Brewbrary Project)
Brewbraryとは、Brew(醸造する)と、Library(図書館)から成り立つ造語。麦酒の原料となる麦、ホップ、水といった原材料に加えて、副原料となる樹木や、果樹、薬草や穀物といった、生きるために必要な食料の知恵を広げていくこと。取り組みの一部として、リトリートやフィールドワークといったワークショップの実施や、体感できるプログラムの実現に向けて進めていきます。また、プログラムに訪れる人々を迎える空間としてテイスティングルームも活用していく計画です。
▍Nobara Homestead Breweryの世界を体感できる返礼品
今回用意する返礼品は、Nobara Homestead Breweryのテーマとする「暮らしに根ざした」 モノ・コトにしたいと考えました。
1. RITOGLASS 永木 卓さんにお願いしてつくるオリジナルグラス
中心となるのは、麦酒に加え、長野県・松本市に工房を構えるRITOGLASS 永木 卓さんのバルーングラスをNobara Homestead Breweryの麦酒に合わせてリサイズしたグラスに、アイデンティティを刻印した特別仕様のグラスをセットにしてお届けします。日々の食卓てお使いいただけますように。
2. 写真家 丸田 平さんの撮り下ろしポストカード
青木村在住の写真家 丸田 平さんによる「野ばらの12ヶ月」をフィルムで撮り下ろしたポストカードをオリジナル・プリントでご用意します。里山の美しい瞬間と麦酒のペアリングをお愉しみください。
3. 「野ばらの12ヶ月」と麦酒で乾杯!
今回のプロジェクトでテイスティングルームが完成した際には、Nobara Homestead Breweryにご縁がある場所でのお披露目会をご用意しています。麦酒とのペアリングコースも楽しめる特別な日をお届けさせていただきます。また、12ヶ月を撮影した写真・動画の上映、ゲストとのトークセッション、様々なアーティストとの企画もしていますので、ぜひともに乾杯しましょう。
▍おわりに
私たちNobara Homestead Breweryの活動は、これまでの麦酒文化への関心と、周囲を取り巻く地域の風土や歴史への興味からはじまりました。
コロナ禍や病気をきっかけにパーマカルチャーの考えが麦酒づくりのビジョンと合致したことから選んだ自然豊かな環境。ニュージーランドに足を運び、触れた地域の豊かな食文化。それらがつながったことが青木村での創業につながりました。
今や世界のほとんどの麦酒愛好家にとっては、黄金期でもあり、ありとあらゆる麦酒が存在する時代となりました。誕生のいわれは多く存在しますが、麦酒を「ビイル」と書かれたのは、江戸時代のことです。オランダ語の「bier」を音訳し、それを「麦酒(ばくしゅ)」と意訳したのは今村市兵衛と言われています。
日本人が自然とともにあったころの豊かな暮らし。今、私たちが暮らしながら感じる原風景、その中で醸す酒を愛着をこめて「麦酒(ばくしゅ)」と呼んでいます。今ある景色・美しい自然を麦酒に閉じ込めたい。その思いから、「4,000坪の豊かな地形を活かした取り組みをすることで叶えられるのではないか」と、植生の調査や、樹木を調べるなどのワークショップを行ってきました。
子どもから大人まで広く関心を寄せていただいたことが大きな契機となって「自然環境への関心と、原料に対する知見を深めることで、飲む人の五感や美意識に訴えかける麦酒を創造していきたい」と強く思うようになりました。
副原料の採集と栽培の2つの方法で、食べられる豊かな森を創造していきながら、地域の風土や歴史を反映した麦酒づくりをしていく。そのための一歩としたいです。
まずは、このプロジェクトに共感し、支えてくださる方々と、来春のお披露目イベントで乾杯ができる日を、今から楽しみにしています。どうぞよろしくお願い致します。最後までお目通しいただきありがとうございました。
中村 圭佑 /1980年群馬県出身。デザイン職を経て、2020年独立。醸造家の道へ。2018年ニュージーランドにて数々の醸造所を巡る。2021年、創業の地として選んだ青木村に移住。2022年パーマカルチャーデザインコース修了。同年1月に醸造所を創業。
中村 玲子/栃木県出身。東日本大震災を機にスコットランドに留学。帰国後、ブランドデザイン会社を経て2021年パーマカルチャーデザインコース修了。フィールドづくりと原材料栽培、二人の娘を育てながら、醸造所の運営、フィールドの整備、広報を担う。
プロジェクトの留意事項
※プロジェクトや返礼品の各種企画について、天災や社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性を予めご了承ください。
※第一目標金額達成後の返金・キャンセル・リターンの変更等は一切できません。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合がございます。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。酒類を含むリターンは、20歳未満の方はご支援いただけませんのでご注意ください。※酒類を含むリターンに万が一、20歳未満の方の支援があった場合、お酒のリターンの提供はできず、その分の返金もいたしかねますのでご了承ください。
※本プロジェクトのリターンについては日程をよくご確認の上、お申し込みください。また調整の都合上、日程・内容が変更となる可能性があることをご承知ください。またその場合においてもご返金はいたしかねますので予めご了承ください。
※イベントの詳細は別途ご購入者様向けにご案内を予定しております。
※イベント当日飲酒をされる方につきましては公共交通機関等によるご移動をお願いいたします。
※会場までの旅費交通費及び宿泊費等の滞在費を含みません。
※ご移動や滞在手段の確保につきましては各自お手配をお願いいたします。
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20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
酒類販売管理者標識
・販売場の名称及び所在地:Nobara Homestead Brewery 長野県小県群青木村奈良本208208-7
・酒類販売管理者の氏名:中村圭佑
・酒類販売管理研修受講年月日:令和4年4月21日
・次回研修の受講期限:令和7年4月20日
・研修実施団体名:長野県小売酒販組合連合会
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- プロジェクト実行責任者:
- 中村玲子(野ばらデザイン合同会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年4月13日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
Nobara Homestead Breweryが醸造所のテイスティングルームを完成させる。
リスク&チャレンジ
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- お酒を提供するリターンに必要な必要な酒類製造業許可(発泡酒製造免許)を取得済です。 長野税務署の担当池田様に確認したところ、酒造免許自体、直販、通販、卸販売 を含むすべての販売資格を網羅しているとのことでした。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。
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プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円+システム利用料
拝 - Letter -
■御礼状(メール)
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
30,000円+システム利用料
灯火 - Donation for Brewbrary -
■御礼状(郵送)
※複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年8月
5,000円+システム利用料
拝 - Letter -
■御礼状(メール)
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
30,000円+システム利用料
灯火 - Donation for Brewbrary -
■御礼状(郵送)
※複数口でのご支援も可能です。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年8月