子供たちに映像と音楽と朗読で、「水育」（水の大切さ）を伝える

今日の写真は、鹿児島県屋久島沖で撮影したトビウオ漁。豊かな森がはぐくむ豊かな海がここにはありました。

おはようございます。
NPO法人海の森・山の森事務局の理事長・豊田直之です。
4月30日から支援募集開始となりました。



https://readyfor.jp/projects/mizuiku


みなさま、ご支援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。



話は昨日の屋久島のつづきです。清らかな海の最初の一滴のしずく。このしずくは、森を抜け、滝を落ちて、屋久島の海に注ぎます。豊かな森があるからこそ、森からのエキスが海に流れ込み、その結果としてそこに豊かな海があります。

私たちの考え方の根本的な間違いは、例えば海をきれいにしようというと、海岸線のゴミというように海のことしか考えていません。山をきれいにしようというと、山のゴミ掃除。もちろんそのような活動も地道な環境保全として大切ではありますが、まず私たちの頭をもっと広い目で見ていくような意識に切り替えることが先決ではないでしょうか? 例えば、私たちが暮らしていくと、必ず生活排水が出ます。生活排水が出るのはしかたないのですが、もっと川や海を思いやる暮らしをまずは心がけなくてはならないのではないか、そう考えています。

仮に、たった一人でも、ふだん使う洗剤やシャンプーをいつも使う量よりも少なく使う。それはたった一人では、何も違いはないでしょうし、何も変わらないでしょう。でもそれが、10人、100人、1000人ともなれば、そしてそれが毎日、毎月、毎年というレベルに発展できれば、これはもう大きなチカラへとつながっていきます。私たちがこの地球という水の惑星（ほし）に暮らすなら、この惑星に住まわせてもらっているという謙虚さと、水を大切に、なるべく汚さずに使う、そんな意識革命が必要なのではないでしょうか。

私たちのプロジェクトは、その意識革命を、時間をかけてでもやっていこうとしています。もちろん今の大人たちにも施す必要はありますが、まずは子供たちから行なっていく。ゆくゆくは、「海の森・山の森スクール」といった子供たちが参加できる体験型の教室開催も視野に入れています。

この「水育」プロジェクト、今回は夏休みに横浜市内の大きな公園で開催しようと考えています。もちろん、いくつものNPOと手を組み、また作曲家、演奏家、脚本家、歌手の方々たちとも連携して、子供たちが楽しみながら「水」について学び、将来の地球を担ってもらうためのものです。まずは当NPOの、また理事長である私の地元・横浜を発信基地として、今後は日本各地にでかけるまでに育てようと思っています。



みなさまのご支援なしには実現しません。なにとぞよろしくお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/mizuiku