<<応援メッセージ!>>
トーク参加ゲスト:柴田祐輔さん

------------------------------------------------------------
「ポイントカードはお持ちですか?」
マニュアルに沿ったこの何の悪意もない店員の質問に、僕はいつも奥多摩映画館の総支配人Malta Wangelvon氏とのあの日の出来事を思い出さずにはいられない。初めて訪れる店のポイントカードを私が持っていないのは当たり前で、再びこの店を訪れる予定が無かった私が新しくポイントカードを作るのを断ろうと考えているのを見透かしていたかの様に、Malta Wangelvon氏はかつて同じ質問をした店員と私の顔を打ったのだった。そして呆気に取られている私に対して、Malta Wangelvon氏が突然応援し始めたのだ。その時はじめて私は自分が下そうとしている決断の事の重大さに気付かされたのだ。その頃の私の応援はどこか格好ばかりつけていた。いつも応援の形や応援の仕切りばかりを気にして、真っ直ぐに応援対象を見つめられてはいなかった。自分の応援に酔いしれ、自分勝手で独りよがりな応援を疑う事など出来ないでいた。予約の取れない程に人気となった自分の応援にあぐらをかいて傲慢になっていたのだろう。私は自分の応援を完全に見失っていた。ポイントはポイントカード無しには貯まらない。そして、その貯まらなかったポイントはもう二度とこの手にする事は出来ない。人生をよりお得に生きようと考えているのならばポイントを懸命に貯めるべきだろう。でも私はお得に生きるよりも、利潤追求や効率絶対主義の価値観から解放され、応援の道にひた進む事をその時決意したのだった。ポイントに未練はない。そのポイントは私には関係ない。私はポイントカードを作りたくない。私は応援している。今、国立奥多摩映画館の記録集を応援している。(柴田祐輔)

------------------------------------------------------------

柴田さん、ありがとうございます!!

●クラウドファンディング絶賛開催中
https://readyfor.jp/projects/moao

 

 

新着情報一覧へ