マザールーフが作った保護猫・犬にも優しい病院。更なる充実にご支援を

なんと！立命館宇治高等学校の授業の一環で生徒さんたちから選ばれ寄付をいただくことに！

ソーシャルサイエンスという授業の一環で立命館宇治高等学校の3年生の皆さんが、社会貢献するという想いに向き合い「NPOが必要な理由」、「寄付やボランティアがなぜ必要なのか」を考え、応援したいNPOの支援団体を選び寄付先を決めるという授業に取り組まれています。

支援団体を候補を3つに絞りそれぞれの団体がプレゼンテーションを行うという経緯を経て、NPO法人マザールーフが寄付先に選ばれました。

いただく予定の寄付金10万円で行き場がなくなる山の犬40頭の中から４頭の避妊手術の費用に使わせていただくことにしました。

福岡市近郊に40頭の犬たちが行き場がなく困っていると、昨年SOSが届きました。

少しでもお手伝いをしたいと思い、里親探しやフードを提供したり、里親になったりと応援をしています。

一生懸命頑張って救おうとしている団体さんを支援するための活動を行ってきましたが、なかなか移転先も決まらず前に進むことが出来ないという現状です。

しかし40頭いた犬たちが現在は35頭までになっている嬉しい現状です。

その中の1頭は避妊手術をしてマザールーフにやって来ています。

とても大人しくてお利口で名前をアンジーと名付けました。

他の犬たちも、避妊・去勢をしたいと思っていますが、手術をした犬たちを山の中にある屋根もない所に返すわけにはいかないので、避妊・去勢ができないというのも現実です。

その場所も出ていかなければいけない状況になっています。

“どうにかしなければいけない”という焦りの気持ちばかりになっているのも事実です。

マザールーフもお手伝いをしたいという気持ちで広報活動や移転先探しをしていますが、なかなか見つかりません。中型犬が35頭です。

広さが必要だし、人慣れしていないということもあり、条件が合うところがなかなかありません。

里親探しもしていますが、里親に出す前に避妊・去勢をして人に慣れさせることもしなければと思っていました。もちろん金銭的にも問題があります。

そんな困っている中で選ばれた受賞でした。

この受賞した寄付金の支援が私たちを後押しして、犬たちを救うための力をいただきました。

生徒の皆さんはソーシャルサイエンスという研修授業の一環として、日本ファンドレイジング協会さんが提供しているLearning by giving（社会貢献について学ぶ社会貢献教育プログラム）にとても真剣に取り組んでいらっしゃいました。

マザールーフは寄付先候補として選ばれ、新年早々リモートによる生徒さんたちとの面談でいろんな質問を受けました。

候補先に選ばれただけでも光栄なことだと喜びました。

そして、嬉しいことが起こりました。

生徒さんたちが、保護された動物たちの命の大切さ、救うことの大切さを感じとりNPO法人マザールーフを寄付先に選んでいただき、10万円という高額の寄付金をいただくことになりました。

マザールーフではこの寄付金を里親にいく可能性が高い4頭の犬たちの避妊手術の費用に使わせていただくことにしました。

そして避妊した犬たちを里親先に行くまでマザールーフで一時預かりをすることにしました。

大切な命と生徒さんたちの大切な思いを心に刻み、これからもっと頑張っていこうと思っています。

マザールーフもこれから努力を重ね、犬や猫が幸せになれるように頑張っていきます。

皆さん、これからも是非ご支援いただきますよう、よろしくお願い致します。