マザールーフが作った保護猫・犬にも優しい病院。更なる充実にご支援を

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マザールーフが作った保護猫・犬にも優しい病院。更なる充実にご支援を 7枚目

支援総額

3,246,000

目標金額 3,000,000円

支援者
316人
募集終了日
2024年3月31日

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プロジェクト本文

第一目標達成の御礼とネクストゴールについて

 

2024年2月22日に開始したマザールーフのクラウドファンディングに多くのご支援をいただき誠にありがとうございます。

 

3月29日に第一目標の300万円を達成することができました。大丈夫だろうかと思いながらのスタート、ドキドキ・ハラハラの毎日。不安で押しつぶされそうになりつつも、ご支援いただいた皆様の温かい応援コメントに励まされました。 「頑張れ!」という応援の声が聞こえてくるような気がして、猫や犬たちのためにもっと頑張ろう!と更に決意も新たになりました。

 

お陰様で終了日前に、第一目標を達成でき、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。皆様 本当にありがとうございます。残りあと2日ですが、ここからは意を決して第二目標を目指したいと思います。第一目標はゴールではありません。医療機器、設備の充実は犬や猫の多くの命を安全に救うため、不幸な命をなくすために必要不可欠です。

 

第二目標 500万円(+200万円)

 

 

画像診断機器の追加プローブや細やかな対応ができるよう、より良い医薬品・医薬備品などを揃えたいと思っています。画像診断機器(エコー)の追加プローブは、身体のより深い層まで検知できるものです。これにより従来よりも鮮明に疾患の原因究明と発見ができるようになります。

 

また、医薬品や手術に使う麻酔薬や縫合糸など、診療体制に必要な医薬品、医薬備品を揃え急な依頼においても対応可能にしたいと思っています。さらに、費用が足りておらずこれまで購入することができなかった、補足する必要のある備品を揃えるために、「設備備品の購入費用」にもご支援を充当していきたいと考えています。(皆様に伝えたい思いはこちらにも記載しています)

 

残り2日で目指すなんて…と思われるかもしれません。でも諦めなければ少しでも役にたつものが手に入れられるかも知れません。そんな思いで最後まで諦めずに第二目標を目指したいと思います。

 

 

皆様と一緒に動物に優しい病院作りを目指したいと思います。

 

本当に2日しかありませんが、ネクストゴールまで頑張りますのでどうぞ応援・ご支援をお願いいたします。
 

2024年3月29日

NPO法人マザールーフ

代表 原田敦子

 

 

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医療機器を充実させ
保護猫・犬にも優しい病院を
目指しています

 

 皆様こんにちは。福岡市で活動している「NPO法人マザールーフ」と申します。ページをご覧いただきありがとうございます。 2022年12月に「保護猫専門を併設し、空白時間を改善した動物病院開業にご支援を!」というプロジェクトにチャレンジし、大変多くの方々にご支援と応援をいただきました。

 

ご支援いただきました皆様、改めて心より感謝御礼申し上げます。そして、少し長くかかってしまいましたが2023年11月22日に「マザールーフの小さな病院」という院名で開院届を提出、受理いただきまして無事開院いたしました。

 

保護猫の避妊去勢手術を中心とするスペイクリニックとして、スタートはまずは保護猫診療からと小規模ですが診療を開始しております。しかし、まだまだ必要な医療機器を揃えることができておらず、緊急時に対応できる体制がとれていないのが課題となっています。しかし、取り揃えられていない医療機器は高額となり、ボランティア活動と並行して大きな費用をすぐに捻出することができません。

 

より正確な診療を迅速に行い、1頭でも多くの命を救いたい。そのため、再度クラウドファンディングに挑戦します。

 

今後は飼い主さんや保護主さんたちの悩みや迷いを、充実した医療体制によりサポートすることはもちろんのこと、私たちが長年培った介護や看病、リハビリ経験を還元することで「愛護」の理念からもサポートできる動物病院を目指しています。どうか皆様の応援・ご支援をいただけましたら幸いです。

 

 

NPO法人マザールーフ 代表 原田敦子
スタッフ一同

 

本クラウドファンディングはAllor Nothing方式です。万が一募集終了日までに第一目標金額に到達しなかった場合、いただいたご支援は全額返金いたします。

また、目標を達成するまで、支援者様のユーザー名以外の情報を取得できない仕組みとなっております。そのため、ご支援いただいた皆様に御礼をお伝えするまでお時間をいただく可能性がございますが、どうかご了承いただけますと幸いです。

 

 

NPO法人マザールーフとは
前回の御礼と病院開院のご報告

 

改めて、ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人マザールーフです。2022年12月に「保護猫専門を併設し、空白時間を改善した動物病院開業にご支援を!」との目標を掲げてクラウドファンディングにチャレンジしました。

 

多くの方々にご支援をいただき、第一目標が達成されました。心より感謝御礼申し上げます。

 

(プロジェクトのリンクはこちら

 

そして、少し長くかかってしまいましたが2023年11月22日に「マザールーフの小さな病院」という院名で無事開院しました!

 

 


「マザールーフの小さな病院」について

 

 

ご支援者の皆様のあたたかい応援が励みになり開院いたしました。

 

皆様からのご支援金は、最低限必要な医療機器と医薬品類の購入費用の一部に全額使用させていただきました。ご支援いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

場所はマザールーフが入居しているビル1階です。当初より多くの方が利用しやすい便利な都心に作りたい意向があり、候補地を色々と模索しましたが、予想外に費用がかかることがわかりました。丁度このビルの一室に空きができたので小さい空間ですが、まずは第一歩としてスペイクリニックをスタートしました。

 

(現在、スペイクリニックはいくつか福岡市内にもありますが、数が足りていないことに課題を感じていました。そこで、私たちはスタッフの目が届き、管理のしやすい都心に開設しました。) 

 

まずは保護猫の避妊去勢手術を専門とした動物病院(スペイクリニック)をスタートし、小規模ながらもその他の診療も開始しました。まだ広く広報ができておらず、知り合いの団体や個人の保護主様を中心に診療しております。

 

 

多くの保護猫を抱えている方のご依頼で、猫の診療や健康診断、多頭飼育で来院できない方の往診、保護犬・保護猫への医薬品処方、食事相談などを行っています。

 

マザールーフが今までに培った介護、世話、看病、リハビリなどの経験を活かし、保護猫・保護犬活動に邁進している獣医師と一体となって、単に医療だけではなく愛護」の理念を大切にした診療を提供できる病院を目指して活動しています。

 

 

私たちは、社会問題となっている「野良猫問題」や「多頭飼育崩壊」などによる殺処分をなくし、環境改善で人も動物も幸せに共存できる社会を目指しています。

 

多くの飼い主の悩みである「動物病院の空白の診療時間を改善した診療体制を作ること」で助かる可能性が高くなると考えています。また、私たちが今まで培った「介護や看護などの経験を活かす」ことで、1頭でも多くの犬猫を医療の面だけでなく、飼い主さんたちの悩みもサポートし、寄り添うことができる動物病院を目指しています。

 

そのためのクリニックを作るのが、最終的なゴールです。

 

すでに開院・診療は開始していますが、医療機器や医薬品の充実には多くの費用が伴います。設備を充実させ、よりステップアップした病院にするために、プロジェクトに挑戦します。

 

 

団体の生い立ちとこれまでの歩み


 

|編集部の一角から始まった活動

 

NPO法人としてマザールーフが誕生したのは約25年前。「公園に犬がいるけど、どうしたんだろう」という小さな疑問から代表の原田が犬を保護したのが始まりです。当時は公園に野放しの犬が次から次に現れ、そのほとんどが捨て犬とわかり保護を始め気が付くとどんどん保護犬が増えました。

 

当時、福岡県は全国で捨て犬・猫の殺処分が上位であることがわかり、これは大問題だと思いました。「犬や猫を捨てない・殺さない」、「殺されてしまう命を作らない避妊去勢手術の大切さ」など、命の尊さを訴える啓蒙活動を行いながら、第二の犬生・猫生を与えることを目的にNPO法人マザールーフを誕生させました。

 

マザールーフの拠点は編集部内にあります。マザールーフが誕生する前、私たちは主に福岡エリアでフリーペーパー「月刊SKIP」などを発行する普通の出版社でした。(雑誌SKIPは現在Web版のみを配信しています)しかし、保護犬が増えていったため、出版や広告制作の業務と平行し、マザールーフで活動を行っています。

 

(過去出版物の一例)自社発行のマガジンにも、保護犬や保護猫の命の大切さ、
人とのより良い共存を目指しての啓蒙活動、情報発信をしています。
マザールーフの室内。犬と猫が共存しているスペースでは相性をみて一緒にしています。
部屋にはスタッフが仕事をしながら犬や猫を見ています。夜もスタッフ在中でほぼ24時間一緒です。
編集部の中にあるので人と共存しながら犬たちはサークル内で休ませたりフリーにしたりしています。
屋上も有効活用。保護したばかりの犬のトレーニングやシニアで歩けない犬は屋上を利用します。

 

 

|寄付には積極的に頼らず、25年活動を継続してきました

 

多くの犬や猫を育てるには、費用もマンパワーも必要です。かかる費用は膨大ですが、寄付だけではとても補えないため、私たちは積極的に寄付を募らずに出版の事業を続けながらそのわずかな収益とメンバーの自己資金で、マザールーフを必死に運営してきました。

 

現在、5名のスタッフ全員で犬や猫の世話、介護、看護、散歩などを行い、ほぼ24時間体制でお世話をしています。屋外のシェルターという形ではなく、目が届くよう大切に育てるため保護できる頭数は限られていますが、丁寧に愛情かけて育てています。

 

マザールーフのメンバーです!

 

NPOを立ち上げ当初は保護犬が多かったのですが、近年は保護猫が増えており、里親様探しと共に、世話や看病も全力で行っています。ボランティアさんもお手伝いしてくれるのでとても助かっています。

 

一頭一頭、大切にお世話をしています
雨の日はレインコートを着ても濡れるので体を拭いています
ボランティアさんもお散歩を手伝ってくれています

 

保護した犬や猫を育て、里親様への譲渡などを行ってきましたが、捨てられた犬や猫たちは病気や高齢などが原因で里親様が決まらない子も多くいました。そんな子たちも、多くの人の優しさに触れられるように、犬にはトレーナーをつけて、トレーニングを行ったり、子どもたちとのふれあい会などのセラピー活動をしたり、情操教育に役立つセミナーも行ってきました。

 

 

また雑誌の編集部という強みを活かし、犬や猫の避妊去勢手術の大切さや犬のトレーニング方法、保護猫のケアの方法、その他飼育の際に配慮すべきポイントなど、問題点や悩みについて雑誌やウェブで発信しています。殺処分ゼロを目指して、地域猫活動や保護したい方への相談、サポートを行うなどの啓蒙活動も行っています。

 

ふれあい教室の様子
親子でボランティアに来られる方も。とても助かっています。犬も人も楽しくお散歩っしています。
屋上で実施したトレーニング会の様子
食事に来ている地域猫。当初近所にたくさん野良猫がいたため約2カ月間で35頭避妊去勢をして
地域猫としてとても大切にお世話をしています。
野良猫問題は重要な社会課題になっています。1匹でも救える命を守りたい、
人間とのよりよい環境を目指しています。

 

 

|多頭飼育崩壊現場のサポートや引取りもしています

 

昨年、知り合いの団体さんから緊急相談がありました。内容は、山で多頭飼育崩壊した犬たちが火事に遭い、当時40頭もの犬が放置され野犬化し、なんとかしたいという相談でした。まだ多頭飼育している男性が世話をしている状況だったため、すぐの支援としてドッグフード、ノミ取り駆除薬の支援を募り、私たちも負担をして支援をしています。

 

 

そのうちの1頭、何度も出産した犬を昨年夏に引き取りました。その子はフィラリアを患っていたため、治療をしながら大切に育てています。最終的には山から救出しないといけないので、どんな方法がベストなのかを探りながら移転先を探しに行ったりしましたが、まだ結論を出せていない状態です。現在も物資支援を継続しています。

 

必要な物資を届けています
福岡県内の山で40頭の多頭飼育崩壊となっている犬たちの支援サポートをしています。昨年8月に引き取ってきたアンジー。
引き取ってきた当初は少しおびえていましたが、今はすっかり慣れて人気者です。
山の中とは違うので最初は環境対応が難しかったお散歩も今はとても楽しそうに行きます。

 

 

 

病院を開院したことで見えた課題
医療機器不足により、緊急時の対応ができない

 

「マザールーフの小さな病院」は、必要最低限の設備で開院しました。開院にかかった費用は初期費用、内装、設備、医療機器、医薬品、備品を含め約900万円。前回のクラウドファンディングでご支援いただいた全額を開院費用の一部として使用させていただきました。

 

しかし、医療機器がまだ十分に揃っていないために対応が難しかったケースがあります。

 

例えば、「血液検査」は詳細な結果を得るには、「生化学血液検査機器」が必要となるため現在は専門機関に外注しております。その日すぐに検査結果を得て治療を行ないたい緊急時にも、インターバルが生じてしまっています。

 

マザールーフの犬たちも当病院で診察を受けています。シニア犬チャーリーの検診の様子です。

 

また、より正確に症状を診断するには「エコー機器」を使うことがベターなのですが、発注の合意が取れていた医療機器メーカーから「異業種参入かつ、診療実績が少ないためリースは難しい」と合意した内容を変更されてしまい、まだ導入することができておりません。そのため、患者様が「泌尿器の問題だろう」と来院されても、実は腎臓に問題があったり、他の内臓に問題があるかもしれない、という場合には対応できないケースが生じます。

 

これら医療機器の不足により、追求した診断が必要と思われる症状に対して現在は対応できない状態のため、まだ患者様の多くない今のうちに設備を揃えてたいと強く思っています。

 

 

 

ご支援で実現できること
医療機器不足を解消し、充実した診療へ

 

皆様からいただいたご支援は、現在足りていない医療機器を拡充するための費用の一部として、大切に活用させていただきます。

 

クラウドファンディング概要


 

第一目標金額:300万円

・エコー機器の費用の一部:約115万円(全体金額:約350万)

・生化学血液検査機器:約140万円

・READYFOR手数料:約45万円

 

第二目標金額:500万円(+200万円)

・エコー機器のプローブ:約100万円

・医薬品、消耗品、備品など(麻酔薬やマイクロチップなども含めた医薬品に付随する物資のストック):約50万円

・設備備品(ストックする棚、猫脱出防止をさらに強化する扉と付属品の追加、薬などの専用袋やパンフレットなどの印刷物など):約50万円

 

※上記は最低金額を見積もっていますので、予算オーバーした際はマザールーフで捻出します。

 

 

医療機器のうち、「レントゲン」はスペースとそれにかかる設備に高額な費用がかかるため、今回での設置は難しいと考えています。そのため、今は重篤な猫たちの医療はしない方向です。

 

その代わり、レントゲン以外の設備はなるべく揃えて充実化を図りたいと思っています。実績ができましたら今後は医療リースも可能になると思われます。将来的には、獣医師を増やし、レントゲンなどの設備をより充実させたいと思います。

 

また、保護猫と保護犬の一時預かりスペースを病院内に増設することを現在検討中で、今回のクラウドファンディングの結果に関わらず取り組みたいと思っています。今取り組んでいる多頭飼育崩壊の犬たちを追加で受け入れたり、猫の一時保護をするスペースを増設したりすることで、他団体さんのサポートも強化したいと考えています。

 

 

獣医師の先生の想い

|江口亮子

(マザールーフの小さな病院|獣医師)

 

マザールーフの小さな病院で動物たちの診療に従事しております、獣医師の江口亮子です。私は福岡県福岡市出身で、山口大学獣医学科卒業後、広島県職員経験後、福岡市内の動物病院やペットショップ内のクリニックで獣医師として勤務してきました。

 

動物病院で出会った保護猫たちのお世話や、治療を通して、ボランティアさんたちの献身的な活動に心をうたれ、もっと保護猫たちやボランティアさんたちの力になりたいと考えるようになりました。

 

マザールーフのスタッフの皆様は保護犬、保護猫を多数お世話されており、経験も豊富であり、動物病院を立ち上げるとのお話しを聞いて、ぜひとも協力したいと思いました。マザールーフの小さな病院では動物愛護の理念に基づいた動物に優しい寄り添った診療を行いたいと思います。

 

 

私たちが動物病院をつくる意義
「愛護」の理念からサポートした診療を

 

NPO法人マザールーフが動物病院をつくること、それは単に医療の提供にとどまらず、飼い主の思いを把握し、犬と猫のことを保護主・飼い主の立場から考えたサポート、そして社会的な還元に少しでもつながればという願いもあります。

 

私たちは今までに多くの犬や猫の病気や怪我の看病、世話、介護、そして看取りなどに向き合ってきました。

 

保護活動に精通している獣医師とともに、私たちが保護した犬や猫達とのこれまでの歩みの中で得た、数多くの経験を還元することで、保護主様や飼い主様の想いを大切にした「愛護」の理念をもつ診療が可能だと思っています。

 

 

介護や看護に長年むきあってきました
その経験を、来院いただく方々に還元したい
シニア犬の足は弱るので、リハビリを兼ねてスタッフが寄り添って丁寧に歩かせています。
鼻の骨が砕けているため鼻水が溜まり呼吸困難になるので、鼻水を人間用のグッズで吸い取ります。

 

 

例えば、家庭での介護、看病の仕方や食事方法、薬のやり方などちょっとしたことでもお伝えできることがあります。マザールーフの犬や猫の今まで受けた診療経験は、マザールーフの獣医師の治験となって経験が生かされることがあります。

 

今はまだそのスタート地点ですが、少しでも役割が実現することを目指して歩みを進めています。

 

 

 

マザールーフが目指す最終目標
空白時間を解消し、他団体や個人のサポートの充実を

 

「マザールーフの小さな病院」が目指す最終目標は、「診療の空白時間を解消し、スペイクリニックとリハビリ施設を併設した動物病院」です。

 

もともと「動物病院」をつくりたいと思ったきっかけは、マザールーフの保護犬や保護猫が病院にかかった時に何度も「こんな病院があったら」と願っていたという私たちの経験がもとになります。

 

動物病院をつくりたいと思ったきっかけ


 

これまで多くの犬や猫を保護してきましたが、捨てられている犬はほぼ老犬、病気がある子、問題行動がある子ばかりでした。猫は病気や事故で看病が必要などの問題で里親さんが決まらないことが多くありました。

 

保護している犬が急病になったことも何度もありました。しかし、福岡市圏内では診療不可の時間帯を持つクリニックが多く、夜間救急病院の時間外に病気になったこともありとても困惑し、なんとかしたい!と思っていました。

 

一方で、野良猫が増えている社会問題もあり、私たちのもとにも保護猫が増えてきました。2年間で地域猫にした猫は35頭以上ですが、それ以外にも保護して譲渡したり、私たちで育てている猫は30頭に渡り、避妊去勢手術だけでなく、健康診断、ウィルスチェックなども行うため1頭ずつに費用がかかります。

 

多頭飼育問題や野良猫が増えている社会問題は、手術を行うことでずいぶん改善されます。しかし、多頭飼育崩壊がなぜ起こるかというと、手術の費用が捻出できないことが主な理由の一つです。

 

そんな方々にも寄り添えるスペイクリニックと、一般の方でもその知識と情報があれば、避妊去勢手術を行い、多頭飼育が減り、最終的には殺処分される子を少なくすることが可能になります。

 

そこで、まず野良猫の避妊去勢手術をメインとしたスペイクリニックから開院することを決めました。

 

直近は野良猫問題が喫緊の課題だったため、スペイクリニックの開院はできました。そして、最終ゴールは「診療時間の空白を改善する動物病院」です。具体的には、診療時間が朝の5時~夜の9時までの動物病院です。

 

最終ゴールのためには、診療所の拡大や医療機器の更なる充実、獣医師の増員など、費用面以外の問題もたくさんハードルがあります。しかし、一歩一歩目標を持って、ハードルを超えていきたいと思ってます。そしてリハビリ施設やふれあいの場などの付帯設備も将来的に備えたいと思っています。

 

 

また、私たちが保護・飼育する頭数にも限界があります。現在他団体さんや個人で活動されている方の相談にも応じていますが、今後より力を入れてサポートしたいと思っています。避妊去勢手術ができるスペイクリニックを併設した動物病院は、その一角になると考え開院いたしました。

 

私たちが保護した子たちは、高齢や問題行動がある犬や猫が多く、そのような問題にたくさん向き合ってきました。大怪我や大病を患っている子たちの介護や看病も、私たちの生活の一部になっていますので、今後は医療面だけでなく、さまざまな経験を還元しながら、手厚いサポートができるように精進してまいります。

 

交通事故で瀕死の状態で発見されたりくちゃん
(左)鼻の鼻腔が砕けているので毎日の吸入は欠かせません。
(右)胃瘻もしていました。誤嚥性を防ぐため、食後は毎回スタッフが30分間縦に抱っこしました。

 

また、マザールーフの活動には、多くの方からの支援物資もいただきます。支援いただいた方に了承を得た上で、必要に応じて他団体さんや個人の保護主さんにも物資支援をしており、今後も支援のサポートも続けてまいります。また、「猫を保護してほしい」という一般の方からの相談も毎日のように届きますが、できる限り自助の力をつけていただきたいとも思っています。

 

ボランティア団体だけを頼るのではなく、一人でも多くの一般の方が知識と情報を身に着けて、一人ひとりが1頭でも救う努力をすることで環境は大きく改善する、ということを伝えていきたいです。人と動物に優しい社会を願って、これからも活動とともに、啓蒙活動を続けていきます。

 

 

代表からのメッセージ

 

原田敦子|NPO法人マザールーフ代表

 

いつもご支援いただきありがとうございます。

 

一昨年にスペイクリニックを開院するためのご支援をお願いしたクラウドファンディングに多くの皆様からご支援をいただきありがとうございました。

 

紆余曲折しながらも無事に動物病院を開院することができました。現在毎日開いているわけではありませんが、保護猫や保護犬たちの避妊・去勢やワクチンや往診などさまざまなお手伝いをさせていただいています。

 

マザールーフには保護猫や保護犬たちもたくさんいますが、保護犬たちが高齢化して認知や病気などの介護も行っておりますので本当に大変ですが、スタッフ一同動物たちが幸せでいられるようにと頑張っています。

 

その間も、保護した猫の避妊や去勢をと手術に来られる方のサポートをしたり、保護した猫や犬の病気についての相談などに応じたりと毎日が大忙しでした。それでも助かる犬や猫、そして保護活動に取り組んでいらっしゃる方のお手伝いが出来たらと努力をしてきました。それは約20年以上NPO法人として保護犬や保護猫の活動を続けてきた経験を生かしてできることだと思っています。

 

そして、動物病院が開院してからは獣医師と一緒に病気のことなどで悩んでいる人の相談などに応じています。

少しでも、保護活動をしている方々の応援をしたいという思いからです。

 

これからはもっと、動物病院を充実させスペイクリニックとしてだけでなく、保護した猫や犬の病気や問題などの相談に応じることで保護活動に取り組まれている方々の応援もしていきたいと思っています。

 

まだまだ病院の設備が十分ではないという現実を改善して多くの動物たち、そして保護活動を頑張っている皆様たちを応援していきたいと思っていますので、ぜひ、どうか、皆様の温かいご支援をお願いしたいと思っています。

 

 

いただいた応援メッセージ

 

 

廣瀬志穂様|ハイローズ株式会社代表

 

私自身、マザールーフの皆様には大変お世話になっております。猫ちゃんやワンちゃんの生活相談など的確で、何より猫ちゃん、ワンちゃんを第一にアドバイスをいただけるので、とても頼りにしております。

 

マザールーフさんの取り組み、活動はとても素晴らしいものです。個人で保護している者としてはスペイクリニックの存在はとてもうれしいものです。

 

ぜひ、この活動が実を結び、たくさんの猫ちゃん、ワンちゃんが幸せな人生を過ごせるようになることを祈っております。

 

 

山本香奈子様|親子ボランティア

 

NPO法人マザールーフでボランティアをしております山本香奈子と申します。

マザールーフの皆様は長年たくさんの犬や猫を保護し、動物達の幸せのために活動を行ってこられました。その細やかな活動は行政の手が届かないことであります。

 

動物の保護活動を行う著名人の方たちは「個人の力でどうにもなるものではない」と言われますが、マザールーフの皆様は長年、粘り強く取り組んでいらっしゃいます。私がマザールーフに行きますと高齢になり目が見えなくなった犬たちも元気に暮らしています。動物たちに触れると私もパワーをもらいます!

 

 福岡県は動物の殺処分が多い県のようです。この悲しい状況を改善するためマザールーフの皆様をはじめ、たくさんの方々が努力されております。 

 

そのためマザールーフさんは不幸な命を救う一環として、保護猫や保護犬の避妊去勢手術を中心に行う動物病院を開院されました。その主旨と活動を私も応援しています。

 

どうか皆様方のあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。

 

 

しまゆり様会社員(愛猫ビィちゃん)

 

マザールーフの皆さんの頑張りには、ホントに頭が下がります!

 

本業の傍ら、毎朝早朝から犬たちの散歩で始まり、気になる子がいれば深夜もお世話をし、犬猫たち一頭一頭に惜しみない愛情で接してらっしゃいます。

 

言葉だけでなく行動する、しかも行動し続けるのは簡単ではないです。

 

残念ながら亡くなってしまう子たちとの別れも幾度となく、悲しく悔しい思いもたくさんされてることと思います。

 

今回のクラウドファンディングは大切な命を可能な限り助けたいというお気持ちだと思います。個人的には、責任やプレッシャーがより重くなるだろうと心配ですが、それを超えようとする皆さんを、応援します!

 

 

藤木様患者様(愛猫めぐちゃん、ルシファーちゃん)

 

我が家の保護猫達は、人見知りなのですが、こちらの獣医師さんはとても優しいので先生のことが大好きです。自ら診療台に上がり、横になって診察を待っている猫もいます。

 

難しいことも親身に相談に応じていただいて、いつも感謝しています。これからも先生に診て頂きたいと思っています。

 

サイモン様&しょうこ様|お散歩ボランティア

 

お散歩ボランティアでスタッフさんに会う時、スペイクリニック開業以来着実に実績を積み上げられているのを直接見聞きしています。スペイクリニックのことももちろんですが、普段の保護犬・保護猫に対する愛情のある接し方を見ていると、動物と社会がよりよい関係を築くために本当に一生懸命活動されていて、自分も少しでもお手伝い出来たら…と感じています。

 

必要な設備が導入できれば、今よりも環境が整うことでより多くの人にむけて間口が広げられることになると思います。【動物に対する医療】という高度なことを、実現に向けて全力を出しきる方々に託すことのできるプロジェクトです。自分の出来る範囲になってしまいますが、心から応援しています。

 


ご留意事項

※ご支援の前に必ず利用規約をご一読いただき、規約にご同意の上ご支援をお願いいたします。


※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。

 

※支援時にご回答いただく質問項目への回答は支援の確定後、変更できません。あらかじめご承知おきください。

プロジェクト実行責任者:
原田敦子(マザールーフ)
プロジェクト実施完了日:
2024年8月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

動物病院で使用する医療機器、医薬品の購入費用として活用します

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プロフィール

福岡市に平成16年にNPO法人マザールーフを設立しました。 当時、福岡では犬猫の殺処分数が全国でトップレベルという状態で、私たちの生活圏でも犬が捨てられていたり公園をうろうろしている犬を見つけることが多く、保護したことがきっかけでした。 私たちは人と犬・猫とのより良い社会共生を目標に、殺処分ゼロを目指した啓蒙活動、保護犬・猫の里親探し・譲渡などの活動をしています。 これまでに数多くの犬や猫を保護し、里親さんに譲渡したり、里親さんに譲渡していない犬や猫をずっと育成してきました。現在もマザールーフで保護犬・猫を育成しており、地域猫も育成しています。 これまでに多くの犬や猫を育てていく中で、高齢になった子たちや様々な病気になった子たちと向き合ってきました。私たちの今までの経験を活かしてこれからの活動の一つとして必要とされている動物病院を作っていきます。どうぞよろしくお願い致します。

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リターン

3,000+システム利用料


全力応援コース|3,000円

全力応援コース|3,000円

・お礼のメッセージ
・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

支援者
175人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

10,000+システム利用料


全力応援コース|10,000円

全力応援コース|10,000円

・マザールーフの犬猫たちの写真(データ送付)
・お礼のメッセージ
・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

支援者
118人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

30,000+システム利用料


全力応援コース|30,000円

全力応援コース|30,000円

・マザールーフのHPへのお名前掲載(希望制)
・マザールーフの犬猫たちの写真(データ送付)
・お礼のメッセージ

・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

50,000+システム利用料


全力応援コース|50,000円

全力応援コース|50,000円

・月刊スキップHP&マザールーフのHPへのお名前掲載(希望制)
・ミニ感謝状
・クラファン限定オリジナルポストカード(1枚)
・マザールーフの犬猫たちの写真(データ送付)
・お礼のメッセージ

・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。
※希望される方は広告宣伝費等の領収書を発行することも可能ですので、ご相談ください。(寄付金控除型のプロジェクトではございませんので、ご注意ください。)

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

100,000+システム利用料


全力応援コース|100,000円

全力応援コース|100,000円

・月刊スキップHP&マザールーフのHPへのお名前(or企業名可)&企業ロゴ掲載(希望制)
※ロゴ掲示を希望される方は別途2024年4月中にご連絡します。
・ミニ感謝状
・クラファン限定オリジナルポストカード(3枚)
・マザールーフの犬猫たちの写真(データ送付)
・お礼のメッセージ
・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。
※希望される方は広告宣伝費等の領収書を発行することも可能ですので、ご相談ください。(寄付金控除型のプロジェクトではございませんので、ご注意ください。)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

300,000+システム利用料


全力応援コース|300,000円

全力応援コース|300,000円

・月刊スキップHP&マザールーフのHPへのお名前(or企業名可)&企業ロゴ掲載(希望制)
※ロゴ掲示を希望される方は別途2024年4月中にご連絡します。
・ミニ感謝状
・クラファン限定オリジナルポストカード(3枚)
・マザールーフの犬猫たちの写真(データ送付)
・お礼のメッセージ
・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。
※希望される方は広告宣伝費等の領収書を発行することも可能ですので、ご相談ください。(寄付金控除型のプロジェクトではございませんので、ご注意ください。)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

500,000+システム利用料


全力応援コース|500,000円

全力応援コース|500,000円

・月刊スキップHP&マザールーフのHPへのお名前(or企業名可)&企業ロゴ掲載(希望制)
※ロゴ掲示を希望される方は別途2024年4月中にご連絡します。
・ミニ感謝状
・クラファン限定オリジナルポストカード(3枚)
・マザールーフの犬猫たちの写真(データ送付)
・お礼のメッセージ
・活動報告書

---
※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。
※希望される方は広告宣伝費等の領収書を発行することも可能ですので、ご相談ください。(寄付金控除型のプロジェクトではございませんので、ご注意ください。)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

プロフィール

福岡市に平成16年にNPO法人マザールーフを設立しました。 当時、福岡では犬猫の殺処分数が全国でトップレベルという状態で、私たちの生活圏でも犬が捨てられていたり公園をうろうろしている犬を見つけることが多く、保護したことがきっかけでした。 私たちは人と犬・猫とのより良い社会共生を目標に、殺処分ゼロを目指した啓蒙活動、保護犬・猫の里親探し・譲渡などの活動をしています。 これまでに数多くの犬や猫を保護し、里親さんに譲渡したり、里親さんに譲渡していない犬や猫をずっと育成してきました。現在もマザールーフで保護犬・猫を育成しており、地域猫も育成しています。 これまでに多くの犬や猫を育てていく中で、高齢になった子たちや様々な病気になった子たちと向き合ってきました。私たちの今までの経験を活かしてこれからの活動の一つとして必要とされている動物病院を作っていきます。どうぞよろしくお願い致します。

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