入院患者様のお食事を作る厨房です。
ごく一般的な厨房ですが、この光景に私どもは胸がいっぱいになりました。

 




院内で、一番大きな被害を受けた場所であったからです。


(泥水の下に、地下へ続くスロープがあります)


天井を超える高さまで浸水しました。泥水をバキュームカーで排出し、ようやく人が立ち入れる水位となったのは、水害から10日後の9月21日でした。

 

足を踏み入れた職員は、一様に言葉を失いました。

 

 

ひどい悪臭でした。大型の厨房器具が横転し、床にあらゆるものが散乱し、天井には木の枝がひっかかっていました。懐中電灯で泥の中の足場を探し、被害状況を確かめるほど、暗い気持ちにならざるを得ませんでした。

 

 

しかし今、ふり返えると「奇跡の復興!」をスローガンに歩み始めた再建活動が勢いづいたのは、この日だったようにも思えます。

 

背中を押してくださったのは、ボランティアの方々でした。

 


 

日々忙しく過ごされている方々が、休日を返上し、当院の復旧に力を尽くしてくださっている。そうと知ると、私たちが悲嘆にくれているわけにはいきませんでした。

 



被害が大きかったエリアの復旧をスピーディーにおし進めてくださったことが、職員の不安を払しょくし、再建への気持ちを奮い立たせました。

 

 

エレベーターのドアも歪んでいました[水害から10日後の9月21日]

 

きれいになりました!(左手に少し見える階段は修復中)[11月24日]

 


[9月21日]


[11月24日]

 


[9月21日]


[11月24日]

 


[9月21日]

 

[11月24日]

 

2か月ぶりの厨房復旧とあって、昨日は午前4時から出勤し再開の準備にあたりました。そして本日25日よりこの厨房で入院患者様のお食事をつくりはじめます。

職員の笑顔が地下の厨房を一段と明るくします!

 


9月21日に限らずボランティアの方々からいただき、私どもが励まされたのは「人手」以上に「気持ち」でした。応援してくださる皆様のお気持ちにも、あらためて感謝申し上げます。いつもありがとうございます。

 

資金面においては、今なお、厳しい戦いが続きますが修繕工事は順調です。

12月6日の完全復旧を目指し、現在、全職員で再建活動を進めております!

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