食うことすらできないのに、「勉強」なんて言ってる場合か。

 


そう言われてしまえば、返す言葉もありません。



実際、子どもたちは日中働いているため、
時に昼ごはんを逃してしまう子もいます。
朝、親が野菜を買う時間やお金がないという理由で、弁当を持たせることができないのです。育ち盛りの子どもたちが、一日一食しか食べられないということもあります。

 

親だって子どもだって、まずは生きるために食べ物を確保することが
何よりも大切でしょう。

 

 

そこで、今回引換券の中に、「学校が終わった後におやつを配れる券」を用意しました。

 

 

(おやつの例 モヒンガー)

 

おやつ(軽食)の例は、
ミャンマーで親しまれている、栄養価のある魚や中華風のスープ緬です。

 

ミャンマーの他の地域の夜間小学校や、道徳倫理を教える仏教学校では、

こうしたおやつ(軽食)を子どもたちに振舞う機会を定期的に持っています。

それにより、子どもたちの学校への出席率を高めているという事例がたくさんあります。

 

日本も戦後、ほとんどの子どもたちが学校へ通えるようになったのは、
まず給食制度を整えたからだと言われています。

学ぼうとするためには、まず人間の基本欲求である「衣食住」を満たす環境を整えることが先決だといえます。

 

私たちが事業を行う夜間小学校の村でも、

地域の人たちの力を借りながら、子どもたちにこうした食事を振舞う機会を、
時々でもいいから作れればと考えています。
そして、「ご飯も食べれるのだから、学校へおいで」と、声をかけたいと思います。

 

村の人たちの協力を得なければいけないので、
地域が一丸となって団結し、子どもたちの勉強を応援する機会にもなると考えています。

 

学ぶために、まず食を。

 

子どもたちが学校へ少しでも通いやすくなる環境を整えていく、

その第一歩として、
ぜひ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


中原亜紀

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