【教育・社会福祉への道を諦めない】困窮学生支援プロジェクト

みなさま，大変ご無沙汰しております。プロジェクト代表の中村です。

 

現在，しっかりと学生スタッフはその後の後処理

 

お約束していた”ミッション”に向けて会議しております(笑)

 

 

それとは別に，今回のプロジェクトに参加した学生に成長のきっかけにならないかなとアンケート調査をしたので，その結果を報告したいと思います。

 

と言っても，人数が少なすぎて，示唆程度のものです。

が，実際に側で関わった教育者としての実感とすり合わせ納得のいくものです。

 

今回，スタッフ学生（とその友人に協力してもらいプロジェクトに関わっていない学生）には，「自尊感情」「Grit(根気・一貫性)」「居場所感」について複数時期に尋ねました。

 

以下では，9月と12月の最初と最後のアンケート結果の差について示します。

※2時期に回答している全調査協力者数が10人未満のため，あくまで参考です※

 

 

はい，わかりにくいですね(笑)

 

ポイントをいくつかまとめると。

 

(1) [!!] 基本的にスタッフの数値，元が低い！！

→協力してくれた友人ができる子だった！今後はもっと人数増やす！

 

(2) [+] 学科Aのスタッフ学生たちの「Grit根気」と「居場所感」の伸びは高い！

(3) [+] 学科Bのスタッフ学生たちの「Grit根気」が高くなった！

→これがこの取り組みの強みかも！！？？

 

(4) [−] 学科Bのスタッフ学生の「居場所感」の一部，むしろ下がった！！

→コロナのせいかも！？　ただ，「自己有用感」などは"うまくいかない経験"，"もっとしたい気持ち"などから厳し目につけることも考えられるので一概に[−]とは言い切れない。→今後はもっと人数増やす！

 

(5) [−] 学科Cのスタッフ学生の数値の変化が乏しい！ 

→努力や成果を認めるようなケア不十分だったかも(遠隔なのもあった)

 

 

ただ，数値では出しきれないところですが，本当に学生は努力し，たくさんの時間をかけて良い経験をしたと思います。自由記述には次のような肯定的な意見がたくさん書かれました。

 

こう言った取り組みの対象者数を増やし，今後も成長を見ていきたいと思います。

(文責：中村孝)