令和六年中山農村歌舞伎　無事奉納できました

令和の大改修工事が完了して初めてとなる中山春日神社奉納歌舞伎が、昨日9月29日㈰無事奉納されました。

倒壊の危機とまで言われたこの舞台で、歌舞伎を続けられるようになったのも、ご支援いただいたすべての皆様のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。

通常よりも2週間日程を早めたため、暑さと台風が心配だったのですが、曇り空ではあるものの雨は降らず、そして暑過ぎず比較的良いコンディションでの奉納となりました。その点は本当に良かったと思います。

肝心のお芝居ですが、子供歌舞伎で役者の一人がセリフが飛んでしまって、終了後悔しくて奈落で号泣してしまったり、大人の演目もセリフが出てこず一瞬芝居が止まったり、舞台に出しておかなければいけない道具を出し忘れていたりと、細々としたトラブルはありましたが、おおむね順調に良いお芝居が披露できたのではないかと思います。

さて、この日クラウドファンディングのリターンのひとつ「奉納歌舞伎ご招待　わりご弁当付き」も、無事提供することが出来ました。

ご招待する皆様の席の場所をどこにするか。当日皆様の案内や対応を誰がするのか。そのオペレーションはどうするのかなどなど、当日動けるメンバーで集まって何度も打ち合わせを行いました。

いろいろな事態を想定して事細かく動きを決めたつもりだったんですが、果たしてうまく機能させることが出来たのかが今でも気になっています。

しかしながら、歌舞伎自体は役者の頑張りのおかげで、良いお芝居が披露できて喜んでいただけたのではないかと思います。

そして、もう一つのリターン「名入れ奉賛提灯の奉納」も無事行うことが出来ました。

この奉賛提灯は、これからも奉納の日に飾らせていただきます。

長かったクラウドファンディングの活動もいよいよ終わりが見えてまいりました。残る未提供のリターンは記念碑のみ。現在は石塔屋さんに発注し制作の真っ最中です。設置完了時期はまだ未定ですが、11月中旬までには設置ができる予定です。出来上がりましたらこちらでお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。