このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています

\かけはしサポーター/難聴者の「学ぶ」「働く」を応援する社会づくり

\かけはしサポーター/難聴者の「学ぶ」「働く」を応援する社会づくり
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

52
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

    https://readyfor.jp/projects/nancho_kakehashi?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2023年01月12日 16:17

「職業そらいろ」という振り返ると恐ろしい時期を経て

皆さん、こんにちは!
岩尾です。

 

おかげさまで、現在29人の方の応援を頂いていまして、

第一目標1/21までに35人に対して、あと6人まできました!

引き続き、応援を募って参りますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、今日は、せっかくなので、言葉のかけはしを立ち上げるに至った経緯や思いなんかをお話ししようと思います。
多分長くなるので(笑)、何回かに分けてお話しします。

 

実は、noteに河原が「広報活動編」として、すでに2テーマ書いています。

https://note.com/kotoba_bridge/m/ma138e111448d

 

僕はまだ全く書いてなかったので、こちらから書いていこうと思います。

河原の広報活動編と一緒に読むと、面白さ3倍です(笑)!

 

それでは、言葉のかけはし立ち上げ物語「情熱おじさん編」始まります(^^ゞ

 

 

まず、2017年の12月に難聴の子を持つ家族会そらいろを立ち上げました。
娘が2歳児の時です。


実は、家族会とかを作る気は全くありませんでした。
というのが、うちが通っていた療育センターは非常に信頼できるセンターで、家族会を作りたいという考えさえありませんでした。

 

きっかけは園長懇談でした。
当時、療育に行きたいけど、定員オーバーでセンターに通えない家族も結構いるという噂を聞きました。
うちも、最初にセンターに連絡したとき、最初の診察まで3ヶ月待ちでした。
でも、この難聴の診断が出て、療育センターに通えない3ヶ月間というのは、地獄の3ヶ月です。気が気じゃありません。


何かやった方がいいんじゃないか?

でも何をすればいいのかわからない。

3ヶ月ものうのうと過ごしていいのか?

本当に気が気でない地獄の3ヶ月です。

 

なので、もし、そういう状態の家族がいるなら、アドバイスとかはできないけど、まず話を聞くぐらいはできるので、手伝いますよと園長に言ったんです。

 

そしたら、集団療育は確かに入れない家族もいるけど、個別療育は全て受けているから、通えないで待っている家族は今はいないとのことでした。
それならいいんだけどと思ってたら、
「そういうことがしたいなら、家族会を作ったらどうですか?うちも前はあったけど今はなくて。」
と言われました。

 

いや、そういうことがしたいわけじゃなくて、困ってる家族がいるなら助けになりたいと思ったんです。
僕らも本当に困ったので。


でも、入れなくて待ってる家族がいないならいいんです。
ということで、この件は僕の中で終わりました。

 

終ったんです。

 

終ったんですけど・・・

 

「家族会」っていうのが、何かひっかかったんです(笑)

僕、引っかかると、ちょくちょく考えるんです(笑)

 

で、ちょっと思ったのが、
この信頼できる療育センターは、小学校に上がったら使えなくなるんです。
小学校に上がったら、ろう学校にいかなかったら、専門機関のようなものがないんです。
これは地域ごとに違います。

 

当時、難聴特化の放課後等デイサービスが福岡市にはありましたが、僕は知ってたかな・・・多分知らなかったと思います。
だから、小学校に上がったらどこも専門機関がないと思っていました。

 

そして、僕は就職支援、キャリア支援を専門にしていましたので、難聴の子たち、就職は厳しいんじゃないかと思いました。
少し調べてみると、案の定厳しそうでした。

 

「ここは、僕が何らかサポートできるはず。
サポートできれば、子どもたち少しはやりやすくなるんじゃないかな・・・」

 

あともう一つ。
僕の娘が難聴と診断されたとき、当然ながらインターネットで難聴のことを調べました。
今まで何も知らなかったので。

 

そして、出てきた情報は、99%が気が滅入るネガティブな情報だけでした。

 

確かに必要な情報ではありました。
でも、とにかく気を滅入らされるんです。

さすがの僕も、一時期、本当に気持ちが落ちました。


でも、僕は幸運なことに1%のポジティブな情報に出会いました。
当時プロボディボーダーの堀 由美恵さん。

 

彼女のブログを見て、難聴でも人生を楽しんでる人がいるんだ!ということが知れて(著書も読んで、当然辛い出来事もあったというのはわかってますが)、だったらうちの娘も絶対できる!と、前を向けたんです。

 

そして、娘は当時2歳児。3歳になったぐらいですかね。
ネガティブなことばかりでは、当然ないんです。
家族で楽しく過ごしてますし、娘も楽しんでるんです。

 

昔の僕のように、スタートの時点で気が滅入っては、希望も無くなってしまう。
自分自身が体験している希望ある事実を多くの難聴の子を持つ家族に伝えたいとも思いました。

 

まあ、これは家族会を作らなくてもできますが、でも、この3つを思うと、家族会作ろうかなという考えになったんです。

 

そこで、同期のお母さんたちに家族会作らん?って誘って、いいよと言ってもらえたので、準備を始めて、2017年の12月に発足しました。

 

実は、その頃、僕、個人事業だったんですけど、仕事がガタ減りで、生活できないので、転職活動を始めていました。

 

転職活動、一応プロなんですけど(笑)、やっぱりですね、44歳で講師業やってた奴で、組織での課長とか部長の経験がない人間だと、使いどころがないので採らないですね(苦笑)

まあ、療育のための平日休みとかも条件だったってのはありますけど、落ちまくってですね(苦笑)、はい、言い訳させてください(笑)
あ、僕が相談を受けた人たちは、結構内定決まってますので難聴者のための就職支援セミナーはご安心を(笑)

 

もう、子どももいるのに仕事もなくて、当然収入なくて、家族会そらいろのホームページなんかを作ってて、職業「そらいろ」でした。


いや、楽しいんですけどね、そらいろではお金入ってこないんですよ(笑)
何をやってんだか(笑)

 

まあ、知り合いのツテでようやく再就職できましたけど、本当にすんでのところで首の皮1枚つながりました(^^;
我ながら綱渡りの人生です(笑)

 


 

その頃、構想を練っていた資料です↓

 

「大きくなったら分会?」とか書いてますね(笑)

多分、全国親の会とかがあったので、親の会って、広がるのかもなあとか考えてたかもしれませんね(笑)

 

あ、案の定長くなったので(笑)、明日またお付き合いください(^^ゞ

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/nancho_kakehashi/announcements/249136?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る