「大地の子」を見返しています

1995年にNHKで放映された「大地の子」を見返しています。

溢れる涙を止めることができません。

DVDの1巻には特典映像として1995年12月４日放送の「生活ホットモーニング」が収録されています。

ゲストは仲代達矢さん、上川隆也さん。

仲代達矢さんの言葉は、四半世紀を越えて今を生きる私の胸に迫ってきます。

「今、忘れてはいけないことだと思いました」

「中国に対しても、中国を侵略したことに対しても、申し訳ないと頭を下げる（略）最近の日本人はそのことを忘れて。残留孤児に対しても中国に対しても申し訳なかった、かつて歴史の中で。それは常日頃感じていたことなので。これ（大地の子）が放映されてすごい反響があるので日本は捨てたもんじゃないなと思っています」

「これはドラマですけど、山崎先生が8年間かけて調べて書いたもんですから、ある意味ドキュメンタリーなんです。真実の姿はこうなんです。残留孤児というのはこうなんですというのがこのドラマを見ると実感として分かってくる」

「ともかく、戦争は嫌だな。今、原爆の問題とか、まだ世界中のどっかで戦争をやってますけど、沖縄の問題にしても、もっと平和な世の中が来るために、かつて亡くなった方の鎮魂歌としてこのドラマを見ていただきたい」