猫の介護服ケアテクト®プロジェクト終了のご報告。
【猫の介護服プロジェクトをご支援頂きました皆様へ】
こんにちは。吉田です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
プロジェクト達成から早7カ月・・この度ようやく猫の介護服ケアテクト®が完成致しました!!
まずは、今回このプロジェクトを見つけて下さり温かいご支援を多数頂きました支援者の皆様へ、心より感謝の気持ちと御礼申し上げます。
ありがとうございました!そして完成まで本当に長らくお待たせ致しました。
こちらが完成したCARETET®です(^^♪
公式サイトも出来ました。https://caretect.net/
こちら↓はLサイズ。※Mサイズ以外は刺繍の部分がタグになっています。
ベルトも面ファスナーも全部開いた状態です。
お腹の部分は防水で、血液や膿がついても洗い流しが簡単で安心です。
↓こちらは開いたところを裏側から見た感じです。
着せる時にはこちらが腹側なので、ややこしいでしょうか!?
支援者様にご意見を頂き、ベルトを通すためのベルト通しを付けました。
☆着せ方の手順☆
【達成からの経過とプロジェクト終了のご報告】
プロジェクト達成後はまず、試作と試着を繰り返しました。
ケアテクト®を作り始めて、猫は体重が同じでも身体のサイズの個体差が大きいことを知りました。
また、ルーズスキンというお腹の皮膚がびよーんと伸び垂れている状態のコもいます。ルーズスキンの猫ちゃんが身近にいなかったので、こういった事も知りませんでした。
猫の服のサイズ調整は非常に難しくここで結構時間がかかったのですが、ようやくサイズが決定。そしていざ本製品を製作!!という段階で、縫製工房から生地が入荷しないとの報告を受けました・・・コロナの影響でした。
ケアテクトには特殊加工された糸を紡いだ生地を使っています。
糸の加工がストップしているとのことで、生地自体の完成待ちに大幅に予定が遅れてしまいました。こちらでは生地待ちの進捗もご報告しておりましたが、ここまで時間がかかるとは思いませんでした。本当に申し訳ありません。そして、気長にお待ち頂きありがとうございます。なんとか無事に製作出来てほっとしています。
ご支援頂いた皆様の中にもお仕事や日常生活に影響があった方もいらっしゃると思います。
未だ世界中で続いている災害ですが、そんな経験したことのない状況の最中でも、他者や動物に対して手を差し伸べることが出来る素晴らしい人々がこんなにもいるということを私はこのプロジェクトを通じて実体験し、感動というとチープに聞こえるかもしれませんが、実際感動したのです。今日でプロジェクトは終了しますが、これからは私が皆様の気持ちを紡いでいきたいと思います。
「愛猫への想いを形に。乳腺腫瘍や怪我で苦しむ猫ちゃんに介護服を」プロジェクトは、ケアテクト®の完成と全支援者様へのリターンの送付完了を持ちまして、2020年10月、無事終了となることをご報告をさせていただきます。
【支援金の使用用途について】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額ケアテクトの開発資金と制作資金のために使用させて頂きました。
今回思っていた以上に開発試作の方に資金がかかり、当初はM,Lサイズ50枚ずつの製作と想定していましたがLサイズが50枚作れませんでした。
最終的にMサイズ50枚、Lサイズ20枚製作致しました。
【ケアテクト®の今後について】
READYFORでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、ケアテクト®と私の活動や夢は、もちろんこれで終わりではありません。
介護服は、必要になった時にすぐに手に取れる状況があることが最適と考えますので、今後はネットでの販売と並行して動物病院やペットサロン、ペットショップなどの実店舗での取り扱いを開拓していきます。ケアテクト®を取り扱っていただける業者様、ご友人やお知り合いがおりましたら是非ご紹介頂けますと幸いです。
今後の方向としましては、大企業では作れないニッチな介護服や用品を飼い主さんの声を聴きながら開発を進めていきたいと思います。(今日までに作って欲しいとのお声を頂き扁平上皮癌の自壊カバー用のネックプロテクターも作りました。)
そして、全国の飼い主さんに「介護服」の存在を認知してもらいたく、ケアテクト®を広めるために活動をして参ります。
いつかどこかの店頭でケアテクト®を見かける日が来たら、このプロジェクトと愛猫ラムのことを思い出して頂けると嬉しいです。
これからも一層頑張って参りますので、どうぞ応援よろしくお願い致します。
【ケアテクト公式サイト】
※ケアテクトのネット受注は下記サイトでも承ります。
業者様はメールにてコンタクト下さい。