ブリーダーも色々

いつも応援ありがとうございます！

今日はご寄付のお話です。

 

 

昨日「ゴシマヒデキ」様より５０，０００円のご支援を頂きました。

この方はアフガンハウンドとボルゾイのブリーダーさんです。

 

２０２０年１月に友人より飼育放棄の相談があり当時私が間に入り、里親様を見つけて譲渡しました。

 

ルシファーくん

 

セラフィーくん

 

当時大型犬のこの子たちを保護する場所がなく、写真を見ても分かるように管理ができていませんでした。悩んでいたところセラフィー君のブリーダーさんが二頭を譲渡までお世話してくれることになったのです。それがゴシマヒデキさんです。

 

 

今回のご支援はゴシマさんの所から譲渡したアフガンハウンドの女の子と、別のブリーダーさんから来たアフガンハウンドの男の子との間に子犬が産まれてしまい盛大に揉めたそうです。

 

母犬と子犬たち

 

私が知っている少ない知識の中では「血統」を大切にする犬種です。ドックショーに出たりマニアなファンも多いですよね。

 

当然、譲渡される際には「繁殖はしない」というのがルールで、今回はそれが反故にされたので揉めたそうです。

そうはいっても子犬が産まれてしまった現実を何とかしようと、片道３時間かけて子犬の育て方をレクチャーしに通ったそうです。

そして７頭中６頭が無事に育ち新しい飼い主様のもとへ旅立ちました。

 

この５０，０００円はその子たちの譲渡金の一部です。

 

飼い主さんは今回の事に責任をとって、２頭とも不妊去勢手術をすることにしました。

（男の子は去勢手術済み）

※アフガンハウンドは必要性を感じない限りやらない飼い主さんが多いです。

 

子犬たち（みんな幸せにね！）

 

 

ルールを破ったことは良くないことですが、相談に乗るべきブリーダーが飼い主を批判して、相談にのれていないということが問題です。飼い主さんは必要経費だけを引いた余ったお金を犬の里親探しをした事のある私のプロジェクトに寄付してくださいました。

 

 

私も譲渡をしていますが、譲渡するまでは自分の責任と判断で育て、譲渡してからも２４時間３６５日相談には乗りますよとお話してます。事実、不妊去勢手術が終わるまではサポートしていますし、手術が完了しているのを紙面でも確認しています。その後も日常生活で困ったときや、病気かもという時にも相談されていてアドバイスさせてもらっています。

 

ペットショップと違うのはこういうところでしょうね。

気軽に相談できて沢山の猫を育てた経験からのアドバイス。

プライスレスです。

 

動物を扱う方には命の事を最優先に考えてほしいですね。

血統とか血統書つけないよとか、そんなことどうでもいい・・

 

 

飼い主さんは責任を果たしましたし、再発防止もしてくださいました。

母犬ブリーダーのゴシマさんも批判されながらもご苦労様でした。

 

ご寄付は小さな命を守るために大切に活用させていただきます！

 

どうか飼い主様に届きますように・・・