年間７００頭の猫の保護譲渡を行うためシェルターを増設させてください

１月２７日は悲惨な多頭飼育崩壊現場に入りました。

 

 

１月２７日の夕方、

川越のシェルターで猫たちの世話をしていたとき、

１本の電話が鳴りました。

 

普段から仲良くしている

神奈川のおーあみ避難所の大網さんからでした。

 

「梅田さん、助けて～。いっぱい死んでるの。。。」

 

「多頭飼育崩壊？どこ？」

 

「板橋」

 

「１時間くらいかかりますよ」

「それに保護する場所がない」

「でも、とりあえずこれから行きます」

 

キャリーを３つだけ

車に積んで走り出しました。

 

 

 

マンションの入り口に近づくにつれ鼻につく悪臭。

多頭飼育崩壊現場の臭いでした。

 

 

 

玄関を開けたとたん、その何倍もの悪臭が鼻に突き刺さりました。

 

 

 

東京のボランティアさんとおーあみ避難所の大網さんが先に入って

水をあげると、みなものすごい勢いで水を飲んだということでした。

 

 

 

持っていったウェットフードを出したら、

みなすごい勢いで食べていました。

 

１２月に飼い主の女性が病死して、

後に旦那は警察に逮捕され

部屋に１月以上も残されていた猫たち。

 

 

 

１２月に飼い主の女性が病死して、

後に旦那は警察に逮捕され

部屋に１月以上も残されていた猫たち。

 

 

警察も行政も

猫がとり残されていることを知っていたのに

放置していました。

 

 

部屋には餓死したであろう

猫の遺体がたくさんありました。

 

 

 

東京のボラさんも

大網さんも、そしてねこかつも

保護する場所が空いていない。。。

 

でもこの場所に猫を放置したくない。

 

捕獲作業がはじまりました。

 

 

 

遺体も回収し、

おーあみ避難所さんが

火葬してくれることになりました。

 

 

 

この日、深夜までかかり

部屋で生き残っていた猫

３６頭全頭を保護しました。

 

内訳

東京のボランティアさん６頭

おーあみ避難所さん１１頭

しっぽたちの物語８頭

ねこかつ１１頭

 

保護場所が空いていない状態で

保護してしまったので、

川越のシェルターに戻り

深夜３時過ぎまで作業が続きました。