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2025年07月10日 19:30

【プロジェクトにかける思い】命の淵から繋いだ奇跡。痛みのない、穏やかな余生を過ごさせてあげたい。

ご支援額が、本日100万円に到達しました!皆様、たくさんの応援を本当にありがとうございます!

 

今日はプロジェクトにかける思いとともに、ハイシニア猫・くりちゃんのお話をさせてください。

 

夏の焼けるような日差しの中、私たちは信じられない光景を目の当たりにしました。

クーラーもない閉め切られた車内。ハッチの扉だけが開けられ、その中にいた一匹の高齢猫「くりちゃん」は、口で苦しそうに呼吸を繰り返し、ぐったりとしていました。

 

「治療費が払えないから連れて帰る。」

 

多頭飼育の現場から、飼い主自身によって動物病院に運び込まれたものの、治療費が壁となり、再び過酷な環境へ戻されようとしていました。

 

 

私たちはすぐさま飼い主から所有権を放棄してもらい、くりちゃんを腕に抱いて病院へと走りました。

 

診断は、高齢による衰弱と、命に関わるほどの重度の脱水。もし出会うのがあと少し遅ければ、きっと助からなかったでしょう。

 

それが、くりちゃんとの出会いでした。

 

 

当初、くりちゃんは自力で水を飲むことさえできず、毎日の点滴が欠かせませんでした。しかし、私たちの心配をよそに、くりちゃんは力強い生命力で、差し出されたご飯を一生懸命に食べてくれたのです。その姿は「まだ生きたい」と訴えかけているようでした。

 

ようやく体力が回復してきた矢先、新たな試練がくりちゃんを襲います。

突然の左半身麻痺。脳梗塞か、脳腫瘍か…。

 

しかし、ここでもくりちゃんは奇跡を見せてくれました。

1週間の投薬治療の末、よろよろとではありますが、再び自分の足で歩けるまでに回復したのです。

 

 

そんな生命力あふれるくりちゃんが、最近、お口の激しい痛みでご飯を食べられない日が増えてきました。痛み止めでなんとか凌いできましたが、見ていることしかできないのは、あまりにも辛い。

 

この子の残された時間から、「痛み」という苦しみを取り除いてあげたい。

 

高齢のくりちゃんにとって、全身麻酔を伴う抜歯手術は大きなリスクです。無事に目が覚めてくれるだろうか…正直、不安で胸が張り裂けそうでした。

 

しかし、私たちは、くりちゃんの「生きる力」を信じ、先生と相談の上、手術に踏み切ることを決断しました。

 

そして、くりちゃんは私たちの祈りに応えるように、手術を乗り越え、無事に麻酔から目を覚ましてくれました。

 

 

私たちは、目の前にある消えそうな命を見過ごすことができず、この活動を続けています。]

 

保護猫が、誰にも知られることなくひっそりと命を終えていく現実は、あまりにも多い。

 

 

助けを求める声に応え、一度家族として迎え入れたからには、その生涯に責任を持ちたい。譲渡には繋がりにくいシニア猫や、病気や障害のある猫たちにも、できる限りの医療を施し、穏やかで幸せな時間を過ごしてほしい。

 

それが私たちの偽らざる想いです。

 

くりちゃんには、腎臓の疾患も見つかっています。

 

日々のケアはもちろん、今回の抜歯手術のように、その時々で必要となる医療費は決して少なくありません。

 

このプロジェクトでいただくご支援は、くりちゃんがこれからも痛みに苦しむことなく、穏やかな毎日を送るための大切な医療費として、責任を持って充てさせていただきます。

 

くりちゃんが私たちに見せてくれる、ハイシニア猫ならではの愛おしさ、そして、生きることの尊さ。これからも、伝えていきたいと思っています。

 

 

どうか、くりちゃんのこれからの「1年、また1年」を支える仲間になっていただけないでしょうか。

 

温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。


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