歴史ある市民コンサートを若者の力で復活させたい！＠練馬区

　皆様、初めまして！

　ねりま市民コンサート実行委員会の荒武真伍と申します！

　大学3年生の時に日本フィルハーモニー交響楽団のインターンシップに参加したご縁で、今回の市民コンサートの企画に参加しています！

　実を申し上げますとこの実行委員会は何度かファイナルコンサートを開催しています。つまり何度も解散の危機に直面しています。ゾンビではないですが、ゾンビみたいですね。ではなぜこのように何度も復活できるでしょうか。それは「クラシックを聴きたい！」というお客様の声が絶えないからです。表には出てこない声なき声としてあるからこそ、何度も続けることができています。しかし何度も潰れてしまっては声なき声に応えることができません。それゆえ、今回の復活記念コンサートで「復活」という文字を今後使わないようにしないといけないのです。そのために皆様のご支援が必要不可欠なのです。その上皆様のご支援が無ければ、クラシック音楽の伝統の灯がまた１回り小さくなってしまいます。なぜならば、クラシック音楽は代々宮廷などの金持ちがパトロンになって宮廷の余興として行われていただけでなく、地域の一般市民のための娯楽としても大きく貢献していました。ただしかし、地域のための方は地域の方々が共同出資でオーケストラの財政を支えていました。これはゲヴァントハウス管弦楽団が元祖です。このような取り組みが１つ減ることによって、伝統文化の衰退に拍車をかけてしまいます。卒業論文としてオーケストラの財政の歴史について述べた私としては、非常に残念なことです。

　「聴きたい！」という声とクラシック音楽の伝統を維持していかなければいけない使命がある限り、この実行委員会をゾンビにするわけにはいきません。その第１歩としてこのコンサートを成功させなければなりません。それゆえ、皆さまからの温かいご支援、ご協力を必要としています。重ねてお願い申し上げます。

　ご支援のおかげで今後も継続できるようになりましたら、音楽監督のA.ラザレフ、首席指揮者P.インキネン、正指揮者山田和樹など（各敬称略）によって日々進化していく日本フィルサウンドを身近に間近で堪能いただけます。

以上、荒武真伍でした。コンサート成功に向けて、精一杯頑張ります。
何卒よろしくお願い致します。