【西宮花火大会2020〜忘れない、いま私たちにできること〜】
この度は「西宮花火大会2020~忘れない、いま私たちにできること~」にご支援いただきまして誠にありがとうございました。
皆様のご支援を受けまして、目標金額5,000,000円に対し、支援者総数234名、支援総額5,074,000円を達成することができました。本当にありがとうございます。
おかげを持ちまして、2月9日午後6時、1,146発の花火が西宮の夜空に打ち上がりました。
当日は、最高気温6.8度、最低気温1.5度の冬の寒さが厳しい日ではありましたが、約6,000人が会場の新西宮ヨットハーバーまで足を運んでくださいました。
会場では、震度7までの地震の揺れを体験することができる起震車や、防災活動に取り組む大学生による防災カードゲームなどの防災展示ブースが来場者を楽しませてくださり、飲食ブースでは、西宮市内のお店だけでなく、過去に大きな自然災害を受けた地域(福島県、広島県、熊本県、千葉県など)に関わるお店にも出店をいただきました。
また、今回の花火大会では、防災企画として、西宮市内の小、中学生1,146人に、阪神・淡路大震災から25年の今年、当時のことを学び、将来訪れる自然災害に対して、私たちは今なにができるかを考えていただき、桜の型のシールにメッセージを記入していただくという企画を実施しました。子供たち一人につき2枚書いていただき、1枚を花火に貼り付けて冬の夜空に届け、1枚を当日の桜の木ボードに貼り付けました。
会場の入口に展示した桜の木ボードは、当日来られた多くの方に見ていただきました。一生懸命考えた子供たちのメッセージはまっすぐで素晴らしく、私たち大人も改めて考えさせられる機会になりました。
当日展示したこちらのボードは、現在西宮青年会議所の事務局に飾らせていただいています。
そして、日が沈み始めた午後6時、カウントダウンと同時に1,146発の想いを乗せた花火が西宮の夜空に打ち上がりました。
25年前、甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災。西宮のまちは人々の力により復興を遂げ、今はその傷跡をみることも少なくなりました。しかし、当時の被災状況、全国各地からの支援、まちの人々のエネルギーを後世に伝えることなく風化させてはならず、私たちは当時のことを立ち止まって振り返り、当時を知らない人たちへ伝え、将来の自然災害に対する備えを考えていく必要があるのではないかと思います。
そのような想いを込めて、今回の花火大会を企画、実施させていただきました。
今回、皆様がご支援していただきました支援金は、そういった想いの実現のために使わしていただきました。防災のメッセージを伝える花火大会だからこそ、当日、事故や怪我が起こっては決してならないと思い、会場の警備、設営には入念な準備をしてまいりました。そのために想定以上の開催費用がかかってしまい、皆様のお力をお借りすることになりました。
そして、皆様の温かい支援をもちまして、当日は大きな事故もトラブルもなく、花火を楽しんでいただくことができました。
改めまして、この度はご支援いただき誠にありがとうございました。
今回の花火大会を開催するにあたり、多くの方にご協力をいただきました。この御恩をまた別のかたちに変えて、多くの方にお返ししていきたいと思います。
そのためにも、私たち西宮青年会議所は、今後もまちのため、そこに住まう人のために何ができるかを考え続け、活動をしてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人西宮青年会議所メンバー 一同


















