おはようございます。日に日に秋めいてきました。朝晩は寒いくらいです。

今日は、烏城焼にまつわる「どうして?」と疑問に思う・思われていることについて、父がいつも答えている話をお伝えしたいと思います!

 

 

【エピソードその1  どうして薪の窯にこだわるのか・・・・】

私たち子供はいつも薪を運ぶ手伝いをしてきました。

子供ながらにとても疑問に思っていたこと。

それは、学校が終わった後、休みの日曜日、こんなにも薪を運ぶ手伝いは大変なのに、どうしてそこまでして、薪の窯で作品を焼くのか?

この質問をした時、父はこんなことを話してくれました。

「焼き鳥やさんで、焼き鳥を食べる時、ガスで焼いた焼き鳥よりも、炭火で焼いた焼き鳥の方が美味しいだろう?」という返答でした。

子供ながらにとても納得した事を覚えています。だからといって、私たちの薪の手伝いが楽しくなるわけではないのですが・・・・。

 

 

 

 

【エピソードその2  どうして長い窯にこだわるのか・・・・】

お客さんから「どうして長い窯で焚くのですか?そこまで長い窯にしなくても短い窯で何度も焚く方がコストも時間もかからないし楽ではないですか?」

と質問されると父は「空手の練習をして、何枚も重ねた瓦を割ろうとしている人に、ハンマーで割れば楽ではないのですか?というのと同じだ」というような事をよく言います。

瓦を割る為にはそれなりの練習を重ね、技を磨き、精神を鍛えなくてはならない。その上での瓦割りであり、そこまで行く過程が大事だというのです。技を磨けば試してみたくなり、挑戦したくなるのだと言うのです。

  

黒石で窯を作り始めた頃の父

 

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