5月8日、ファミリーパークのつがいで今年初めての産卵が確認されました。

 

                    ライチョウの卵

             (ウズラの卵より少し大きい)

 

恩賜上野動物園、富山市ファミリーパーク、大町山岳博物館、那須どうぶつ王国のライチョウ飼育園館では今年の繁殖に向けて、各園館それぞれで繁殖の準備に取り組んでいます。

 

今回、今年最初の産卵がファミリーパークで確認されましたので、ここまでの状況をお知らせします。 

 

ファミリーパークでは昨年と同じつがいで繁殖に取り組みます。

 

              2016年生まれのオス

 

                2016年生まれのメス

 

今年のいちばんの課題は「産卵数をいかに野生の産卵数(6~7卵)に近づけるか」です。

実は昨年は20個の産卵があり、そのうちの羽化数は3羽でしたので、この改善が大きな目標です。

具体的には給与する飼料の栄養の調整や、営巣や抱卵環境の整備などに取り組んでいます。

 

また、昨年は専用ケージを使っての繁殖でしたが、今年は富山市により新しいライチョウの繁殖施設を増設していただきましたので、広い部屋を使って繁殖に取り組むことができるようになりました。

そこで4月10日に新しい繁殖の部屋にライチョウを引越しさせました。

そして部屋に馴らしてから、4月14日からお見合いを開始しました。

 

 

               お見合い中のオスとメス

       (2羽の間は金網で仕切られています)

 

昨年と同じつがいでしたので特にトラブルもなく、4月24日から毎日、時間を制限しながら同居をさせました。

お互いに昨年と同じ相手でしたので、相性も良さそうで、繁殖への期待が大でした。

 

4月24日から毎日時間を決めて同居をさせてきましたが、5月4日に初交尾が確認され、以降毎日、1~2回程度の交尾が観察されていました。

今年は初交尾後4日後の産卵で、昨年の例では初交尾が観察されてから、9日後に産卵があったので、今回は予期せぬ産卵でびっくりするとともに、ホッとしたということも正直な気持ちでした。

今後、野生のライチョウの産卵数である7個までの産卵を注意深く観察していく予定です。

 

                   メスの部屋全景

 

この後、パーク以外の園館でも様々に繁殖行動が観察されていくと思いますので、随時、お知らせしていきたいと思います。

 

 

 

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