ヒナたちを人工育雛に切り替えました~富山市ファミリーパーク~

 今年は母鳥にヒナを育てさせる人工育雛に取り組んできましたが、残念ながら母鳥がうまくヒナの世話をしなかったため、ヒナを母鳥から隔離して、人工育雛をすることに変更しました。

 

 7月3日から4日にかけて8羽のヒナが孵化し、5日の朝からは母鳥とともに孵化した巣を離れ、飼育している部屋の中を動き回るようになりました。その後、すぐに1羽のヒナが衰弱して死亡しましたが、残った7羽のヒナは元気いっぱいでした。

 日中、母鳥はたくさんのヒナの目配りにてんてこ舞いをしていて、自分のおなかの下にヒナたちを呼び寄せようと、ヒナたちを小突いたり咥えたりして一時も気が休まらないといった様子でした。そうするうちに母鳥の過剰な行動によって、1羽、また1羽と元気がなくなるヒナが出てきて、母鳥から離して飼育することにしました。

 夜になって、夜の間は落ち着いていましたが、6日の朝からまた母鳥の行動が激しくなり、また1羽のヒナが元気がなくなったため隔離(その後、死亡する)したところ、その後さらに1羽が衰弱し、間もなく死亡するということが生じました。

 このため、母鳥のもとに残っていた3羽のヒナすべてをケージに収容して、人工育雛に切り替えることにしました。

残念でしたが、ヒナたちを無事に生育させることを最優先に苦渋の選択をしました。

 

ケージに収容したヒナたち(ライチョウのぬいぐるみ〔左〕を親代わりに入れています)

 

 今後、残った5羽のヒナたちについては昨年までの技術や実績に基づいて、人工育雛に取り組んでいきます。人工育雛がひと段落したら今回の経緯を検証して、来年に再び取り組む自然繁殖につなげていきたいと思っています。

 引き続き、ヒナたちの人工育雛にスタッフ一同、精一杯頑張ります。

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