ライチョウに会いに行ってきました。

　待ちに待った立山黒部アルペンルートが4月15日に開通しました。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開通が6月下旬までずれ込み、繁殖期のライチョウたちに会うことができず、残念に思っていました。今年は幸い感染防止対策も徹底されたうえで例年通りの開通となりましたので、翌日の16日にさっそくライチョウに会いに行ってきました。

　当日は時折、吹雪にもなるようなあいにくの天候でしたが、この時期ならではの全身白い羽のたくさんのライチョウに会うことができました。オスたちのなかには首筋に黒い羽が生え始めている個体もいました。また、つがいになりかけのオスは目の上の赤い肉冠が色鮮やかで、白い全身に非常に映えていました。

　ちなみに動物園で飼育しているライチョウはもうすでに上半身が黒い羽に覆われています。野生のライチョウよりもおよそ1か月早く換羽が進んでいます。このことも今後の研究課題と考えています。（ファミリーパーク・石原）